マイナス思考は強みでもある!? 前向きになるための発想転換方法|MY WORK ヒント#45



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一瞬、一瞬を自分の味方に変えるには?

「マイナス思考は良くない」「口癖に気をつけないと不幸になる」など、ネガティブなことに対してさまざまな考え方があると思います。しかし、マイナス思考であることは、それだけ自分に足りないものや必要なものを察することができる能力が高いと私は感じています。

本来なら気づかずに流してしまうような話題でも、「不安」や「心配」が頭によぎることで足を一歩止めるヒントに繋がる。そう考えると、マイナス思考はとても素晴らしい能力なのです。

とは言っても、毎回小さなことで足を止めてしまっていては前に進むことができませんし、「不安」や「心配」を抱えて前向きに生きることができないのは本末転倒。そこで、マイナス思考な人が豊かになるための能力に変わるための方法をご紹介します。

「ない」から「ある」に意識を向ける

マイナス思考の特徴として、「どうしよう、私にはできない」「困った、やったことないから分からない」など、「ない」を探す傾向があります。これを存分に生かすためには、「どうしよう、私にはできない。〜でも、今の自分にあるものは……」という「ない」の続きに「ある」を見つける練習をすることです。

とは言っても、「私には何もないんだもん」「あったら、すでにうまくいっている」とヘソを曲げそうになりそうな気持ちを抑えて、もう一度「ある」を探してみましょう。なぜなら、「私には、何もない」ということは、ありえないことだから。

今、こうしてコラムを読んでいる意思があり目があることは、「ある」を見つけずに「ない」ばかり探している証拠。何もないのではなく、見ている方向が違うだけ。「ある」に意識を向けてみると、たくさん見つかると思いますよ。

「ある」を見つける練習を重ねると、習慣になる

よく、自分に自信が持てない人に対してのアドバイスに「小さな成功体験を重ねてみよう」というものがあります。いきなり大きな功績を残すイメージはつきにくいですから、自分が計画した小さなタスクをクリアすることができると、少しずつ自分に自信が持てるという原理は、正しいと思います。

それと同様に、この「ある」を見つける練習は、なんども反復練習を重ねるといつの間にか「ない」を見つけるスピードより「ある」を見るけるスピードの方が上回り始めることに気づくでしょう。そう、これがプラス思考の始まりです。

「ない」を見つけることが多いマイナス思考だからこそ、「ある」を見つけることができるようになると良い循環が生まれ始めます。ぜひ、その思考を強みに変えてみてくださいね!