想像と違う、相談相手がいない…。転職者が入社後に陥りがちな悩みって



[記事内に広告が含まれています]

新卒とは違う、転職者ならではの悩みって…?

年度の始まりである春先は、新卒者だけでなく、多くの転職者も新たな環境で働き始める時期です。キャリアアップや⾃⼰実現の⼿段として転職する⼈の割合は年々伸びている中、転職者の多くは前職とのギャップや新しい職場に慣れるまでのもどかしさ、即戦⼒を求められるプレッシャーなど、新卒社員と異なる悩みや不安に直⾯してるはず。

そこで、パーソルキャリア株式会社が運営する「CAREER POCKET」では、全国の転職後1年未満のビジネスパーソン500⼈を対象に、「転職者の転職後の悩みと相談相⼿に関する意識調査」を実施。みなさん、転職前と転職後に様々なギャップを抱えていることがわかりました。どのような悩みが浮き彫りになったのでしょうか? 転職後に陥りがちなお悩みをチェックしていきましょう。

転職決定時と転職後の”⾃分の働いている姿”に約半数がギャップを感じている

転職後1年未満のビジネスパーソンに「転職決定後にイメージしていた働いている姿と、実際に⼊社してからの働いている姿にギャップを感じるか」という質問をしたところ、「とても感じた」と回答した⼈が15.6%、「やや感じた」と回答した⼈が33.4%。

約半数(49.0%)の転職者が、今の⾃分の働いている姿に何らかのギャップを感じていることが明らかになりました。

残業時間や職場の雰囲気、さらには業務内容が想像していたものと違った…!

残業は繁忙期を除けばほとんどないと聞いていたが自分の所属部署は閑散期と呼ばれる時期でも普通に残業が多い。 繁忙期以外は定時で上がり自分のやりたい事や勉強する時間に使えると思っていたが実際はなかなか時間が作ることが難しかった。

仕事をしながらでもしっかり自分の時間をもってプライベートも充実させるはずが、実際は残業が多くて帰ったら疲れて寝てしまうという生活が続いてしまったから。

オープニングの職場だったので、人間関係良好だと思ったけど、人間関係のトラブルが絶えなかった。

知識や経験を生かした仕事をするイメージだったが、全く経験のない部署に配属されたため、想像していた業務内容と異なり、すぐ即戦力になれると思っていたが、専門的な知識が多く覚えるのに苦労した。

「残業時間の多さ」や「人間関係のトラブルが多い」こと、さらには「予想していた業務内容との違い」など人によって内容はさまざまですが、転職者は、入社前の職場のイメージと、実際の違いにギャップを感じることが多いことがわかります。

転職後に慣れなかったことの一番は「⼈間関係」

転職後1年未満のビジネスパーソンに「転職後に慣れなかったこと」について聞くと「⼈間関係」と回答した⼈が30.0%で最も多くなりました。次いで「社⾵や企業⽂化に関すること」が27.6%、「就業時間や休暇制度など勤怠に関すること」が23.4%という結果に。(「特に慣れなかったことはない」を除く)

転職者は「人間関係の構築」と「相談相手がいない」ことに悩むことが

社会人経験がなく、何もかもが初めての新卒社員は一から仕事を教えてもらえることができます。そして同期入社も多いことで気軽に話せる相談相手も。

けれど転職者の場合は、社員たちの輪に入り込まなければいけなかったり、過去の経験を活かして入社をすることから、プレッシャーが大きいに関わらず相談相手がいないため悩む……ということが多いそう。

過大評価されているためか同僚や一部の先輩よりも大変かつ重要な仕事を任されてしまい、 評価されているという面もあるが自分自身にはそれが大きなプレッシャーになりストレスの方が大きく感じてしまった。

途中からの採用なので職場の人と距離を感じてしまい、出来上がっているグループもあり、仲良くなるのに時間がかかった。そのため気を使うことによる精神的な消耗を感じた。

最初からエリートチームに配属されてしまい、聞きたいことが聞きにくい状況だった。聞いても求める答えが返ってこなかったりして、何をしていいのか分からなかった。また、同期という存在がなくなって、また一から人間関係を作らなくてはならなくて、相談相手が社内におらず孤立してしまった。

古くから在籍している同僚同士でしか分からない話題で盛り上がっていて、最近入社した他の社員を話の輪に入れない雰囲気が強く、孤独感や疎外感を感じた。

転職後の悩みは、家族や友人に相談

転職後1年未満のビジネスパーソンに「転職後の悩みやもどかしさを気軽に相談できる⼈はいるか」を聞いたところ、相談できる⼈が「いない」と回答した⼈は21.0%で、約8割(79.0%)の転職者に、相談できる⼈がいることがわかりました。

相談できる⼈として挙がったのは「家族」が47.4%と最も多く、次いで「友⼈・知⼈」が42.8%、となりました。転職者の半数近くは「家族」や「友⼈・知⼈」に、転職後の悩みを相談しているようです。

悩みは相談するものの孤独感は拭えていない…?!

けれど、「転職後の悩みや不安、孤独感の相談や共有が⼗分できているか」という質問をしたところ、「⼗分相談ができている」と回答した⼈は全体の20.0%という結果になりました。

相談できる⼈はいるものの、「⼗分に相談できている」と回答しなかった⼈(56.2%)と「相談できる⼈はいない」と回答した⼈(21.0%)を合わせると「転職後の悩みについて⼗分に相談できていない⼈」が約8割(77.2%)も存在します。

転職後に職場で孤独を感じたことがある⼈が約6割

転職後⼀年未満のビジネスパーソンが「転職後に孤独を感じたことがあるか」聞いたところ、「とても感じた」と回答した転職者が25.6%、「やや感じた」と回答した転職者が33.8%となり、約6割(59.4%)の転職者が転職後、職場で孤独を感じたことがあるとわかりました。

また、孤独を感じた時を具体的に聞くと
「情報が共有されない悩みや、相談に乗ってくれる⼈がいないこと」
「社内のルールがわからない」
など、わからないことを気軽に相談できない時に孤独を感じている様⼦が伺えます。

推測ではありますが、悩みを⼗分に相談できなかったり、問題を解決しうるアドバイスを⼗分に得られず、⾃分ひとりで悩みや不安を解決・解消しようとするときに孤独感を感じている人が多いのではないでしょうか? こうした結果から、社外の⼈間、それも「同じ問題に直⾯したことがある、もしくは、その問題を解決したことがある」経験者が、転職者にとっては「悩みを⼗分に相談できる相⼿」となりえそうです。

転職者が悩みを共有できる「転職同期」がおすすめ!

「新しい環境に馴染めていない」「孤独を感じた」など転職先の悩みを似た境遇である転職者同士で共有し、解決へ導くサービスが「CAREER POCKET(キャリアポケット)」の中にあるコンテンツ「転職同期」です。

オンライン×オフラインを通じ転職経験者同⼠でつながれる

「転職同期」は同じ年に転職した⼈、⼊社⽉が近い⼈など、同時期に転職を経験した⼈同⼠が、転職先に関わらずつながることができる、新しいコミュニティサービス。

オンライン・オフラインで、境遇の似た仲間との “つながり”(コミュニティ)を⾒つけ、情報交換を⾏うことができます。また、コミュニテ内で悩みや不安を共有することで、その解決⽅法や新たな視点を得ることができます。

現在「転職同期」上では、転職間近の⼈同⼠が新しい環境への不安や期待を語り合う、転職者同⼠が職場では話せない悩みを共有しあうなど、同じ境遇の仲間ならではの交流が数多く⽣まれています。なかには、「もっと営業で成果を出せるようにアドバイスや情報をほしい!」といったような投稿も⾒受けられ、新しい環境で積極的にスキルアップするため・前向きに活躍するための情報交換も⾏われているのだとか。

転職での悩みや不安は自分一人だけではありません。便利なサービスを活用して、解決していきましょう。

CAREER POCKET(キャリアポケット)
https://careerpocket.jp/lp/