11月10日都内某所にて、バガブージャパンが、”押して使う”スーツケース「バガブーボクサー」のチーフデザイナーであるアーノルト・ダイクストラ氏を招いたトークイベントを開催した。
バガブージャパンはオランダを代表するモビリティブランドとして、斬新なファッション性、クリエイティブ性を求め、常に先端のデザインを提案。チーフデザイナーである、アーノルト・ダイクストラ-ヘリンガ氏(シニアリードデザイナー&VP サステイナビリティ)は今までにはない「押す」スーツケースをデザインした「バガブーボクサー」が完成するまでのストーリーやその思いを語った。
バガブーとは?
バガブーは、人々の移動を快適で自由にすることをテーマにした、オランダのモビリティブランド。一人のデザイナーが描いた夢から始まり、今では世界中の人々の移動を快適かつスタイリッシュにサポートするグローバルブランドへと成長を遂げた。
1999年、バガブーベビーカー「クラシック」を発表すると、機能性、デザイン性、安全性において既成概念を覆すものとして注目が集まった。2016年に発売された、世界を冒険する人々をサポートする革新的なラゲージシステム「バガブーボクサー」は「滑らかな押し心地」と「最高の使い心地」、「スマートデザイン」をコンセプトにした商品となっている。
「人とモノとのパートナーシップが強い商品をつくる」
「今のヨーロッパの若手デザイナーたちは、一生使ってもらえるもの、人とモノとのパートナーシップが強い商品が作れるように、プロダクトデザインを手がけている。だからこそ丈夫さだったり、飽きないデザインだったり、流行り廃りがないモノ、使いやすさにこだわりがある」
デザインに対する強いこだわりと、機能性にこだわるアーノルト・ダイクストラ-ヘリンガ氏。ベビーカーと同じようにして”押す”スーツケースの発想は、日常の景色を注意深く観察することから生まれたそうだ。
「デザインを考えるときは、注意深く人を観察することが大事だと思っている。空港や駅で、複数の荷物を運ぶのは、”自由な移動ではない”と感じていた。
荷物は増えるものだから、増えたときのことも考えなければいけないし、取り出しやすさも重視しなければならない。今までにも、ストラップなどを使ったものはたくさんあったけれど、デザイン性に欠けていた部分も多い。だからこそ、デザイン性と機能性をかけ合わせた製品を考えた時に、シャーシを心臓部とした、様々な組み合わせができるスーツケースを作りたいと思った。」
”A地点からB地点に移動するためのストレスをなくす”のはバガブー株式会社の代表商品であるベビーカーもスーツケースも同じ。空港にあるトロリー(手荷物カート)も、その従来のスーツケースとは全く違った「バガブーボクサー」を生み出すきっかけになったのだそう。
“押す”スーツケース「バガブーボクサー」
スーツケースは体の横や後ろで引いて運ぶものという常識を覆し、人間工学に基づいたシャ
ーシデザインと滑らかに動く車輪が特徴に。また、大小のトラベルケースなど複数のアタッチメントを自分のライフスタイル、旅行の目的に合わせて選択できるように。
本国オランダの直営店での実売を基点に、日本では 3 月よりオンラインショップにて販売を開始。この度、ニューヨークやイギリス・ヒースロー空港内のタッチアンドトライイベントでの好評を受け、小売店による世界初の「バガブーボクサー」期間限定ポップアップストアを伊勢丹新宿店にオープンしている。
期間限定ポップアップストアは12月12日まで
バガブージャパン株式会社は、2017年11月15日(水)から12月12日(火)まで、「押す」スーツケース・「バガブーボクサー」の期間限定のポップアップストアを伊勢丹新宿店・地下 1 階 旅行鞄にてオープン。その注目の使いやすさが実際にタッチ&トライできる機会となっている。
その革新的なデザイン性と、使い勝手の良さをぜひ体験してみては。