目元は印象を左右する
さまざまな見解がありますが、人は目を見て話すので「印象は目元で変わる」といわれています。
特に第一印象は、パッと目に入ってきたもので認識しやすいため、目の周りのシワや充血している、目の下のクマなどで、疲れ具合を判断されてしまうかもしれません。
そう。
目を見て話すからこそ、目元というのは一番目につきやすい部分だといえます。
「この人疲れているな」「実年齢よりも老けているな」などと感じさせてしまわないよう、日々、ケアしてあげることが大事です。印象美人になるためにも、日々のケアにアーユルヴェーダ式“目のシ湿布”を取り入れてみましょう!
使うのはローズウォーター
アーユルヴェーダの世界では、首から上は温めてはいけないといわれています。
それはなぜか? を噛み砕いて分かりやすく説明すると、脳や目などは、ずっと働いているわけですから、機械と同じように熱が溜まって熱くなってしまうと考えられていることにあります。
そのため、「冷やす」ものを使用して、熱を持っている部分を冷却すると考えられているのです。
そこで今回ご紹介するのは、『ローズウォーター』です。
アーユルヴェーダでいうローズウォーターは、火の性質である「ピッタ」を鎮静し整えて、心と体のバランスを整えてくれる効果があるといわれています。
本場では今回紹介する湿布以外にも、目薬としての使用もされています。(市販のものは新鮮なものでない可能性が高いので、目薬としては使用しないでください。)
ローズウォーターはどこで買える?
ローズウォーターといえば、近年オーガニックコスメでも主成分として取り入れられているほど、高い保湿力やエイジングケアにおいて効果を期待できるもの。
そのため、ハーブショップだけでなくオーガニックコスメのショップなどでも、比較的手に入れやすいものだと思います。
しかし、ローズウォーターなどのフローラルウォーターは腐りやすいため、大量に買い込まず使いきれる量だけを購入するのがポイントです。
冷蔵庫で保管してあげると、少しだけ保存期間を伸ばせるので「開封後はすぐに使い切る!」というのを目標にし、使ってみましょう。
ローズウォーター湿布のやり方
ローズウォーターの湿布のやり方は簡単です。
用意するのはローズウォーターとコットン2枚のみ。
湿布のやり方は
①2枚コットンにローズウォーターを、コットンが少し透けるくらい染み込ませます。
②その後、それを1枚ずつ両目に乗せて5分ほど湿布するだけ。
これだけで、なんだか目がスッキリとします。
さらに、化粧水で行うコットンパックのように目にローズウォーターを染み込ませたものを置くので、目の周りが保湿され、乾燥による小じわを軽減する効果も期待できるというワケ。
またローズウォーターの柔らかでいて優雅な香りにも癒されますよ。
忙しい時こそ、気分転換にも活用して!
乾燥が気になってくる季節。パソコンやスマホの使いすぎで、目がパサパサしたり、シュパシュパするなと思ったときは、こうやって目元ケアにトライしてみて。
ローズウォーターをひとつ持っておくだけで、手軽にケアができるようになります。
忙しいと思う時ほど、このローズウォーターの湿布を活用してみてくださいね。