遠隔でも問題なし!テレワークの進め方【アールナイン 櫻井さんの場合】



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外出自粛に伴い、急遽テレワークを導入した企業も多いですよね。ですが、慣れない作業環境でなかなか仕事がはかどらない……と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

どうすれば在宅でうまく仕事をこなせるのか、同じようにテレワークを導入している会社の社員さんに「テレワーク導入のヒント」を教えてもらいました!

今回教えてくれるのは、株式会社アールナイン マーケット開発部の櫻井瑛⾥さん。
2018年6⽉から会社の⽅針でテレワークが始まり、2020年4⽉1⽇からは完全にリモートワークに移⾏したそう。現在は自宅でお仕事をしています。

労働時間に変化はないものの、移動時間が減った分、より⽣産的に頭を使えるようになったと感じている櫻井さん。そんな櫻井さんのテレワーク術とは……?

今までは通勤時間があることで身支度を整えたり、音楽をきいたりと仕事モードになるポイントがありましたが、自宅だとオンオフの切り替えがしにくいのが難点。そこで、気持ちを切り替えるルーティーンづくりを意識しているのだそう。

「業務を始める前は、通勤して出社した場合と同じ環境を整備するため、しっかり⾝⽀度を整え、⾳楽を聴いて⾃⾝のやる気やモチベーションを⾼めます。
また、終業後はカラオケのアプリで、趣味である歌を歌い、頭を仕事から完全に切り替え、リラックスしています。これをやるかやらないかで、翌⽇の集中⼒が変わる気がします」

在宅でのリモートワークを始めてみて気付いたことが、「朝起きた直後の2〜3時間が最も業務効率よく仕事がはかどる」ということだったという櫻井さん。集中出来る時間に、進みの悪い難しい仕事を⼊れるように調整し、早く仕事を終わらせるように工夫をしているといいます。

「時間や曜⽇によって社内業務に注⼒する⽇、打ち合わせを複数⼊れる⽇、などとメリハリをつけて、集中⼒が切れないような⼯夫をしています。テレワークが始まる前は、満員電⾞による通勤時間が、ドアtoドアで1時間あったので、朝出社したら既に疲れているという⽇もありましたが、在宅で仕事をすることになってからは通勤のストレスがなく、朝の集中⼒が⾼まっている時間帯を、業務にあてられるようになりました。通勤時間を業務時間に当てるという、貴重な時間を確保することが出来ています」

朝の時間帯に集中力が高まるということを気づいた櫻井さん。テレワークになってからは、生活のリズムにも変化があったようです。

「以前と⽐べて朝に集中して業務をこなす、朝型の⽣活習慣になりました。新型コロナウイルスが収束してオフィスに通常通り出社できるようになっても、週に3⽇出社、週に2回在宅リモートワーク、というスタイルが理想だと感じます。オフィスの⽅が進めやすい仕事、在宅の⽅がはかどる仕事、うまく分別しながら使い分けをすることが出来たらいいな、と思います」

「定期的に、Zoomでずっとビデオ通話をしながら業務を進める⽇もあります。これをやることで、隣の席に誰かが座っているような、程よい緊張感を感じられます。また、⽬標や現状を報告するために、チャットツールを使って、細かいことも随時共有、雑談を交えることも意識しています」

自宅で仕事をしている時も、あえてオフィスと同じように誰かが居る状態をつくることで、程よく気持ちをリセットすることができそうです。遠隔でのやりとりになって一番頭を悩ませるのは、コミュニケーションの取り方。チャットやビデオ通話をうまく使い分けて仕事に当たっているといいます。中でも、櫻井さんがオススメするのは、『Zoom』。

「ZoomはURLが発⾏しやすいので、Chatworkで繋がっていない⼈とも接点が持ちやすいです。

プライベートの飲み会にも、Zoomの機能は向いていると思います。Chatworkは仕事のプロジェクト毎にグループが既に作られているので、グループ通話をするには、とても良いツールです。誰と連絡をとりたいかによって、ツールを分けるのがオススメです」

「これまでは仕事の担当も部署も違って、お互いに⼲渉がなかった同期も、Zoomランチや“雑談チャット”を設けたことで、定期的にオンラインランチを開催したり、雑談や相談をする機会も増えました。不思議とテレワークがスタートしてから、話す機会が増えて、今は同期が心の支えになっています」

他にも、雑談チャットでの会話から⽣まれた施策、『朝活︕アールナイン専⾨学校』では、週に2⽇×2コマ(1コマ15分)各社員が得意なテーマを設定し、9時〜朝活講座を開設しているのだそう。
櫻井さんの場合は、インド旅⾏体験記を共有。

「現在は⽂⾯でコミュニケーションを取ることが多いので、結論から先に伝えること、ポイントを整理して伝えることを意識しています。誤解が⽣じない的確なコミュニケーションについて気を付けるようになりました」

櫻井さんが活⽤しているアイテムは?

スマホのアラーム機能

「資料作成や悩ましいメール作成に時間がかかりすぎてしまったりするので、この資料は1時間以内に仕上げる、何時までにメールを送信する、という⽬標を決めて、時間の管理をしています」

Trello(タスク管理アプリ)

パソコンとスマホどちらでも使えるアプリを愛⽤しています。
在宅リモートワークになって、時間やタスク管理も⾃分の責任が⼤きいので、タスクを明確にして、抜け漏れのない業務を⼼掛けています。

みんなが実践しているテレワークのヒントを随時更新!

Cinqでは、これからもみんなが実践する「テレワーク術」についてのインタビューを随時更新していく予定です。日々変化する環境を、うまく活かしてさらに輝けるよう頑張っていきましょう! ぜひ参考にしてみてくださいね。