「はぁ…しんどい」疲れが溜まったら見直したい、3つの“やめたいこと”リスト



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疲れた時こそ見直したい、3つのやめたいことリスト

筆者は仕事柄色々な女性のお悩みをお聞きしますが、疲れをためやすい人の特徴として頑張り屋さんで周りに気を遣ってしまう方がよくご相談にいらっしゃいます。
疲れが溜まっている時は、体の中の生命エネルギーが少なくなっている時です。例えるならば、車のガソリンがない状態。

このガソリンがない時に、何かをプラスすることは余計疲れを招いてしまう原因になってしまうことも。ですので、疲れがとれない…と感じた時こそ、今の自分にとって不要なものを見直してみるタイミングだと捉えましょう。

薬膳のプロである筆者が、まずはこの3つを意識してほしいというリストを作ってみましたのでぜひ参考にしてみてください。

【リスト1】やることリストから1つ予定を外す

頑張り屋さんにありがちなのが、予定や今日やるべきことを自分のキャパ以上に詰め込んでしまうこと。TODOリストを作る時に、これは本当に今やらなければならないもの? 私じゃないとできないこと? と自分に問いかけてみましょう。もし緊急でなければ翌日に回す、誰かにお願いできないだろうかと周りに甘えてみるということも時には必要です。

1つ予定を外すことで自分に使える時間が増えますが、くれぐれも時間ができたから何かしよう!と思うのは禁物です。早く布団に入って休む、ぼーっとするなどあまりエネルギーを使わないことを意識した過ごし方を心がけてくださいね。

【リスト2】無意識にスマートフォンを見るのをやめる

スマートフォンは私たちの身近な存在が故に、ついつい無意識に画面を開いてしまいがち。しかし、目の使い過ぎは疲れを加速させてしまう原因になってしまいます。
それに、疲れている時にスマートフォンを見ているとSNSを見て落ち込んでしまったり、連絡の返信が来なくて不安…と思考がネガティブになりがちではないでしょうか?

疲れているときに自分の気分が暗くなるようなことをわざわざする必要はありません。
お疲れの日こそ思い切ってスマートフォンの電源をオフにし、美味しいお酒とおつまみを用意して好きな動画や読書を楽しむなど、SNSに振り回されることなく自分のために思いっきり時間を使いましょう。

【リスト3】我慢すればいいかという思考をやめる

面倒なことを避けたい…そう思うとついつい「私が我慢すれば丸く収まるだろう」と仕事を引き受けてしまったり、自分の意見を飲みこんで我慢してしまったりという経験は誰しもあるのではないでしょうか。社会人たるもの、我慢することを全くしないということは難しいですが、我慢することがクセになっているならば考え物。
我慢をして自分を抑圧してしまうことは、自律神経系である肝(かん)という臓腑の働きを低下させてしまい、疲れを招く原因になると薬膳の世界では考えられています。

とはいえ、我慢することがクセになっている人は自分が我慢をしているということ自体にも気づいていないことも。
他人に思いを話すのがハードルが高い場合は、まずは自分の気持ちに少し正直になれるようにノートにせきららに書きだしてみる、書くのが苦手ならば1人になれる空間で独り言をつぶやいてみるなど気持ちを吐き出すことから始めてみましょう。

自分にとって不要なものをやめることから始めよう

疲れは知らず知らずのうちに溜まっているもの。
だからこそ、意識をして自分が疲れることから距離を置かないと、ずっと肩に力が入った状態が続いてしまいます。

長い人生をともにする自分のココロとカラダ、今の自分に不要なものを思い切ってやめることで、今よりも身軽な自分に近づけるはずですよ。