バランスの良い食事が簡単にわかる!「手ばかり食事法」で健康な食事を。



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カロリーにこだわりすぎていない?

ダイエットをはじめると、気にするようになるのがカロリー。野菜中心にして炭水化物は摂取しないようにしようと、カロリーを減らしがちになります。しかし、こだわり過ぎて必要なものまでカットしてしまっている可能性も。バランスのとれた食事ができている人というのは意外と少なく、バランスを修正するだけで、身体が変わることを実感することができます。

そこで、バランスの良い食事をわかりやすくするために『手ばかり食事法』を実践して何をどれだけ食べるのが良いのか測っていきましょう。

手ばかり食事法のはかり方

性別や体格や年齢などよって手の平の大きさは人それぞれ。自分の体にあった食事量にすることにより、バランスの良い食事量となります。自宅だけではなく、職場などで簡単に適量を知ることができるので、自分の手の平を参考に、食べる量の目安としていきましょう。

✔主食
お米やパンといった炭水化物が主に主食となります。美味しくてつい食べ過ぎたくなりますが、これは握りこぶし1つ分に留めておきましょう。外食だとご飯を多く盛られることがほとんどなので、少なめによそってもらえるよう、あらかじめ伝えておくと良いですね。

✔主菜
肉・魚の主菜は、指を除く片手の手の平サイズと、厚みが大きさの目安にしましょう。また、主菜の食材が偏らないようにバランスよくするのも重要です。肉や魚、大豆製品、卵など、いろいろな食材を食べるように心がけましょう。

✔副菜
野菜は、両手いっぱいの量が一食の適量です。
主菜同様、同じ種類の野菜ばかりに偏らないよう、いろいろな色の野菜を摂取するように意識を。加熱してある蒸し野菜や焼き野菜の場合は、量が減りますので、片手を広げた上に乗るくらいが適量となります。両手いっぱいの野菜を摂ることが大変な人は、栄養分は少し減りますが、加熱してから食べるのもひとつの手です。

バランスが良い食事を続けるための3カ条

「ダメ」とは言わない

つい食べたくなってしまうお菓子。ですが無理をして控えるのはストレスになってしまいます。絶対食べない! と決めるのではなく、1日のバランスと量を守れていれば食べてもOK。スナック類は控えた方が良いですが、お仕事で頑張った日などに、ご褒美として好きなものを食べても良い日を作るなど、ご褒美感覚で手に入れていくと、つらく感じるダイエットも楽しく続けることができます♪

カロリー計算はしない

計算をしてしまうと、カロリー重視になってしまい必要な栄養素までカットしてしまっている可能性があります。食べるものに栄養があるかどうか? を考えて食べる方が健康的に痩せられます。

自分の食べたものをその都度記録したり、数値として認識していくカロリー計算は、難しく面倒で続かない人も多いでしょう。この料理は何カロリーか? ではなく、この野菜にはどんな栄養が入っているか? を覚えていきましょう。

決めつけない

「食べ過ぎている」「バランスが崩れている」と、感じても決めつけず、まずは状況を確認するようにしましょう。感覚的なものではなく、本当に食べ過ぎたのかどうか整理することです。栄養素で考えるとセーフの場合もありますし、たとえ食べ過ぎたとしても翌日に調整すれば大丈夫。自分のココロとコミュニケーションをとりダイエットによるストレスを軽減させましょう。

1日に必要な量は異なるからこそ、自分流で健康的になろう

1日に必要な量は人によって異なります。だからこそ、流行りのダイエット法をそのまま鵜呑みにして実践するのではなく、自分に合った方法で食事と向き合っていきましょう。気持ちにゆとりを持って生活し、必要な栄養を届けてあげれば、自然と健康的な体が作られます。

まずは手ばかり食事法から、食事のバランスを見直すきっかけにしていただければと思います。