【松下流・女磨き術③】顔色をワントーン明るく見せる、オレンジで作る簡単垢抜けフェイス



いつもと違うメイクなのに、誰にも気づいてもらえない……

女性はファッションやメイクでガラリと印象を変える生き物。とは言っても、どれだけ変化をつけたつもりでも周りの人にそれを気づいてもらえなかったら、テンションは上がりません。「なんのために新しいコスメを買ったんだろう」「どうやったらいつもと違う印象を作れるの?」とむしろショックを受けることも。

今回、モデルとして参加してくれたCinqアライアンスメンバーの未莉さんは、どれだけメイクを頑張ったつもりでも「ナチュラルだね」の一言で片付けられてしまうのが悩みなのだとか。
特別濃いメイクをしたいわけではない、けれどできることならばメイクの力による変化を楽しみたい。そんなお悩みに美容家、松下侑衣花さんが挑みます。

いつもの自己流メイク

ナチュラルな雰囲気を持つCinqアライアンスメンバーの未莉さん。もともとハッキリとした顔立ちだからこそ、普段メイクも無難なカラーでまとめることがつい多くなってしまうのだとか。
自分なりに「今日は濃くしよう」と思ってメイクをしたつもりでも、結果はあまり変わらず……。どうやったらメイクの変化を楽しめるのかがわからないと言います。

時にはメイクによる変化も実感したい、それが女心。どんなアイテムをどうやって使えばいつもと違った印象を作れる? 早速使うアイテムをチェックしていきましょう。

いつものメイクをチェンジ! 使ったアイテム

写真左から CHICCA(キッカ) フローレスブロウ フラッシュブラッシュ05 /セザンヌ ラスティンググロスリップ 501/クラランス コンフォート リップオイル 05/セザンヌ クリームチーク ティント 05/M・A・C(マック)ミネラライズ スキンフィニッシュ ライトスカペード(フェイスパウダー)/ヴィセ リシェ クレヨン アイカラー BE-1

涙袋に光を集めて、ナチュラルなのに視線引き込む目元へ

松下さんがまず取り出したのは、アイカラーとしてもアイライナーとしても使えるヴィセの「クレヨン アイカラー」。細かいラメが入った、ベージュ色のアイカラーを目の下の涙袋に入れていきます。これによって、光が目元に集まり、より自然に瞳を大きく見せることができるのだとか。

「目の大きさを強調しようと極太ラインを入れてしまうと、作り物っぽく見えてしまうので、あくまで目元のキワに細く入れるのがコツです。このアイカラーは肌色になじむ色みで、塗ったことがわからないくらい自然なのに、ちゃんと涙袋をぷっくり見せてくれるからおすすめ!私もほぼ毎日使っています。(松下)」

いつもと違って見せる小ワザは「仕込みチーク」にあり

「ガラリと印象を変えたいときに変えるべきはやっぱりカラーアイテムですね!(松下)」

普段は全体的にナチュラルなベビーピンクやピンクベージュ系のアイテムを使うことが多い未莉さん。今日のメイクでは「これまで使ったことがない」というオレンジ系を使用。

セザンヌのクリームチークをまずはポンポンと指で広めにオン。チークは一つだけでまとめる方も多いけれど、このクリームチークは、顔を立体的に見せるための“仕込み”のためのチークなんだそう。ほんのりオレンジが色づいたところで、仕上げにキッカのチークをブラシで中心に重ねます。

「クリームチークを仕込みとして使うことで、発色、色持ちがアップ。クリームチークは控えめに入れるのがポイントで、自然に血色がよく見える効果があります。このセザンヌやキッカのように透明感のある発色のものを使えば、チークだけが不自然に浮いて見えることもないので、自然と肌に馴染み、普段使わないカラーでも抵抗なく使えるようになります(松下)」

顔色がワントーン明るく見える?! マックのハイライトは絶対にセット専用のブラシを使うべし

「このハイライトを使うことで、内側から輝くオーラのような光沢ツヤが完成します。絶対にセットM・A・Cで売っているこのブラシと合わせて購入してほしい。このブラシは少し硬めでコシがあるので、肌を磨くように塗ることができて、ツヤッツヤになるんです(松下)」

松下さん曰く、前回使用したエトヴォスのミネラルハイライトクリームはしっとりとしたツヤ美肌を作ってくれる。そして今回使用するMACのハイライトは、それとはまた違った、光沢のあるツヤが手に入るのだとか。ハイライトを入れる位置は前回同様、目頭、鼻筋、Cライン、口元の4点。

「陰影をつけるというよりは、顔色全体をパッと明るく見せてくれるハイライトなので、くすみや血色の悪い方には特にオススメです。あと、このハイライトは自然光の下だとさらに肌がパァッと明るく見えるので、昼間のお出かけやアクティブなシーンにぜひ♪(松下)」

リップはチークと同色でまとめて。仕上げにリップオイルをオン

リップに使用したのは、仕込みチークと同じセザンヌのオレンジリップ。(ラスティング グロスリップ 501)。同じメーカーの同色系を使うことで、顔というパレットの上でまとまりが生まれるのだと言います。
仕上げにクラランスのコンフォート リップオイルをオン。

「唇にも立体感を出したいので、唇の中央にだけたっぷりとオイルを乗せました(松下)」

唇がまるでジュエリーのように、キラキラと輝きをまといます。リップオイルを重ねると、ツヤ感とボリューム感が増して、ヘルシーだけど色っぽいオレンジリップが完成! 

大きな変化ではなく、小ワザを効かせた垢抜けフェイスを

メイクに変化をつけようと思うと、つい大きな変化を求めたくなる私たちですが「あれ? なんかちょっと違う?」と気づいてもらうためには小ワザを効かせるのがより効果的なのだとか。普段なかなか使わないカラーをうまくなじませて、したり顔で出かけましょう。光をうまく使うことで、より立体的に洗練された垢抜けフェイスを作ることができます。

「オレンジは健康的なイメージが強くて、私には似合わないと思っていました。こんなに抵抗なく使えるなんてびっくりです!(未莉さんコメント)」

カラーアイテムは特に、自分には似合わないと決めつけるのではなく、うまく取り入れられる工夫をすることでうまく使用できるようになるといいます。メイクの濃い・薄いだけでなく小さなワザを重ねることが印象アップのカギかもしれません。

美容家/松下侑衣花

美容家・松下侑衣花。多数雑誌・webにてコラム記事の執筆、ビューティーイベントに登壇。“自分の肌で試して本当に良いと思ったコスメだけ”を発信しながら、一人一人に合わせたケアやメイク方法を提案している。
Instagram:yuika_matsushita
Twitter:Yuika1231