仕事を辞めたい…その不満はどう明確化できる? 仕事を辞めたくなった時の対処

仕事を辞めたい…その不満はどう明確化できる? 仕事を辞めたくなった時の対処

週5日間を占める労働。「もう辞めたい……」と思うことも何度もありますよね。けれど、すぐに転職して次の仕事を! と、ジョブチェンジを繰り返しても根本的な理由が改善できないことには仕事は続きません。仕事を辞めたいと思った時はすぐさま退職を決めるのではなく、まずは自分の状態がどこにあるのか? を分析してみましょう。


もう、仕事辞めようかな……

会社に不満があったときや、モヤモヤとした気持ちが溜まってきたとき。つい「仕事を辞めたいな…」と考えてしまうことがありませんか? とはいえ、週5日間を締める労働は、社会人にとって生活そのもの。投げ出したいと思ってもなかなか簡単に投げ出すことではありません。
会社のやめ時はいつなのか、きっと悩んでいるかたも多いことでしょう。この記事では、仕事を辞める理由と仕事を辞めたくなった時に考えたいことを紹介します。

仕事を辞めたい理由は?

仕事を辞めたい理由でもっとも多いのは一体どんなことなのでしょうか? これは厚生労働省が発表している「転職入職者が前職を辞めた理由」です。

1位:労働時間、休日等の労働条件が悪かった
2位:給料等収入が少なかった
3位:職場の人間関係が好ましくなかった
4位:会社の将来が不安だった
5位:仕事の内容に興味を持てなかった
(厚生労働省が発表した『平成29年雇用動向調査結果の概況』より。※定年・契約期間の満了の場合は除く)

いまは働き方改革が進み、残業時間の上限が定められたため、企業側も時間外労働を減らす取り組みを行うことになりました。そこで、労働者であるひとりひとりが、改めて「時間とプライベートのバランス」であるワーク・ライフバランスを考える機会も増えたことでしょう。

これまで以上に「働くこと」に対しての捉え方が重要になっていることがわかります。企業の人手不足問題も相まって、理想のオフィスづくりや制度に力を注ぐ会社も増え、おしゃれなオフィスや新しい取り組みが話題になることもしばしば。だからこそ、自分がいる会社がなおさら悪い環境に見えてしまったり、人と自分を比べて「もう辞めたい」という心理が働いてしまうこともあります。

すぐさま退職を決める前にやっておきたい自己分析

これまでにも不満はあったけど、外部からの影響も受けて、なおさら今の労働条件や環境が悪く見えてしまった。そんな時は、まず何から考えれば良いのでしょうか? すぐさま退職を決める前にやっておきたい「自己分析」を紹介します。

今の仕事がいやな理由を明確にしてみる

まずは、他社の良いところを置いて自分の今の環境について考えましょう。今の会社の嫌なところについて、客観的に考えてみて。

<例>
✔︎単純作業ばっかりでやりがいがない
✔︎給与が低い
✔︎通勤時間が長い

どうなったら嬉しいのか、理想を考える

次にそのような不満がなくなるためには、どうなれば良いのか? 自分が「こうなったら嬉しい」という理想について考えてみましょう。

<例>
✔︎単純作業ばっかりでやりがいがない→新しいことに挑戦したい
✔︎給料が低い→給料が上がる
✔︎通勤時間が長い→通勤時間が30分以内になると嬉しい

理想を叶える方法について分類する

次は、理想を叶える方法について分類わけしていきます。
ひとつは「(現職)今の環境でできること」、そして「(転職)環境を変えなければ叶わないこと」、もうひとつは「(副業または独立)環境をつくること・または増やすこと」です。

<例>
✔︎新しいことに挑戦したい→つくる・または増やす(副業またはフリーランス)
✔︎給料を上げたい→違う業界・業種に転職する(転職)、評価制度への取り組み(現職)
✔︎通勤時間30分以内になると嬉しい→会社の近くに引っ越す・異動願いを出す(現職)

その中でやってみたいこと/やりたくないことを分ける

分類わけしたもので、「やってみたいこと」と「やりたくないこと」をさらに分けていきましょう。また、できることできないことで分けるのも効果的です。
それによって、「転職はしたくない、けれど副業には興味がある」、「異業種への転職を考えている」というように自分のキャリアプランを導き出すことができます。

自分が仕事に何を求めているか知ること、そしてキャリアプランを立てること

ネガティブな理由での転職は決して悪いことではありませんが、明確化できていない不満やモヤモヤで転職を選ぶのは高リスクです。
「いやだったら辞めればいい」という安易な考えだけでジョブチェンジを繰り返しても、全ての条件を兼ね備えた理想の職場にいくことは難しいからです。また理想を述べるには、それに伴う自分のスキルを備えておくことも大切です。
まずは自分が仕事に求めていることを明確に理解し、それに沿ったキャリアプランを立てていきましょう。

この記事のライター

コラムニスト。自分みがきのための要素や日常の一コマを切り取って文字にしています。

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