仕事ができる女性は、誰よりも努力家
フリーランスとして働き始めてから、今年で6年目。仕事を通して様々な人との出会いがあり、仕事ができる大人の女性たちからご指導いただく機会も少しずつ増えてまいりました。
何か言葉をかけてもらうというよりも、その人の生きる姿勢を見て、学ばせていただいているような感覚です。
仕事ができる女性は、自ら「私は仕事ができます」とは言いません。本人が宣言するよりも前に、周りから求められ、飛躍していくのです。今回は、仕事ができる大人の女性がこっそりしていることをご紹介します。
場面によってヒールとスニーカーを使い分ける
ある女性はフリーランスというよりも一経営者としてバリバリ働いています。比較的、自由度の高い仕事をしているせいか、会うタイミングによってはカジュアルな格好もされる素敵な大人の女性です。彼女は場面によってヒールやスニーカーを使い分けています。
打ち合わせ時にはヒールやパンプスを履いていても、打ち合わせが終わり、事務所に戻って作業をするときは(打ち合わせの予定がすべて終わっている状態)すぐに歩きやすい靴に履き替えます。長時間、ヒールで歩くと精神的にも疲れるから、とおっしゃっていました。
鞄の中には、いつもパンプスを入れるためのシューズバッグも入っています。場面によって靴まで使い分けるというのは、まさに仕事ができる人の特徴だと、このとき学びました。
鏡に向かって会釈の練習をしている
知り合いの女性は、フリーランスとして第一線で活躍されています。いつも会うたびに歩く姿が綺麗で、ひとつひとつの動作に品を感じるような方でした。「どうすれば動作が美しくなりますか?」と伺ったところ「時間があれば、鏡に向かって会釈の練習をしていますよ」と、こっそりテクニックを教えていただきました。
彼女は決して接客業ではないですが、打ち合わせの時に深々と会釈するだけでも、相手から見た自分の印象が変わってくるそうです。姿勢や歩く姿を整えることも仕事のうちのひとつだと感じました。
打ち合わせ内容や相手との関係性に合わせて服装を変える
仕事ができる女性は、打ち合わせ=いつもフォーマルな格好をしているわけではありません。打ち合わせ内容や相手との関係性に合わせて、適宜、服装を変えているんです。
たとえば、これから一緒に仕事を始めていく最初の打ち合わせは、やはりそれなりに、かしこまった服装で伺うべきでしょう。しかし、何回も打ち合わせを重ねるようになり、今までよりも関係性が深まったと判断できると、少しずつカジュアルテイストに服装を変更するのです。
先方がカジュアルな服装で打ち合わせに来た段階で、きっと「ここまでのファッションなら大丈夫」という予測を立てているのでしょう。打ち合わせ内容や関係性を的確に読んだうえで、服装を選べるというのは、大人の女性としての「余裕」を感じられる瞬間でした。
デニムにジャケットを合わせたり、白Tシャツにエルメスのスカーフを巻いたりと、ほどよく引き締めつつもカジュアルな服装で打ち合わせに行く姿は、隣で見ていても、うっとりするほど美しかったです。
仕事ができる女性は、視点の角度が違う
仕事ができる女性たちは、他の人とは視点の角度が違います。いつも先の先まで読んだうえで行動しているのです。服装やマナーも「こうあるべき」という常識にとらわれず、シチュエーションによってオリジナル性を出しているところも見習いたい部分ですね。
今よりも、もっと飛躍していけるように、普段の振る舞いや服装、マナーのすべてを見直しておきましょう♩