やりがい、それとも条件? あなたの「仕事選び」の基準を見直してみて



あなたの「やる気」や「モチベーション」はどこからくる?

仕事を楽しいと思えなくなった、やる気が出ない、とにかく辞めたい。仕事へのモチベーションがまったく上がらず、「なんのために働いているのか?」がわからなくなることって誰にでもありますよね。そんな時は、あなたが仕事選びになにを求めているのか、冷静に考えてみましょう。

仕事や職場に対してのモヤモヤした感情が、今だけのものなのか、それとも随分前から違っていたのか。冷静に自分を見つめる機会にしてみませんか。あなたが今、仕事になにを求めているのかがわかるようになるかもしれませんよ。

仕事の内容を重視する

「今の仕事は、成長できている実感ができているから楽しい!」というようなやりがいを求めている人は、毎日同じルーティンで作業を行っていくことが退屈だと考えてしまいます。逆に、同じことをずっと繰り返して淡々とこなしていくことが得意な人もいるのです。おなじことを繰り返していて、成長感を感じられないことが今の仕事へのモヤモヤになっているのなら、部署の移動を希望してみたり、仕事外で興味のある分野への学びを深めるなどの工夫が必要です。
現状を変えるために、アクションをとってみるのが良いでしょう。

待遇条件を重視する

「頑張れば頑張るほど稼げる!」「これでボーナスがアップするはず!」というように待遇によって自分のモチベーションをあげている人もきっと多いはずです。自分の頑張りが、給与やボーナスに反映されるのはとっても嬉しいこと、それは当然の話でもありますよね。
このタイプの人は、向き合うべき対象が“自分”であれば、今の仕事に不満をもつことはないでしょう。けれど、「自分はこれだけ頑張っているのに、なにも結果を出していないこの人とも同じ給料なのか…」と“人と比べてしまう”ことで意欲が下がってしまうことがあります。

この場合は、もう一度視点を自分に戻すことです。楽ばかりする人、人の手柄を横取りする人、自分を良く見せることがうまい人、世の中には悪人こそ少ないけれど「ズルい人」はたくさんいるものです。けれど、結果は永遠についてくるものではありません。あくまで単発的に、繕えているもの。誠実に、自分と仕事に向き合うことをモチベーションにしていきましょう。

顧客を重視する

「お客様に喜んでもらえてよかった」と顧客を重視するタイプは、仕事を誠実にこなしていきます。けれど、顧客を重視するあまり、少々打たれ弱い面も。クレームをもらってしまった時に、考え込んでしまって落ち込むケースがあります。

ひとりひとりの顧客と向き合う姿勢はとても良いことですが、ひとつのことで立ち止まるクセがついてしまうと、他にもっと知りたい人がいた時にうまく対応することができません。特定のお客様もために物事を考えるだけでなく、仕事として考えることができるよう、切り替えていきましょう。

人間関係を重視する

「●●さんみたいになりたい!」と思うような恩師が会社にいると、とても心強いもの。信頼関係のある上司からであれば、厳しい指導だってなんのその。全てを前向きに捉えることができますね。けれど、そういった人につくライプの場合は、恩師がやめてしまった場合や、違う人が上司になった場合など、環境が変わることで一気に仕事にもモチベーションを無くしてしまうことがあります。

「●●さんのいない環境で、続けていく意味がわからない」と会社を離脱してしまうことも。
尊敬する人が自分から遠のいてしまうのは確かに悲しいことですが、いつかは自分も独り立ちしなければいけない時がきます。誰かを追いかける立場でなく、誰かにとってのその人のような存在になれるように努力したいですね。

職場環境を重視する

「やりたいことをやらせてくれる環境」、「自由な社風が気に入っている」。様々な会社ができ、私たちの働き方も多様化している今だからこそ、職場の環境を重視したいと考えている方もいるでしょう。自分にとって働きやすい環境が用意されているのは、とてもありがたいことです。

けれど、新しい仕組みを率先して取り入れていく会社にこそ、揉め事や衝突が多く起こるのも事実。誰もが納得のできる仕組みを作るというのは、そう簡単ではないからです。そういった衝突を感じた時に、「やっぱり決めるのは上の人たちなんだな」という諦めや妥協を目の前にすると、自分が選んだ職場環境が実はまったく違っていた、と落胆してしまうこともあるかもしれません。

何事も“すでに準備されているのが当たり前”なのではなく、一緒にトライ&エラーを繰り返して会社を作っていくという考えを持っていれば、会社と個人どちらもの希望に沿った着地点が見つかるはず。根気よく、会社を見守っていきましょう。

自分が会社に「何を求めているか」を明確にするとわかることがある

いかがでしたか?
あなたが会社に何を求めているのか、少しは参考になったでしょうか。もちろん生活のため、という答えもあるとは思います。けれど、いくつもの企業があるなかで、自分がいったい何を重視して今の会社を選んだのか。また、今は何が足りなくてモヤモヤしているのか。自分の感情をこうして可視化していくことで、キャリアの棚卸しができるようになります。

今いる環境と、求めているものがあまりにも合致しない場合は、転職を考えるというテもあります。自分が今求めているものは何なのか? それは今の会社でもしっかりと解消できる悩みなのか? 解消するためにはどうすれば良いのか? 冷静に状況を把握してみましょう。あなたのキャリアがより満足のいるものになるように、しっかり分析してみてくださいね。