仕事と家庭どちらも譲れない。両立を目指すなら”28歳”がターニングポイント



28歳が最初のターニングポイント

25歳を過ぎるとあっという間に30歳になると言われていますが、その途中で一度止まって考えてほしい時期があります。それは、28歳。この年齢は働く女性にとってのターニングポイントなのです。

自分の人生にとって優先すべきものは何か、という問いに向き合わないとなりません。キャリアの道、結婚して子育てをする道のみであれば、そうも難しくはありませんが、働きながら子育てをするといった両立を選んだ場合、ライフプランを計画していなければ、子どもを産みたくても産めない状況に陥ってしまうこともあります。そうならないように28歳、またはそれよりも若いうちにキャリアと子どものことについてしっかりと考えていきましょう。

20歳はキャリア形成期と同時に30歳までが出産適齢期

仕事もがんばりたい、でも、子どもも産みたい。ベストなタイミングはいつなのか?

その問いにもちろん答えなんてなく、すべては自分の価値観次第ともいえます。しかし、20代の女性はキャリア形成期と同時に30歳までが出産適齢期であることは認識しておきたいところ。年齢が上がるにつれ、不妊や流産のリスクは上がります。妊活をしたとしても確実に子どもができるとは言えず、まさに「子は授かりもの」なのです。今は医療が発達しているとはいえ、リスクはできるだけ少なく進めたいもの。いつかは子どもが欲しいと思っているのであれば、おおよその出産希望時期を考えておき、体調も整えていきましょう。

早く産むことと、遅く産むことのメリット・デメリット


メリットデメリットはそれぞれありますが、一番のデメリットはやはり不妊や流産のリスクともいえるでしょう。

28歳までは仕事に打ち込む

28歳までは、仕事はフルエンジンで進めてもOK。できるだけ多くの成功体験を積み、自分のものにしていきましょう。精一杯取り組んでスキルを磨いておけば、どんな人生を歩んでも、将来必ず役に立ちます。育休をしても、早く職場に戻ってきてほしいと思われるような市場価値の高い人材になれるように取り組んでいきましょう。

子育てのためのペースダウンもあり

子育てに重点を置く”子育て期”をどこまで考えるかは人それぞれですが、こちらももちろんそれなりの期間が必要になります。子どもは一人では成長することができないので、育休も含めて一定期間でのペースダウンは受け入れるべきものです。しかし、シングル時代の仕事の経験がゼロになるわけではありません。むしろワーキングマザーとして、新たな視点がプラスされることで、仕事でも新しい発想や進め方を見つけることができます。

「前と同じように仕事ができない」とモチベーションを下げてしまうのはもったいないこと。キャリアは長い目で見ておきましょう。

予期せぬ妊娠の場合はどうすれば?

どんなにプラニングしていたとしても、予想もしていないタイミングで子どもを授かることもあります。その場合は、「案ずるより産むが易し」。先ほど紹介したように、妊娠はそう簡単ではありません。中絶は体への負担が大きく、「今思えば、あの時が最後のチャンスだった」と後悔する人もいるようです。

早くても、遅くても周りの協力は必要になります。そのおかげで、上手くいっている人はたくさんいるので、このことは肝に銘じておきましょう。

片方だけなんて嫌だ。よくばりに仕事も家庭を両立したい。

子育てをしながら仕事で活躍している女性というのは今の時代、少なくはありません。順調な人生を送れるようにするには”28歳”がとても大切な時期。パートナーがいる場合は、今後のことについて一度よく話し合ってみましょう。男性も20代だと、まだ結婚という意識が薄いかも知れませんが、女性にとっては今後の人生にかかわることなんだと上手に伝えてあげるべきです。

早めのプラニングで、より豊かな人生が送れますように。

参考文献

齊藤 英和・白河 桃子(2014)『「産む」と「働く」の教科書』講談社