例年に比べて寒くなるペースが遅いようですが、突然、グンッと寒くなりましたね。それと同時に、体が「冷える」と感じるのではないでしょうか?
冷えすぎは、何においても女性にとっては特に大敵。
ここは少しでも冷やさないよう努力したいものです。
そこで今回は、美味しくて体も温まるジンジャーミルクティーをご紹介します。
体を温める、ジンジャーの魅力とは?
もうすでに、皆さまご存知の通り。ジンジャーに含まれる成分には、体を温めてくれる効果があるといわれています。
ポイントは2つの成分の違い。ここをもう1度おさらいしてみましょう。
逆に体を冷やしてしまう?
ジンジャーにはジンゲロールとショウガオールという辛味成分が含まれています。
はじめにジンゲロールについて解説しますと、ジンゲロールには手や足先などを温めてくれる効果があるといわれています。これは体の芯部にある血流を、指先などの末端部分に運ぶだけなので、体の芯を温まるわけではないのをご存知でしたか?
そのため摂取方法を間違えると、逆に体を冷やしてしまう可能性があります。
全身を温めたいなら、この成分を意識して
一方、もう1つのショウガオールという成分は、生のジンジャーを加熱して温めたり、乾燥させた時に多く現れる成分です。
これは先ほどご紹介したジンゲロールの一部が変化して、ショウガオールになるのです。
ジンゲロールと違い、こちらのショウガオールには体の深部で熱を作り出してくれるため、冷え対策をするならば断然、このショウガオールを意識してあげるのが良いでしょう。
そこでここからは、美味しくショウガオールを摂取できる、飲み物をご紹介します。
初心者さんでも難しくない、ジンジャーミルクティーの作り方
用意するもの
ジンジャーのドライハーブ……3〜5g
ミルク……150cc~180cc
ハチミツ……お好み
※ジンジャーのドライハーブは、生活の木やエンハーブ、カリス成城などのハーブショップで購入可能です。
ジンジャーミルクティーの作り方
① ミルクをお鍋に入れ火にかけます。
② ミルクが焦げないように火加減を見ながら、ミルクが沸騰する直前のところでジンジャーのドライハーブを入れ、火を止めます。
③ 蓋を閉めて、3分待ちます。
④ ジンジャーを網で漉します。
⑤ マグカップなどのカップに移し、完成です。
お好みでハチミツを入れて、飲むとジンジャーの辛味を軽減できますよ。
最後にシナモンを飾りつけの要素として、ひと振りしても◎です。
温かいうちに飲むようにしましょう。
注意すべきポイント
ジンジャーミルクティーを飲むのには、注意が必要な人もいます。これらに該当する方は、注意をしましょう。
胆石症のある人、妊娠中、授乳中の方は医師に相談が必要です。
ジンジャーミルクティーを活用してみよう!
紅茶にジンジャーを入れるというのが流行したり料理に入れたりと、さまざまな方法で摂取できるジンジャーですが、ミルクティーにし、ハチミツを入れるとジンジャーの辛味がとってもまろやかになります。
全く辛くないわけではなく、少々、ピリッとしますが、グンッと飲みやすさがUP。
ジンジャーが苦手な方でも、美味しく楽しめると思います。
せっかくだから美味しく飲んで、体を冷やさない生活を、ぜひこの機会に意識してみましょう!