今年も確定申告のシーズンが到来!
(2018年の確定申告期間は、2018年2月16日〜3月15日)
この時期は、確定申告をきっかけに、お金の管理などについて考える方も多いのではないでしょうか。しかしお金の話は、他人に話しづらい話題でもありますし、なかなか具体的に知ることはありません。そこで、気になる「お金」のあれこれについて、株式会社マクロミルが全国20~69歳の男女2,000人を対象に調査を実施しました。
確定申告、2018年の実施率は35%!
2018年の2月16日(金)~3月15日(木)の期間に、自身が申告者として確定申告をするか尋ねましたところ、「初めて確定申告をする」という人は5%、「確定申告をする、過去にも経験がある」という人が30%。合計すると、2018年の確定申告の実施率は35%となっています。
※家族の申告サポートなどは除く
確定申告書類は、7割が「紙」で提出
2018年2月16日(金)~3月15日(木)の期間に確定申告を行う人たちは、申告書類をどのように提出するのでしょうか?
その答えがこちら。
「税務署に行って紙の書類で提出」は51%、「郵送で提出」が17%で、合計68%が“紙”で提出をすることがわかりました。また、窓口の混雑緩和対策にもなるとされているインターネット経由での申請(e-tax)での提出は、17%にとどまっています。確定申告になると、まだまだアナログ派が多いのが現状のよう。この時期の税務署はとても混雑しています。e-taxでの申請方法を理解すれば、スムーズな確定申告が行えるようになるかもしれません。
家計簿は、紙派?アプリ派?EXCEL派?
医療費が年間10万円を超えた場合の「医療費控除」や、ふるさと納税などの寄付をした場合の「寄付金控除」など、普段からの“家計管理”が重要となる確定申告もあります。確定申告の際に「普段から家計管理をしておけば良かった・・・」と後悔する人もいるのではないでしょうか?
そこで、「家計管理は主に自分自身がしている」と回答した人へ、支出額の把握に使っているものを尋ねました。1番使われていたのは「紙の家計簿」で27%。昔ながらの方法が一番人気のようです。次いで「家計簿アプリ」が15%、「Excelでの管理」が12%でした。一方で、「何も使っていない」人が42%もいることが分かりました。“頭の中でなんとなく管理している”という方も多いのではないでしょうか。
配偶者控除の制度改正、「改正内容まで知っている」13%
昨年(2017年)に配偶者控除が税制改正で見直されました。2018年分の年末調整から変更されることもあり、今年から普段の収入や支出を管理していこうと考えている主婦・主夫の方も多いのではないでしょうか?
配偶者控除について、改正に関する認知状況を確認したところ「改正内容まで知っている」と回答した人は全体の13%。「改正されることを聞いたことがある程度」が53%と、最も多くなっています。仕組みや条件が複雑なこともあってかイメージしづらいのでしょうか。また、「改正されることを知らなかった」が20%、「そもそも配偶者控除自体を知らなかった」15%で、合計35%が非認知という結果でした。
まとめ
慣れていないと時間が掛かってしまうため、つい放置したくもなりますよね。確定申告が不要な人も居るとは思いますが、税金の還付が受けられる場合もありますので、一度確認してみると良いでしょう。
確定申告の方法がわからない、という方はぜひ直接税務署へ行ってみてください。次回から使えるe-taxの使用方法も含めて、詳しく教えてもらうことができますよ。