日本人は寒暖差が苦手! 季節の変わり目は要注意
季節の変わり目は、なんとなくゆらぎがち。体のだるさや頭痛など、人によって症状はさまざまです。なぜこの季節はゆらいでしまうでしょうか? その理由は、なんと「寒暖差」によるものなのだとか。Cinq取材班は、都内で行われた「寒暖差セミナー」に潜入! イベントのレポートに合わせて、寒暖差による“ゆらぎ”の理由と、対策を紹介していきます。
どうして「寒暖差」で揺らいでしまうの?
まずは、「なぜ寒暖差によって揺らいでしまうのか?」
池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生によると、日本は四季を楽しむ文化ではありますが、寒暖差がある「寒さ」「暑さ」に慣れるのに時間がかかる体質のよう。まだ暑い日もあってエアコンを使用しているところも多いですが、寒くてカーディガンを羽織る女性も多いもの。これも寒暖差が苦手な日本人ならではの特徴だと言われています。さらに、これからの季節は、前日との寒暖差や昼夜の寒暖差など、気温の上がり下がりが激しくなると予想されます。
池袋大谷クリニック院長 大谷義夫先生
対策はどうすれば良いの?
寒暖差への対策としては、エアコンは消さずに就寝し、扉を開けて家中の温度を一定にすることやエアコンの冷気を直接受けないことが有効です。また食材としてカカオポリフェノール(ココア、高カカオのチョコレート)や生姜を取り入れることも重要となってきます。
寒暖差が原因で肌荒れもしてしまう
この季節多くの女性が実感している「乾燥・肌荒れ」も、寒暖差が原因です。
夏から秋・冬にかけての季節の変わり目で特に生じやすいことが知られています。資生堂が行った20歳~49歳の敏感肌女性200名を対象にしたアンケート調査では、なんと97%の人が「寒暖差は肌にダメージを与える」という意識があることが明らかになりました。このことに着目し、“寒暖差”が引き起こす肌荒れメカニズムの解明を、資生堂の研究員は研究したのだそう。
その結果、季節の変わり目に生じる肌の不調は自律神経の乱れなどに起因すると考えられていましたが、寒暖差がマイナス8度以上あると、直接的に肌に悪影響をもたらす要因があることを解明しました。寒暖差(温度低下刺激)により、肌のバリア・保湿機能に重要な酵素のひとつである「カスパーゼ14」が減少し、肌荒れの原因となるようです。
この「カスパーゼ14」を増やすことのできる薬剤を探索した結果、敏感肌でも安心して使用できる成分である木苺果実抽出液が皮膚細胞中の「カスパーゼ14」を増加させることを明らかにしました。そして、寒暖差に負けない健やかな肌を生み出す効果がある可能性が見出されました。
寒暖差から守る美容液 dプログラム「カンダンバリア エッセンス」
dプログラム カンダンバリア エッセンス
希望小売価格3000円(税込3300円)
2019年10月21日(月)発売
その研究の結果を用いて、寒暖差による肌荒れから守るのが「d プログラム カンダンバリア エッセンス」という敏感肌用保湿美容液です。
暑いときも、寒いときも、うるおいバランスを整え、どんな時でも揺らがないうるおいに満ちたなめらかな素肌を保つための敏感肌用保湿美容液です。洗顔後すぐに使用する軽やかでみずみずしい感触の美容液で、化粧水がより届く肌へ整えます。つけ心地はしっとりしつつも、みずみずしさもあるので、その後に使用する化粧水が邪魔しません。
美容家 岡本静香さん
今回イベントで登壇をした美容家の岡本静香さんは「一日だけスペシャルケアをしても、また乾燥したり、肌が傾いたりすると、その度に気持ちも落ちるので、日々のケアが重要となります」と寒暖差肌荒れ対策について語っていました。まさに日々のケアにぴったりの寒暖差対策のための美容液とも言えます。
発売は2019年10月21日(月)季節の変わり目で肌荒れしやすい女性はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
寒暖差肌荒れ指数をチェックして
寒暖差による乾燥の恐れがある日が事前にチェックできれば、保湿をいつもより多めにするといった対策も可能となっていきます。そこで、資生堂と日本気象協会が「寒暖差肌荒れ指数」を共同開発し、2019年9月26日から天気予報専門メディア 「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」 にて、公開されました。乾燥の恐れがある日をまるで天気予報を見るかのように確認することができます。
肌の乾燥・肌荒れに対するリスクレベルを 5 ランクに分けて、日本気象協会の保有する気象コンサルティングのノウハウを元に、前日との気温差や一週間を通しての気温差など、さまざまな期間の気温差や湿度のデータと、資生堂の持つ肌や美容に関する研究結果などの知見を加味して、指数を算出します。
これがあれば、寒暖差による肌荒れを防ぎやすくなるかもしれません。毎日忙しく働くわたしたちにとってはとても嬉しい機能です。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?