また書類選考でお見送り…。転職活動の第一歩、書類選考でのNG理由を探る

また書類選考でお見送り…。転職活動の第一歩、書類選考でのNG理由を探る

転職活動をはじめると、最初に直面する課題が「履歴書作り」です。この記事では書類選考で落とされてしまうNGな理由と、採用担当者が見ているポイントについて紹介。


Cinq読者の皆さま、おはようございます。キャリアアドバイザーAです。
今朝の目覚めはすっきりしていますか?
同僚が、ランチ後の眠気に困っていました。原因は「飲酒習慣」と「喘息持ちなのにやめられない喫煙」による咳込み。どうしても睡眠が浅くなってしまうらしいのです。
そして、もう一つの要因が「糖質に偏ったランチメニュー」。自分の席でちゃちゃっと済ませられる「おにぎり」メインのランチだったのですが、糖質に偏った食事による血糖値の急上昇と急下降が、眠気を誘うらしいとの情報が。そこで、同じコンビニメニューでも「緑黄色サラダとサラダチキン」メインに変えてみたところ、その日は効果てきめんで眠気が襲ってこなかったとか…。私もさっそく試してみたのですが、本当に眠くなりませんでした! おすすめです。
もし、ランチ後に眠くて困っている方がいらしたら、ぜひ今日のランチで試してみてください。

【転職活動の第一歩】書類選考で落とされてしまう…NG理由は?

さて、今回のこのコラムのテーマは「また書類選考でお見送り…会ってくれればわかるのに!」です。

転職活動をはじめると、最初に直面する課題。
それは「書類選考で落とされること」ではないでしょうか。最近は、ネットで「ボタンをポチっと押したら応募完了」という手軽な応募も多くなった半面、瞬時にNG連絡が来ることも。「こんなすぐにNGが返ってくるなんて、ちゃんと私の書類見てくれてるのかしら?」と疑問に思う。と話してくれた転職者もいました。
「NG連絡が来るならまだマシ。連絡なしで放置された!」という怒りのお声もぽつぽつ伺います。

履歴書の書き方で「受かる」「受からない」がわかる! ダメな履歴書・イイ履歴書

https://cinq.style/articles/158

履歴書は自分のカタログ。書類が通らなければ土俵には上がれない、自分のやりたいことや考えをただ伝えるのではなく、ラブレターのように自分の強みをうまくアピールして、人事の人に興味を持ってもらい、面接へと繋げましょう。魅力を引き出してくれる履歴書、落ちる履歴書の特徴をキャリアアドバイザーの佐野さんに聞いてみました。

書類選考の結果が遅い…そんな時は

もちろん人事担当はポイントを踏まえてきちんと書類を見ています。
1つの書類にかける選考時間は、数秒~せいぜい数十秒。面接での第一印象が大切なことはこのコラムでも何度かお伝えしていますが、【応募書類も第一印象が命】なのです。

ですので、“瞬殺”とも呼びたくなるようなタイミングでNG連絡が来ることは、あり得る話です。
「なんで、連絡なしに放置するんだ!」というお怒りについてですが、こちらのケースは「NGだが、さすがにすぐにNG連絡をするのは申し訳ないから数日後に連絡しよう」と考えたものの、その「NG連絡自体が抜け落ちた」という可能性が高いです……もちろんあってはいけないことですが。

逆に、人事が「会いたい!」と思ったら書類選考結果はすぐに届きます。優秀な候補者を他社に採られてしまうリスクを考えたら、人事の動きは速いです。一週間連絡がなかったら、NGだったと考えたほうが良いと思います。

書類選考で落ちた理由は? 担当者が見ているポイントはココ

さて、書類選考のカラクリをもう少し分解してみましょう。

まずは履歴書を見たときに、書類選考担当者が最初に着目するのはどんなところか、代表的なNG要件を整理してみます。

●転職回数が多い
●短期転職を繰り返している
●離職期間が長い(3か月以上)

もちろん、転職者の皆さんにはそれぞれのご事情があり、これらの理由が全て無条件で「悪いこと」とは言えませんが、書類選考の段階ではこの3要素がマイナス要因になりこそすれ、プラス評価になることはないと考えたほうが良いでしょう。
採用してもすぐに辞めるのではないか? ストレス耐性がないのではないか? 転職活動がうまくいっていない人なのではないか? という不安要因になってしまうからです。

「そういった疑問は、面接で会ってもらえば払拭できる自信がある。書類選考だけでもキャリアコンサルタントであるあなたの力で通してくれませんか? それがあなたのコンサルタントとしての価値なんじゃないですか?」と仰る転職者にもお会いしました。
採用してもすぐ辞める人材かもしれないというリスク」と「その転職者がアピールしているスキル」を天秤にかけ、スキルが勝っていると判断された場合は、書類選考通過になります。

もちろん、キャリアコンサルタントが推薦時に「この候補者のどこに着目してその会社に推薦しようとしたか」を、熱量をもってお伝えすることによって「普段はこの経歴だと書類を通したりしないけど、●●さんの推薦なら会ってみようか」という事例もないことはないのですが、それにはやはり一定の「光るもの=会ってみようと思わせる経歴」があることが大前提です。

「面接」は、人事担当だけでなく、役員や社長等、関わる人の多い業務です。たくさんの人の時間と工数を考えたとき、人事が少しでもリスクを減らしたいと考えるのは当然のことですよね。

書類選考のNG理由に当てはまってしまった時はどうする?

ここまで読んできて、「私の経歴はNG要件に当てはまっている…」と自覚したあなたは、まずは書類通過するために応募書類作成に全力を尽くしましょう。

「文章が苦手だし、変に誤解されたくない」と、転職理由や離職期間について全く触れない方がいますが、かえって逆効果です。その上、キャリアコンサルタントに転職理由を聞かれて逆ギレする方もいます。よほど触れられたくない理由なのね、と深くは突っ込みませんが、そうなってしまったら、そのキャリアコンサルタントからの転職支援は諦めたほうが良いでしょう。
また、「一身上の理由」と書くことは、何も書いていないことと同じ。具体的に理由と状況を書きましょう。もし、文章表現が苦手でうまく書けないと悩んでいるなら、そんなときこそ担当のコンサルタントの出番です。正直に話してみてくださいね。

通常、転職活動の期間は2~3ヶ月程度。
それ以上の離職期間の場合は、何らかの【スムーズにいかなかった理由】があるはずだと人事担当者は考えます。ですから、その間何をやっていたか、なぜ転職活動が長引いたのか等も書いた方が良いのです。
学校に通っていた、留学していたという場合は、その成果も重要です。
取得できた資格や学位、得たものはすべて書きましょう。たとえこれらを書いたとしても結果的にNGとなることは多々あります。それは覚悟しましょう。ただ、何も説明せずにNGになるよりも、きちんと理由を説明した上で判断をしてもらったほうが良いです。

高額な費用と労力をかけて取得したMBA(経営学修士)…それでも落ちてしまうのはどうして?

「MBA(経営学修士)取得」に関しては、苦い思い出があります。
数年前になりますが、【国内でMBA取得のため大手メーカーを辞め、2年間勉強していた。今後は有名なコンサルティングファームか、企業の経営幹部として転職したい。という30代の転職者】にお目にかかりました。その方は私と面談する時点で、かなりの数の企業の書類選考不通過にあって悩んでいました。

「せっかく数百万の費用をかけてとったMBAなので、これをちゃんと評価してくれる企業を紹介してほしいのです」と仰います。驚いたことに、彼は書類選考のNG理由について担当のコンサルタントにきちんと伝えてもらっていませんでした。

想定されるNG理由は以下3点です。

1.退職前の社格同等の会社・給与水準での就職を希望していた。
2.コンサルティングファームが未経験者を採用するのは概ね20代後半までであること
3.国内MBA取得期間の評価は、職歴の「ブランク」と同等であるため。

高額な費用と労力をかけて取得したMBAが、ほとんど評価されないという現実は、お伝えするのが辛かったです。
評価されるMBAは、やはり海外で取得したもの。それも、ハーバード大学等の超一流大学のMBAです。国際標準の経営知識とスキルを習得したMBAホルダーを自社に迎え入れたいという企業の社長や、起業家の中にはハーバード大学のMBAホルダーがたくさんいらっしゃいます。(Microsoftやhp、ローソン、楽天などなど)
そして彼らの共通点は、「MBAさえ取れば、その後の自分の人生は約束されたようなもの!」とは考えていないことではないかと思います。
現実を突きつけてしまった私に、「では、他をあたりますので結構です」とがっかりした様子で彼は席を立っていきました。MBA取得の努力の期間を職歴ブランクと同等に評価されては堪らない!という悔しさが背中に表れていました。当然の怒りだと思います。ですが、あのままの姿勢だと、たとえ運よく書類が通っても「長期間仕事から離れていて、“ビジネス勘”が鈍っている」と判断されはしないかと心配になってしまいました。

資格取得の価値を高く買ってくれるのは「つて」かもしれない

こんな事例を書くと、「国内大学のMBA取得には全く意味がない」と言っていることと同義に聞こえてしまうかもしれませんが、私は「勉強することに意味のないことは一切ない」と考えています。そして、もし彼が「MBA取得の価値を最大限高く買ってくれるところを探している」のだとしたら、それは【MBA通学時に知り合った人脈からたどる】のが一番の近道ではないかと思っているのです。
そもそも、「MBAを取得したい!」という思考をもつ人たちは、ビジネスの一線で活躍したい!という高い志を持った人が多く、そこで培われる人脈の質も高い。業種も様々です。彼がすべきは、転職支援会社めぐりではなく、「MBA取得時に得られた仲間のつてを見直すこと」だったのではないかと今でも思っています。
今頃、どこかでご自身のプライドとキャリアにきちんと折り合いをつけてご活躍していることをと願うばかりです。

それでは、今日はこの辺で。またお目にかかりましょう!

キャリアアドバイザーA

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