「育ちが悪い」にコンプレックスは必要ない! 品良く見せるマナーのコツ



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「育ちが悪い」認定されるのは日頃の行い

自分が受けてきた教育や、育てられ方に自信が持てず「育ちが悪い」ことをコンプレックスに感じてしまっている方も中にはいらっしゃるかもしれません。

けれど、周囲の人から「育ちが悪い」「親は一体どんな育て方をしてきたんだ……」等の冷たい目で見られる人の多くは、普段の行いや仕草で自分にネガティブ印象をつけてしまっていることが多いです。育ちの良さは、見た目では測れないもの。

普段からのふるまいに気をつけて、周囲の人や職場で好印象を勝ち取りましょう。今回は、品をよく見せるためのマナーについて紹介していきます。

言葉づかいを綺麗に

友達や私生活においては、砕けた言葉づかいや表現が相手との距離を縮めることもあります。けれど、万人にそれが好まれるわけではありません。特に職場や目上の人、会って間もない相手と会話をする時にはふさわしくないコミュニケーション。距離感を間違えた言葉づかいは失礼に当たります。

イライラしている時や、気分の浮き沈みが激しい時こそ、感情に任せて下品な言葉づかいをしないようご注意を。ビジネスシーンでは特に、大人としてのふるまいや正しい言葉づかいが求められます。日頃からの言葉えらびを意識していきましょう。

態度や姿勢を整える

股を開いて座ったり、大きく足を組みながら仕事をする女性が多いですが、これも見た人からすると柄が悪い仕草のひとつです。電車の中で、人の邪魔になっている人も多いですよね。何かに集中している時や忙しい時は、特に自分の行動に気がつかないことが多いです。日頃から、気づいたときには、自分の姿勢を意識するクセをつけておきましょう。

また、大事なときに責任逃れをしたり、立場の弱い人にだけ強気な態度をとるなどの態度もそう。困ったときや余裕のない時ほど、「自分が可愛い」態度は外から透けて見えます。姿勢同様に、日頃の態度や人との向き合い方にも意識してみましょう。

持ち物を整理する

デスクの周りに書類が散らばっていたり、持ち物が汚かったり、バッグの中身が常に溢れかえっているような人は、だらしないという認識をされてしまいます。私生活でもきっと同じなんだろうなあ……と育ちの悪さを言い訳に、許されているのかも。

自分の周りを普段から整頓できていないと、必要なときに必要なものが見つからず紛失してしまったりと悪影響を及ぼしてしまう可能性も。常日頃から、整理整頓を心がけて、気持ちよく過ごせるように意識しましょう。職場など、集団行動を共にする場ではとくに、悪目立ちしてしまいます。

声の大きさに気をつける

公共の場で大きな声を出していて、注目を浴びたことがある人は注意が必要です。
話す内容がどんなものであったとしても、場をわきまえること、人の会話を邪魔しないのが大人のマナー。悪口や愚痴がヒートアップして声のボリュームが大きくなってしまっている人もよく見かけますが、悪口や愚痴はだれが聞いても良い思いをしません。

たとえ自分ではネガティブ要素のない話だと思っていても、人からするとそうではない場合もあります。公共の場では声の大きさには十分気をつけて、雑談がふさわしくない場ではぐぐっと我慢を。

社会のルールをしっかり守って

一般的な社会のルールを守れない人は、育ちが悪い人と見なされます。
時間を守る、ドタキャンや遅刻の場合は事前に連絡をする、TPOを守る、お礼や謝罪はきちんと伝える。社会人として当たり前のことができていないまま大人と呼ばれるようになってしまった人は意外と多いものです。
けれどこれらの社会のルールは、信用問題にも通じるものがあります。

育ちが悪いと認識される行動は、本人が意識しなくても自然と出てしまうもの。学習レベルの高さやお家柄で決まるものではありません。普段からの行いの積み重ねが大事だということを、忘れずに過ごしていきましょう。