中途採用こそ「できて当たり前?!」 再確認しておきたい面接マナー



Cinq読者の皆さま、おはようございます。キャリアアドバイザーAです。
今年は、マスクと共存の夏。
熱中症には本当に気を付けたいところです。
いつもは、外出中にも気軽に水分補給できていましたが、今は外で飲食しづらいですよね…。
消毒・除菌がこまめにできるグッズをバッグに常に入れておいて、例年以上に、「のどが渇く前に水分」と心掛けて過ごしたいと思っています。

中途採用面接時のマナーって?

さて、今回は「改めて、中途採用面接時のマナー」について考えてみたいと思います。
リモートで一次面接・二次面接を行う企業も増えていますが、採用されるまで一度も「訪問面接」を行わないという企業は稀です。採用される側も、一度は職場を見ておきたいということもあるのではないでしょうか。
透明なアクリル板越しにではあっても、直接対面する面接の機会を得たとしたら。
そんな、面接の際に知っておきたいマナーについて、今日はおさらいしてみましょう。

中途採用はマナーができていて当然…あなたは大丈夫?

新卒は、しっかり準備ができている学生と何の準備もしない学生とに分かれるものですが、中途採用はマナーが出来ているのが当然。できて当たり前のことができない=職務遂行能力も疑われる可能性があります。マナーができていなければ、その時点でお見送りになる可能性が高まるため、しっかり心の準備をして臨みたいところです。

【必見!必ず押さえておきたいポイント】

それでは、転職時に必ず抑えておくべきマナーを5つご紹介しましょう。
一度は経験したことのある方も、改めて復習してみましょう。

1. 服装&持ち物チェック

服装はスーツが基本。体に合っていないスーツだと印象が悪くなります。
外出自粛期間中にうっかり太ってしまった!という方、スーツを着た時に変な皺が寄ったりしないでしょうか?不思議なことですが、自分の体にきちんと合ったスーツを着る。それだけでその人の知性や育ちの良さが滲むものです。これからの季節、清潔感を出すためにも事前のクリーニングをお勧めします。

持ち物については、応募書類、筆記用具、印鑑だけでなく、いざという時のための連絡先や面接会場までの地図を入れておきましょう。以前は転職者にデータをメールでお送りし、特に方向音痴と自覚している方には地図は印刷しておくことをお勧めしていました。GoogleMAPで検索すればわかることではありますが、方向音痴な方はGoogleMAPよりも紙の地図をお勧めします(経験者は語る)。

持ち物を入れるバッグは、A4サイズで床の上で自立するタイプを選びましょう。
色は、スーツや靴の色に合わせて黒・茶・紺から選び、ブランドものだとすぐわかるものや派手過ぎる色のバッグは避けましょう。

2.遅刻は厳禁。早すぎる受付到着もNG。

交通機関の遅延を考慮し、受験会場には遅くとも15分前に着くように行動するのが理想です。特に暑さが厳しくなっていく季節には、ロビーに早めに到着しておき、汗が引くくらいの時間やメイク直しができるくらいの余裕があるようにするのがお勧めです。

ただし、ロビーへの到着は早めであっても、受付は面接開始の5~10分前にしましょう。早すぎる受付到着だと、企業側の準備が整っていない可能性があります。まだ、前の転職者の面接をしている可能性もありますし、面接官が他の会議に出席している場合もありますよね。

「ちょっと早く到着しちゃったんですけどいいですか?」と、30分も前に受付に来られる方もいます。断られることは滅多にありませんが、裏で「ちょっと残念な候補者」「自分本位な人」という印象になってしまっている可能性があります。30分も前についたなら、近くのカフェで一休みし、面接で話すことの整理に時間を使ってみてはいかがでしょうか。
早すぎず遅すぎない受付。ぜひ心掛けてください。

3.面接を受ける会社に入ってからは、全員が面接官。

受付前に、冬の季節ならコートはきちんと脱いでおくこと。
そして、面接官だけでなく、受付の方や会場まで案内してくれる方に対しても、挨拶や会釈など社会人としての基本マナーを徹底しましょう。

4.目をみて、ハキハキと、1センテンスを短めに話すこと。

面接会場の扉のノックは「3回」が正しいマナーだとされています。
2回ノックは「トイレノック」です。

「失礼します」とはっきり発言してから入室し、ドアの方を向いて静かにドアを閉めます。
その場で面接官に一礼。
その後、自分の座る椅子の横に立ち、名前を名乗って再度挨拶と一礼し、面接官に促されてから着席しましょう。
この時、動きながら挨拶したりすると言葉が流れてしまい美しくありません。きちんと(ドアを閉めたり、椅子の横まで移動したり、お辞儀をしたりという)動作を終えて、止まってから言葉を発するようにします。
椅子には浅く腰掛けましょう。深く座るより浅く腰掛けたほうが背筋を伸ばしやすいからです。
バッグは膝の上ではなく、床置きが正解。(だから持ち物の項で自立タイプをお勧めしています)

5.面接終了後も気を抜かないこと。

面接が終わったら、座った状態で一礼し、椅子の横に立った後で「ありがとうございました」と面接のお礼を伝え一礼。部屋を出る際にも「失礼しました」と再度一礼します。

面接官の方がエレベータやオフィスの出口など、見送ってくれた場所で、お礼を伝えた後に最後にもう一度一礼しましょう。エレベータの扉が閉まるまできちんとお辞儀するとキレイです。
扉が閉まっても、油断は禁物。会社から出るまでは気を抜かないように意識しておきましょう。もしかしたら、そのエレベータに未来の同僚が乗っていないとも限らないのですから。

面接中のマナーについて

ここまで最低限押さえておきたいマナーについてご紹介してきました。
ここから、最重要課題である「面接中の基礎マナー」についてお伝えしていこうと思います。

その①相手の目を見てハキハキ話す

目を見て話すことは、対人コミュニケーションの基本の「き」です。常に、相手の目を見てハキハキと話すことを心がけるようにしましょう。
面接官は複数いることが多いですが、各々の目をきちんと見るようにして話をしましょう。
「大人しいタイプなのはわかりますが、目を見て話せないのはちょっとね…」という理由でさくっと面接NGになる転職者は、読者の皆さんが思っているよりずっと多いのです。
目を合わさずボソボソと話していると、印象が悪くなるだけでなく、意図とは違うニュアンスで受け取られてしまうかもしれません。(そしてそれは、大抵良くないニュアンスになってしまっていることが多いです)

その②話をしっかり聞き、端的に話す

面接官の話をしっかり聞き、質問や話の意図を理解したうえで、端的な回答を心掛けましょう。
また、質問に答えるだけではなく、質問の意図を理解した上でプラスアルファの返答をするように心掛けると評価がぐっと上がります。
面接時は緊張するものですが、自分のことをわかってもらいたくて口数が多くなるタイプの方もいます。説明が足りないと思い、ついダラダラ話す方も…。どうしても主語と述語が離れてしまいがちになり、聞き手側にはますます理解しにくくなってしまいます。1センテンスを短めに話すように心がけてみましょう。

その③企業の社風に合わせる

当然ながら、企業ごとに社風は異なります。
例えば、一般的に社風が堅い、歴史の長い銀行や商社等の一部大手企業などでは、夏であってもジャケットとネクタイ着用が必須とされています。
一方、Web系の企業やゲーム関連の企業、動画配信等のエンタメ系等の企業は、ビジネスカジュアルな服装でもOKにしている企業が少なくありません。こういった企業にガチガチのビジネススーツで固めて面接に行くと、逆に「あの転職者は堅すぎてうちの社風に合わない」と受け取られ、評価がマイナスになることがあるので要注意です。
このあたりは、転職エージェントの情報を上手に活用すべきですが、もしも直接応募を検討しているのであれば、ウィークデーにその会社のオフィス周辺に足を運び、社員たちがどんな服装で出勤しているか確認してみることをお勧めします。自分の服装がその社員たちの間で浮かないか?を把握し、適切な服装を心掛けましょう。

いかがでしたか?
「当たり前のことばっかり書いてあった」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、その「当たり前」が出来ずに、お見送りされる転職者が多いことも事実です。
「もったいない転職活動」が1つでも減りますように。

それでは、またお会いしましょう!
キャリアアドバイザーA