夫婦で過ごすリモートワーク。どちらもが快適に仕事をこなすコツは?



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夫婦どちらもがリモートワークに…自宅でのワークスペースに悩みます

猛威をふるう新型コロナウイルス感染症に、これまでとは違う生活様式。夫婦のどちらもがリモートワークになり、家庭で仕事をしているという方も少なくはないでしょう。そこで注意しておきたいのが、夫婦でリモートワークを過ごすルールについてです。

普段なかなか仕事中のパートナーを見ることが少ないぶん、最初のうちは「なんだか新鮮!」、「一緒に過ごす時間が増えるなぁ」なんて嬉しく思うかもしれません。けれど、お互いに重要度の高い仕事があるときは、相手が邪魔だなと感じてしまったり、電話の回数や新しく見つけた仕事中のクセに対してイライラ……なんてことも起こり得ます。

夫婦でのリモートワーク中、仕事にふりまわされて夫婦仲が悪くなってしまった! なんてことが起こらないよう、事前にリスク回避のできる過ごしかたを覚えておきましょう。

仕事中過ごすエリアは家庭内で分けておく

仕事中はいつも、どこで過ごしていますか?
長時間業務をこなす場所となると、必然的にデスクとチェアが必要になりますよね。けれど、大きめのデスクを購入して同じ机で2人一緒に仕事をする……というのは少し危険かも。

どちらかが多忙な職業であればあるほど、テレカンのたびに生活音を気にしたり、大きな声にイライラして仕事が進まない……なんてことが起こります。
「自分が思うように仕事に集中できない」という問題を回避するためには、ワークスペースを分けること以外にありません。多少の物音やタイピング音などが気にならない程度にスペースを分けて仕事をすることで、これらはイライラはだいぶ小さくなります。
部屋を別々に分けられれば理想ですが、もし一つの部屋で仕事を行うという場合は、エリアを少し離すなどして、自分のワークスペースを確保しておきましょう。

休憩はなるべく時間を合わせてお互いにリフレッシュ

リモートワークになることで、ありがちな問題がお昼休憩の取り忘れです。ついつい、仕事に集中しすぎてしまって、休憩をとるのを忘れていた…! という経験がある方も多いのでは?

けれど、夫婦そろって休憩時間をとるのはリモートワーク中の良い気分転換になります。というのも、一人で仕事をしているとつい口数も少なくなり自分の脳内にこもりがちになってしまうからです。一人っきりで仕事をしていると、企画などを考えて煮詰まったりした場合に、なかなか抜け出せづらいという難点がありますよね。
そんな時に雑談を挟むことによって、頭のスイッチが切り替わります。食事の時間をあらかじめ決めておけるのも、日頃の体内リズムを崩さずにすむため利点となるでしょう。
リモートワーク中は、休憩時間もしっかりと定められていないため好きな時に休憩を挟めるのがメリット。ぜひ夫婦にとってベストな時間帯に、雑談を含めたリフレッシュタイムをとってみてください。

テレカンや外出などは、あらかじめスケジュール共有を

仕事でのスケジュール管理は共有があっても、家庭内でスケジュール共有がない方も多いかもしれません。けれど、大事なテレカンが入っている場合は外出が入っている場合にはあらかじめ共有をしておくことが必要です。

人が一緒に暮らしていると、当然ながら生活音が発生します。もちろんお互いに仕事の電話がかかってくる……というタイミングもあるかもしれません。けれど、あらかじめ相手の予定が把握できていることである程度調整することができるようになります。
「重要な電話があるから◯時から◯時までは少し静かにしておいて」というように、具体的な時間と重要度を共有しておくと良いでしょう。

「勝手に気を使ってくれるだろう」に関しては、本来の夫婦で許されるものだとしても、仕事中になると別ものです。行なっている仕事は別々でも、家庭内がオフィス環境になっているわけなので、お互いへの配慮を忘れず接しましょう。

家族にもチームワークが必要。小さなイライラも話し合って解決

これだけたくさん対策を練っていても、他に小さなイライラが発生する要因はたくさんあります。業種や職種が違っていればいるほど、トラブルに悩まされてることも増えるかもしれません。
けれど、働く場所がオフィスから自宅に移った今こそ、家庭にも一層チームワークが必要です。互いに気持ちよく仕事ができるように、話し合って都度解決するよう努めていきましょう。
どちらか一方が我慢してばかりいると、それが仕事の出来不出来も左右し、家庭と仕事の両方でストレスを抱えることになってしまいます。お互いに仕事を頑張る競争者として、リモートワークを乗り切っていきましょう!