外出自粛に伴い、急遽テレワークを導入した企業も多いですよね。ですが、慣れない作業環境でなかなか仕事がはかどらないという人も多いのではないでしょうか?
どうすれば在宅でうまく仕事をこなせるのか、同じようにテレワークを導入している会社の社員さんに「テレワーク導入のヒント」を教えてもらいました!
今回教えてくれるのはbravesoft株式会社 広報戦略本部の阿部 裕子さん。
元々テレワーク制度は存在しており、上⻑承認のもと実施をされていたそうですが、今年の2⽉からは全社員に対しての推奨期間が設けられ、4月には完全にテレワークという働き方に移行をしたのだそう。現在は、コロナの影響もあり⾃宅での仕事をしていますが、その前はコワーキングスペースや喫茶店などを使⽤することが可能で、その際にかかる費⽤も会社負担とされていたようです。
テレワーク環境にもともと馴染みのあった阿部さんのテレワーク術とは一体…?
テレワークを実行するにあたって、社内コミュニケーションを増やそうと朝礼を行う会社も増えています。ですが、なんとなく挨拶をする……程度で終わっている所も多いのではないでしょうか? bravesoftの場合は、お題を決めて朝礼を行うため、毎日身のある会をつくることができているようです。
「『こういう状況で顔が見れないのは寂しい!』という社長・菅澤の意向で、これまでは毎週月曜日のみに行なっていた朝礼を毎日行うようになりました。
朝礼では、担当メンバーが“自分が開発したアプリの紹介”や“テレワーク中、自分なりに見つけた働き方やTIPS”、“なんでも質問を受け付けて回答する回”、“エンジニア用語の紹介”、“最近のリラックス方”など、フリーテーマのお題で5分程度話します。朝礼の終了後には、発表者が翌日の発表者を指名できるという、テレフォンショッキング形式(リレー形式)を取り入れているのですが、これが盛り上がっていて、朝礼が楽しい! 朝礼が楽しみ! という声も多く集まっています」
無駄だと思われがちな“雑談”は、コミュニケーションの一環としては実はとても大事なことです。⾃宅で1⼈、黙々と作業をしているだけだと気が滅⼊ることもあるので、気分転換を行えるようにオンラインで会話を楽しめる「meets雑談所」「meets 喫煙所」といったスレッドを設置しているのだとか。
さらに「オンライン飲み会」の開催も増やしていて、オンラインならではのコミュニケーションを積極的に取り入れているのだそう。これまで会食などが多かった代表は、この機会に社員と交流を深めたい! と、毎回4〜5名のメンバーが選抜しオンライン飲み会を行っているようです。代表と社員さんの距離が、テレワークになったことでより近くなったと感じている方も多いのではないでしょうか。
自宅作業をすることで子どもと触れ合う時間が増えたというスタッフもbravesoftでは増えたとの事で、多くのお子さんを持つ社員がおうち時間を楽しんでいるとの事。
子どもと一緒にお風呂に入ったり、遊ぶ時間を増やしながら、空いた時間に仕事をするというスタイルで仕事をしているそう。子育て中となると、「業務が中断されて作業効率が下がりそう」「大変なのでは?」と心配される方も多いと思いますが、皆さんはこれはこれで悪くない、と感じていると言います。
このように、家族との時間を増やすためにも、Withコロナ後もテレワークを継続して導入できるよう検討されているのだとか。
阿部さんが活⽤しているアイテムは?
・Spotify
→《Spotify》で作業用BGMの音楽を聞いています。オフィスワークの時から必須アイテムでしたが、家でのモチベーションアップにも有用です。好きなアーティストを登録し、リピート再生をしていると、好みのアーティストをリコメンドしてくれるので、好きな音楽やアーティストの幅が広がります。
・Amazon ECHO
→《Spotify》を聞くスピーカーとして利用しています。「アレクサ、音楽流して」と言えば、《Spotify》の音楽が流れるように設定してあります。iPhoneやPCスピーカーの音質とは歴然とした差があるので、気持ちよく音楽を楽しむことができます。Amazon ECHOで音楽を聴きながら、作業集中をして仕事に取り組むことができます。
みんなが実践しているテレワークのヒントを随時更新!
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Cinqでは、これからもみんなが実践する「テレワーク術」についてのインタビューを随時更新していく予定です。日々変化する環境を、うまく活かしてさらに輝けるよう頑張っていきましょう! ぜひ参考にしてみてくださいね。