働く女性にこそ読んでほしい、おすすめの本3選



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男女雇用機会均等法が誕生してから30年、私たち女性を取り巻く社会は日々変化しています。女性のキャリアを考えるきっかけにもなるであろう、大切な1冊を今回はCinq編集部メンバーがご紹介します。

「女性に優しい」その先へ

「女性にやさしい」その先へ
“資生堂ショック”から新しい働き方を考える
AERA編集部 編著 / 大沢 真知子 編著
発売日:2016年6月7日

資生堂が行った働き方改革をもとに、ワーキングマザーが働きやすい環境を作るだけではなく、他の社員たちも納得行くような、新しい働き方とは何か? についてが、座談会形式で語られています。

「ワーキングマザーは何を望んでいるのか」を知ることができ、中でも感銘したのは、企業にして欲しいのは”やさしさ”ではなく”評価”だということ。たとえ時短勤務であっても、働くからにはその結果を出すため頑張っている人に対し、きちんとした評価が欲しいといった意見です。

その流れを実現するには、パートナーの意識改革が必要なのと同時に、今まで以上に”本気”で仕事に取り組む姿勢が必要となります。女性管理職を増やすためには、この意見は拾うべき。これからの企業は本のタイトル通り、「女性に優しい」次のステージを目指さなければならないと感じました。(編集R)

女性に伝えたい 未来が変わる働き方

女性に伝えたい 未来が変わる働き方
新しい生き方のヒントが見つかる、二極化時代の新提言
著書:野村 浩子
発売日:2017年2月2日

キャリア女性がそれぞれに持つ様々な諦めと憧れを、実際にあるエピソードや調査データを元に紐解く一冊。結婚する・しない、子どもを産む・産まない、と二極化するこの時代の女性の意見を汲み取り、働く女性の歴史が変わりつつあるイマを描く。

人工知能やロボットに負けない置き換えられない仕事を、私たちはすでに考えなければならないし、時間と場所に縛られてばかりが社会じゃない、そのための柔軟性と可能性を身につける必要があると自分のキャリアについて考えさせるような内容だった。

“新しい生き方のヒントが見つかる、二極化時代の新提言”なるこの本が、専業主婦とキャリア女性のどちらもの意見を真っ向から導いてくれるヒントは、私たちに力強く生きる勇気を与えてくれる。(編集Y)

仕事も私生活もなぜかうまくいく女性の習慣

仕事も私生活もなぜかうまくいく女性の習慣
働く女性のためのキャリアの教科書
麓 幸子 著/日経BP総研 マーケティング戦略研究所 編集
発売日:2017年5月18日

仕事も私生活も、どちらも欲しい。
女性がこう望むことは決してわがままなことなんかじゃない。まさにこのCinqとも似たコンセプトを持つこの本に惹かれました。

1万8000社以上の企業が女性活躍推進にコミットした2016年以降、変わりつつある私たち女性のキャリアにある、見えない霧を晴らしてくれるかのようなエッセンスがぎっしりと散りばめられています。難しく考える必要もなくチェック項目を設けてくれているこの本は、まさに働く女性を応援する”キャリアの教科書”。

仕事と私生活を両立させる「ハッピーキャリアの法則」を伝授してくれる一冊です。(編集M)

終わりに

仕事も遊びも、恋愛も友情も、美容も健康も、もっともっとよくばりに楽しみたい、といった#よくばり女子 のために生まれたCinq(サンク)では、今回紹介したこの本たちのように「働く」を前向きに、自分主体なワークライフバランスを考えるきっかけになるような情報を発信していきたいと思っています。日々変化する私たちを取り巻く環境を、うまく活かしてさらに輝けるよう頑張っていきましょう!

編集部メンバーおすすめの一冊、今後も定期的にお届けしますね♩