ワークライフバランス×キャリア形成=幸福度へ。子どもをもつ母親の「働き方」に関する意識



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株式会社ソラスト(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川 泰彦、以下「ソラスト」)は29日、
子供を持つ30~40 代の一般女性600名を対象とした「働き方」に関する意識調査を行いました。

その結果、「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」と回答した母親は 87.5%にのぼりました。
また、57.1%が「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいきたい」と答えており、ワークライフバランスを充実させつつ、長く働き続けていきたい思いを持つ母親が大半を占めることが明らかになりました。さらに、ワークライフバランスを大切にしながら、自分に合ったペースで継続して長く働くことができている母親の84.8%が、幸福度を高く感じていることがわかりました。詳しい調査結果を見ていきましょう。

「ワークライフバランス」や「ライフスタイルやライフステージに合わせた働き方」を重要視する女性が大多数

女性の「働き方」に関する意識については、「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」と回答した人の割合が87.5%、「自分のライフスタイルやライフステージに合わせて働き方を選びたい」と「育児との両立制度の充実や働きやすさを、会社や職場にもっと重視してほしい」が同率で 84.0%と、自分の立場や環境に合った働き方を重要視している女性が大半であることがわかりました。

また、「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」と回答した人の内、現在働いている職場で「自分らしいワークライフバランスを大切にできる」と回答した人の割合は 71.2%となり、意識と実態にかい離がある女性が一定数いることが明らかになりました。

「キャリア意識と実態」については、長期的な目線でキャリア形成を望む女性が半数以上

女性の「キャリア意識」については、「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいきたい」と回答した人が57.1%、「ライフスタイルに伴う働き方の変化があっても、これまでのキャリアを活かしていきたい」が 56.8%、「資格取得などに対するサポートを受けたい」が 53.0%と、継続した長期的な目線の中で、資格取得なども視野に入れながら、キャリアを形成していくことを望む女性が過半数という結果となりました。

また、「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいきたい」と回答した人の内、現在働いている職場で「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいくことができる」と回答した人の割合は 62.8%となり、キャリア形成ができている人の割合は、キャリア意識がある人の3分の2程度に留まる結果となりました。

「働き方」×「キャリア形成」×「幸福度」について

ワークライフバランスを大切にしながらゆるやかにキャリアを形成する女性は幸福度が高いと感じている

ワークライフバランスを大切にしつつ、キャリア形成もできていると感じている女性の84.8%が自分の幸福度が高いと回答しました。この結果から、自分に合ったペースで働くことができ、キャリアも積み上げていくことができている女性が充実した人生を歩んでいることが分かりました。

少子高齢化が叫ばれている日本ですが、1人の子どもを育てるためには、約3,000万円もの費用が必要になると言われています。今後も子育てと仕事を両立させたいと考える女性は右肩上がりに増えていくことでしょう。

それと同時に、働く環境の多様化も進んではいますが、そのスピードには大きな差が生じています。世の中には、まだまだ理想の働き方を実践するには、難しい現状がたくさんあるのです。今までの経験を生かし、さらなるスキルアップとキャリア形成を目指す女性たちの未来が明るいものになるよう、企業は目指す方向性を明確にしていくべきともいえるでしょう。

子供を持つ母親の「働き方」に関する意識調査結果https://www.solasto.co.jp/summaries/news/solastosurvey_170929.html