礼儀・礼節を重んじるコミュニケーションマナーと「ABCD」の法則



より良い人間関係を作るためには、礼儀・礼節が大切

仕事でもプライベートでも充実しているように見える人には、共通して“コミュニケーション力の高さ”があります。よく「人に好かれる性質」という言葉で完結してしまう人がいますが、そういった性質を持っている人こそ、コミュニケーション力が高く、礼儀正しさを忘れず言葉選びが上手。

では、自分も同じように“コミュニケーションの高さ”を身につけるためにはどうすれば良いのでしょうか?

挨拶をする

コミュニケーションの基本となるのは“挨拶”です。
口角をあげて相手にしっかり伝わるように挨拶をしましょう。良好な人間関係を、というよりもずっと当たり前のことのように感じますが、実は大人でも挨拶すらもきちんとできていない人が多いのです。だからこそ、そんな当たり前のことに価値がある時代。挨拶は第一印象を左右するほど大切なものなので、しっかりとコミュニケーションの基礎として取り入れていきましょう。

正しい言葉遣い

言葉遣いの重要性について、意識したことがある人はそんなに多くはないかもしれません。
ですが、言葉遣いというのは、ただただ「語尾をきちんとする」や「略語を使わない」などの単純なことではありません。対話する相手に対して敬意や興味、好意をしっかり伝わるようにしていることが基本です。相手のことを尊重し、相手のことを知りたいと思う気持ちは、会話中のふとした時に、言葉として表れます。だからこそ、同じように好意的な人が集まり、結果的にキラキラと輝いて見えるものです。

服装や身だしなみを整える

視覚的にみたマナーもきちんとしていることです。スーツでビシッと決めていく場や、オフィスカジュアルで品良くまとめるかなど、TPOや相手の雰囲気に合わせて身だしなみを整えていきましょう。最近ではカジュアルな洋服で出勤が可能なオフィスも増えてきましたが、それでも会う相手によって多少なりの工夫はしておくべきです。身だしなみを整えるために、一番大切にしておきたいキーワードは「清潔感」。ビジネスシーンだけでなくとも、意識しておきたいところです。

綺麗な姿勢と、謙虚な態度

身だしなみと同様に、覚えておきたいのは姿勢です。
姿勢が悪いことで、自信がないように見えたり、偉そうな態度をしていて相手に嫌われるというのは往往にしてある話です。ファッション以上に人の内面を表すのが姿勢や態度。

「成功者ほど謙虚」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それは謙虚は防衛にもなるということを知っているからこそ。必要以上に自分を大きく見せる必要はありません。適切な人間関係が築いていきましょう。

順序を守る

席順や、挨拶の順序など、古くからあるしきたりも、面倒がらずに取り入れていきましょう。接する人の年齢によって、やること・やらなくて良いことの範囲は違ってきますが、順序というマナーを取り入れておいて損をすることはありません。人によっての「常識」が違うからこそ、リスクは最小にしておきたいものです。

ビジネスパーソンに大切な「ABCD」

企業のマナー研修等で使われる、仕事をする際に欠かせない「ABCDの法則」というものをみなさんは知っていますか? この「ABCD」は仕事に慣れていない新社会人はもちろんのことですが、ベテラン社員にこそ定期的に振り返って意識しておきたい、“礼儀”を表したものです。

【ABCDの法則】
A…当たり前のことを
B…バカにしないで
C…ちゃんと
D…できる人

仕事に慣れが生まれてきた時や、自分がやってきたことが評価されて気が大きくなりそうな時ほど思い返したいビジネスマナーの基本。それが「ABCDの法則」。

人として当たり前のことを当たり前にやる

「当たり前のことを当たり前にやる」
この言葉だけを聞くと、「それぐらい誰にでもできる」と思うかもしれません。けれど、周囲のみなさんを見てみてください。報告連絡相談などコミュニケーションや意思疎通が常にきちんと取れていますか? 毎朝気持ちの良い挨拶を誰にでもできているでしょうか?

意外とみなさん普段の自分の対応をみてみると、反省すべき点があるはずです。人に好かれるためには礼儀礼節が、礼儀礼節の根底には相手への経緯と思いやりが込められています。それを忘れずに、出会いを楽しんでいきましょう。