色気とエロは似て非なるもの。
色っぽさを表現する上で、このポイントを間違ってしまうと、一気にアナタの所作は下品になってしまうので注意したいところですよね。今回は、モテを意識した色気やエロさとは、全く違った「上質な色気の作り方」についてご紹介したいと思います。
露出は敢えてしないことで色気が高まる
色っぽい=エロいという誤解があると、単純に露出のあるファッションで色気を取り入れようとしてしまいます。そうなると、いかにも人工的でうわべだけのエロさしか手に入りません。品の良い色気は、露出で表現するものではないのです。
むしろその反対で、露出していないのに沸き上がる女の色気を上手に惹き出しましょう。例えば、メンズライクなパンツを履いているのに、浮き出るシルエットがとても女性的な方がいますよね。そういった方は一切、露出をしていないのに色っぽいと見られることがあります。その理由は、カーヴィなボディライン。肌見せして色っぽさを出すのではなく、肌を見せをしない代わりに体にフィットしたファッションを意識的に取り入れることで女らしさを表現できます。そのシルエットこそがまさに上品な色気を惹き出すのです。
息づかいに意識をする
色気のある女性は、息づかいを意識しています。こう言うと「はぁ?」と疑問が浮かぶかもしれませんが、ちょっと想像してみてください。アナタの身近にいる色っぽい人(いなければ、色っぽいと思う芸能人を想像してみてください)は、皆、動きにゆとりがあって独特の間合いがあると思いませんか?彼女たちの持つ独特の間合いの取り方は、ゆっくりとした呼吸に秘密があります。
深い呼吸でゆっくりとした息づかいを意識することで、体に酸素が行き届き、体のリラックスをもたらします。自然体で、落ち着きのある所作は呼吸、つまり息づかい一つで作り出すことができるのですね。この他に、キスをするときなども息づかいに意識してみてください。深く長く吐き出す一呼吸を演出することで、セクシャリティな雰囲気を高めることができます。
ときどき、女らしい言葉使いを
意識的な色気を作るとしたら、言葉使いが有効です。
普段から、「ヤバい!」「マジで!」というような、フランクな言葉使いばかりしている女性からは、残念ながら色気は感じません。言葉使いを全部変える必要はありませんが、ときどきふとした一言に女性らしい言い回しを使ってみてください。
例えば、最近ではあまり使われなくなった「〇〇だわ」や「〇〇なのよね」といった“女言葉”は古風ながらも色気を感じる言葉使いです。毎度そうした言葉を使うと「いきなりどうしたの?」と思われますが、ちょっとした相づちを打つときに使うと、普段のアナタと良い意味でギャップを感じてドキっとするかも♡
内側から滲みでる色気を手に入れて
表面的な色っぽいメイクやファッションはある意味、誰でも簡単に手に入ります。だからこそ、人工的で上辺な色気と見られてしまい、そこに下品さを感じてしまうのでしょう。反対に、普段の習慣によって身につく、言葉づかいや仕草には、本物の色気を感じやすいのです。
男性はもちろん、同性からも憧れられる色気を作るなら、こうした所作から美しさと色っぽさを表現してみてくださいね。