仕事選びの価値観が変わる? コロナをきっかけに仕事を辞めたいと思った理由

仕事選びの価値観が変わる? コロナをきっかけに仕事を辞めたいと思った理由

新型コロナウイルスがすさまじい勢いで拡大したことにより、テレワークの推進が強化され、私たちの働き方にも大きな影響を与えています。この自体で私たちの価値観にも少しずつ変化が。今回は読者の皆さんに「コロナをきっかけに今の仕事を辞めたいと思ったかどうか」について聞いてみました。


新型コロナウイルスがすさまじい勢いで広まったことにより、多くの企業でテレワークが導入されるなど、私たちの働き方にも大きく変化がありました。
テレワークの推進は働き方改革にも含まれていましたが、想定外の出来事に、急遽導入を決行した企業も少なくはありません。
このコロナウイルスが私たちに与えた影響ははかりしれないもの。そんな今、私たち個人の価値観にはどう変化があったのでしょうか? 今回は急遽、読者の方106名にアンケートを実施。コロナウイルスをきっかけに、仕事を「辞めたい」と答えた人に理由も聞いてみました。

コロナをきっかけに今の仕事を辞めたいと思った人は51%

「コロナをきっかけに、今の仕事を辞めたいと思った?」という質問に関しては、約半数が「はい」と答える結果になりました。これまでは特に大きな不満があったわけでなく働けていたという人も、今回の緊急事態宣言をきっかけに、今の職場の対応やこれからについて、考えるきっかけがあったことがわかります。

「業種を変えたい」がもっとも多い理由に

また理由についても詳しくアンケートをとったところ「今の仕事を辞めたい」と答えた人の32%は「業種を変えたい」と回答、それに次いで「職場の対応が悪いから(23%)」、「給与に不安がある(22%)」と続きました。

業種を変えたい

サービス業や製造業など、緊急事態でもなかなか止めることができない仕事に就いている人が「業種を変えたい」と考えているようです。また、医療・福祉の現場で働いている方からは単純に「疲れた」という切ない声も。


「医療福祉の現場で働いていますが、自分を守りつつ、他人も守らないといけない状況に疲れてしまった」

「看護師をしていますが、夜勤ありの契約をしているので、今は通常より夜勤の回数が増えています。給与が良いからと夜勤ありにしましたが体力的にも単純に辛いです」

「この状況なのに、営業時間の短縮も何もなく全く変わらない状況だからです。もちろんうちの会社だからというのもありますが、この業種自体にもう嫌気が差しています」

職場の対応が悪い

また、今回のことでわかったのが各社の対応・そしてそのスピードの違いです。この緊急事態で、企業への見る目が厳しくなったのは言うまでもありません。


「コロナに対する会社の対応が本当に悪いです。やろうと思えばすぐにでもリモートワークもできるのに、一切動きがありません」

「まだ緊急事態宣言が全国に発令されていない時、私は他県にいたのですが、緊急宣言が出ている県に会議に行かなければならないことがありました」

「今も変わらず毎日出社で残業が多いこと、何も変わっていません」

給与に不安がある

コロナは経済にも大きなダメージを与えています。過去のリーマンショック、バブル崩壊、オイルショック、戦前の世界恐慌と比較されるほどの経済の悪化です。もちろん、このまま長引けばそれ以上になる可能性も。そんな経済的ダメージを受け、不安を感じている方は多いはずです。


「当たり前かもしれませんが、コロナの影響でボーナスはゼロ。これまではNGだった副業も解禁されました。これからの給与にも不安があります」

「会社の休業が決まったので休業手当をもらうことになっていますが、これからがどうなるのかが不安です…」

通勤がある

「リモートできず、毎日出勤があります」

「時差出勤も何も実施されません。オフィスにはいつも通りみんな出勤しています」

「部署ごとに作業場所を分けて仕事をしていますが、作業場所を変えて仕事ができるならできる社員だけでも自宅勤務にすれば良いのでは? と思います」


リモートワークが導入できそうな会社でも、変わらず通勤があることに不満を持っているという方も。企業が決断できないのには様々な理由があるはずですが、その理由を社員に共有していないことが原因になっているかもしれません。

その他

「仕事をやめたいというか、やめることになりました」

「自宅で仕事をすることにはなりましたが、作業中もずっと監視されています」

「働く」条件の優先順位が変わるこれから

緊急事態宣言を受けて、これまでの「働く」ことの優先順位が徐々に変わりつつあります。給与の高さ、人間関係の良好さ、職場環境、福利厚生の充実、働き方への柔軟性……。全て大事なものではありますが、これまで重要視していた条件を、改めて見直すきっかけにもなりそうです。

また、これまで多額の予算をかけて人材確保をしていた会社も、これからは優先順位が変わった「働き手の心の動き」を汲み取っていかなければなりません。どのような環境が働き手に望まれているのか、そしてどうすればそのような環境を作ることができるのか?

アフターコロナの世界がどのようになるかまだわかりませんが、企業と人が今まで以上に手を取り合っていかなければなりません。自分を大切に、人に優しくできる環境が少しずつでも構築されていきますように。






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Cinq(サンク)-よくばり女子のはたらきかた-

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