外出自粛に伴い、急遽テレワークを導入した企業も多いですよね。ですが、慣れない作業環境でなかなか仕事がはかどらないという人もいるのではないでしょうか?
どうすれば在宅でうまく仕事をこなせるのか、同じようにテレワークを導入している会社の社員さんに「テレワーク導入のヒント」を教えてもらいました!
今回教えてくれるのは、広島建設セナリオハウス 人財開発部 広報チーム 安村 美咲さん。
外出⾃粛要請、さらに緊急事態宣⾔が発令されて本格的な運⽤がスタートし、現在も週に数回、⾃宅から社⽤PCにて作業を行っているそう。人財開発部としては、今年は大々的な⼊社式ができなかったので、新⼊社員の「自己紹介ムービー」を個別に撮影し、社内ポータルサイトにアップして少しでも社員に顔と名前を覚えてもらう取り組みを行ったのだそう!
そんな工夫上手な安村さんのテレワーク術とは一体……?
部署全体で統一しているルールで、その日のTO DOリストを共有のGoogleカレンダーに入力するというものがあるそう。入力する際は、「○○資料チェック」「○○部○○さんと打合せ」と何に取り組むか、より具体的に記載することがポイントだと言います。
「成果として残すことはもちろん大事ですが、自分自身でタイムマネジメントをする意味でも良い指標になっています。人間が一つのことに集中して過ごせる時間は最長で90分と言われているため、TO DOリストの項目は30~60分程度、長くても90分単位で時間を区切るようにしています」
職業柄、社内全体とのコミュニケーションも必須な安村さん。毎月社内報を発行しており、社内の新しい取り組みや部署の紹介などを自ら社内取材、執筆しています。テレワークを導入した今も変わらず発行を続けているため、オンライン上でのやり取りが何よりも大切なのだとか。チャット機能を活用して社内の情報をうまく収集しています。
「日ごろは社内に飛び交う情報をキャッチしていましたが、なかなか遠隔でのやりとりになると情報を受けることが難しくなるため、メールより簡単にやり取りができるGoogleハングアウトなどのチャット機能を利用し、他部署とも情報交換を行うようにしています。私自身もこまめな返信はもちろん、絵文字やスタンプも使って、感情が伝わりやすいように工夫しています」
情報収集においては、社内だけではなく、日々状況が変化するコロナ関連についての情報もチェックしておきたいところ。安村さんは、ラジオを流し世間の情報を効率よく収集しつつ、社内にいるときに近い雑音のある環境を作り出しています。
「自宅での仕事となると、社内とは違い、雑音がなく静かすぎる環境に孤独感を感じてしまいます。そのため、仕事中はラジオアプリ『radiko』でラジオを聴いています。パソコンやスマートフォンから流すと、自分の近くから流れるためどうしても音を近く感じて集中を切らしがちなので、聴き入りすぎないようにするために、あえてBluetoothスピーカーに繋いで聴くようにしています(カフェや美容院などの店内で流れているイメージです)。
自分のほしい情報や日々変化する新型コロナの情報には耳が反応するので、抜け目なくチェックすることができます。また、同じくリモートワークをしている方々(リスナー)のメッセージも聴こえてくるので、「私も頑張ろう!」とスイッチを入れなおすこともできています!」
学生時代はチアリーダーとして活動していた安村さん。身体を動かすことが好きだけれど、朝の通勤時間がなくなり、外出も自粛となるときになるのが運動不足です。体を動かすのが好きな人は、体を動かせないことがストレスの要因となってしまうことも…。
安村さんの場合は、通勤時間がなくなって浮いた時間をストレッチに充てているのだそう。
「パソコンで作業をする時間は会社にいるときとそれほど変わりませんが、ドアTOドアで1時間弱の通勤がなくなると、運動不足で寝つきが悪く感じることもあります。朝のストレッチ時間を設けたことで、身体も目覚めて、午前中からしっかりと仕事に集中できるようになりました」
さらに、普段は旦那さんと共働きなこともあり、夜にしか干せなかった洗濯物を朝、外に干せることも嬉しいポイントだといいます。リモートワーク中も自宅のバルコニーに意識的に出て深呼吸、日光浴を心がけているのだとか。
また、自宅内でも必要なものだけをデスクに持っていき、部屋を行き来する機会を増やしているのだといいます。
安村さんが活⽤しているアイテムは?
マイク付きイヤホン
→オンライン会議で必要不可⽋なアイテムです。
ラジオ
→地域の情報をラジオを通じて収集。また、静かな家の中は孤独を感じてしまうため、孤独感解消にも。
アロマ
→マンネリ化しがちな⾃宅内で気分転換するため、アロマディフューザーで⾹りを楽しんでいます。
みんなが実践しているテレワークのヒントを随時更新!
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Cinqでは、これからもみんなが実践する「テレワーク術」についてのインタビューを随時更新していく予定です。日々変化する環境を、うまく活かしてさらに輝けるよう頑張っていきましょう! ぜひ参考にしてみてくださいね。