「出社したくない…」テレワーク・ロスを乗り越えるウォーミングアップ術って



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出社をする会社が増えてきている…?

緊急事態宣言解除を受けて、これまでテレワークだった人たちが出社に戻るケースも少しずつ増えています。現在、東京では注意を表す「東京アラート」が発令されていますが、朝の通勤ラッシュがニュースになることもしばしば。通勤中に、密になる空間をできていた場合なかなか逃れることができません。

大手企業では全員が出社するのではなく、50%程度の出社率を目指し部署ごとに分けるといった工夫をしている所もあります。
今までの日常が完全に戻ったわけではありませんが、少しだけ戻ってきたことにより何気ない日常が新鮮に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

日常を少しずつ取り戻していく中、お家で仕事をしてたことが恋しくなるテレワーク・ロスを起こす人も多いのだそう。通勤時間の復活だけでなく、リアルなコミュニケーションや、周りに人がいる環境にも慣れなくてちょっぴり憂鬱に…。そんな気持ちになっている方もまさにテレワーク・ロスと言えるのではないでしょうか。そこで、今回は出社モードに切り替えるウォーミングアップ術についてご紹介。

最低限の体力を作っておく

テレワーク期間中はこれまでの生活よりも圧倒的に運動量が少なくなってしまい、体力が落ちています。体力が落ちたままでいると通勤中の階段の上り下りや、電車で立ちっぱなしでいるといった特別なことをしていなくても疲れてしまい、体がついていかなくなります。

最低限の体力作りは出社をする上で不可欠。自宅でもできる運動として、ストレッチやバランスボールなどの体を動かす機会を積極的に取り入れておきましょう。極度の体力の低下は免疫が落ちて感染症のリスクも高まると言われています。

また1日、2日だけ運動をしても意味がありませんので、仕事終わりに運動をするといった「習慣」をつけることが体力作りのコツです。

人との関わりを減らさない

自粛生活で、人との関わりが急激に減っている方も多いでしょう。人との関りが減ることで余計なストレスを抱えることなく有意義だという人も中にはいるかもしれません。しかし、人との関わりというものは「適応力を高める」という面で欠かせないスキル。

人と関わらない生活を送っていると自分勝手な発言や行動に走ってしまい、会社という組織に適応できなくなってしまう恐れがあります。

そこで、仕事のみのやり取りで終わらせず、プライベートのことなど何気ない雑談をしてコミュニケーション力を高めていきましょう。テレワーク中のやりとりは仕事の内容だけで話を終えてしまい、距離ができやすいものです。雑談は相手との信頼を築ける効果がありますので、適度に交えてみてはいかがでしょうか。

周りに人がいる環境に慣れる

テレワークでは一人で作業をしていたのに対し、出社をすると職場には人がいるため少しザワザワした空間に……騒がしいと感じることもあるかもしれません。席の横を誰かが通ったり、周囲の会話内容が耳に入ってきたりと、今まで気にしてこなかったような小さいことが気になるようになって集中できなくなってしまいます。

テレワーク中は仕事のやりとりもメールやチャットなどのツールを使うことが多いため、ある程度自分で回答するタイミングを決めることが出来ますが、職場だとそうはいきません。周りに人がいて、自分の思い通りに業務を進めることができない状況でもイライラせず仕事に集中できるようにするためには、ラジオを聞きながら業務をするのがおすすめ。

ラジオからの人の声がノイズとして耳に入ってきて、少しだけ職場環境に近づけることができます。さらに余裕があるときは、ラジオの話をきいて想像してみてください。そうすることで、前頭前野を活発化することに繋がり、行動力アップに繋がります。

テレワーク・ロスから乗り越えよう

テレワーク・ロスは、数か月間自宅から出ず、PCと向き合って仕事をすることによる慣れから起きるものです。いきなり出社となると頭がうまく働かず、けだるくなってしまいます。いずれ時間が経てばいつものような働き方にも慣れ問題なく過ごせそうですが、ウォーミングアップをするかしないかで、慣れるまでの時間が短縮できます。

出社が全てではありませんが、出社に対する抵抗感をなくすことは必要です。既に出社でテレワークロスになっている人も、これから出社が決まっている人もぜひ参考にしてくださいね。