美容研究家 神崎恵さんが語る、美肌づくりに欠かせないもの



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美容研究家 神崎 恵さんが教える美容ケア

先日、講談社で行われたのは、ニキビに悩まされている女性のためビューティーイベント『with Beauty Camp』。このイベントでは、大人の肌にできるニキビについてもギモンや対策を教えてくれます。この日のゲストは、美容研究家として、一人のママとして、同性である私たち女性から人気を集める神崎 恵さん。会場に集まった女性陣からも「可愛い!」「綺麗」「理想」「本を買いました」など歓声があがるほど、人気ぶりが目立ちます。

そんな年齢を感じさせない美しさを保つ、美容研究家 神崎 恵さんが、美を保つ秘訣について語ってくれました。

「与えるケアは上手だからこそ、落とすケアの見直しをしておきたい」

普段から「落とすケアになによりもこだわる」という神崎さん。お風呂上がりのお手入れにかける時間は以外と短く、毎日2~3分ほどなのだとか。
クレンジングと洗顔は肌の調子に合ったものを、そして美容液やクリーム、お疲れのときはマスクをプラスするなど、肌の調子や自分の体調によって使用するアイテムをそれぞれ変えているそう。

「そんなにたくさんのケアをしているわけではないけれど、クレンジングと洗顔は必ず自分の肌の調子に合ったものを選ぶようにしています。理由は、クレンジングと洗顔は1番肌を痛める可能性があるものだから。美容液やクリームなど、プラスして乗せるものが肌を痛める心配は少ないけれど、クレンジングや洗顔で、必要なものを落としてしまうこともありますよね。与えるケアは上手な人が多いからこそ、落とすケアの見直しすることで、トラブルが起こった時の対処法もわかって、綺麗な肌をキープできるようになります」と普段のケアについて話してくれました。

「ひとつ大きなニキビができるだけで、顔の印象も変わるし、気分も乗らなくなるよね」

常に美肌、美髪をキープしている印象の神崎さんですが、今年の春は、花粉のせいか例年以上に肌の揺らぎを感じることもあったようで「自分の肌と向き合わなくちゃ、と改めて感じた」タイミングでもあったのだとか。肌の揺らぎを感じたときも、何よりこだわるのは落とすケアなんだそう。

「肌にとって優しいものを使うのは一番だけれど、メイクが落ちないのは嫌だから、洗浄力が合っているものを選びます。逆にいえば、優しい洗浄力のクレンジング洗顔を使えるように、ベースメイクを変えることもありますね。
日焼けしたあと、女性のホルモンバランスの変化から起こる肌荒れ、花粉…肌が揺らぐ理由はさまざまですよね。だけど、肌にひとつ大きなニキビができるだけで、顔の印象も変わるし、気分も乗らなくなる。自分ではわからないことも多いからこそ、肌の揺らぎを感じたときにはすぐかかりつけのクリニックへ行くようにもしています」と美肌キープの秘訣を話してくれました。

また「ニキビができたときは、ニキビ対応のコンシーラーを常に持ち歩いて、鏡をチェックする」という神崎さん。「ニキビができているときに、チークを使うと赤みが目立ってニキビが協調されてしまうので、チークを使用しないメイクに変える」というように、ニキビを目立たなく見せるメイクのコツを教えてくれました。

頬にニキビができたときには、チークは使用せず、あえて赤リップなど、目立つ色を他のポイントに置くことで、視線がニキビから口元へ移り、目立たなくなるのだとか。

「スキンケアの一環としてストレス解消する時間をつくってあげる」

また、神崎さんは週の半ば、水曜か木曜日あたりに自分をリラックスさせる時間を作るのがマイルールだそうで「お風呂に入って良い香りを楽しんだり、ジムに行ってリフレッシュしたり。スキンケアの一環として、ストレスを発散する時間をつくる」のだとか。肌には心の不調や体調も表れるからこそ、そういった気分転換を楽しんでいると言います。

この日、同じくゲストとして登壇した、秋葉原スキンクリニック 院長の堀内 祐紀先生も、美肌づくりのために運動は欠かせないもののひとつだと言います。
「肌の代謝を良くしたいと思ったときには、運動する、栄養をとる、ビタミンをとることが効果的」で、これから気になる、夏の冷えも肌に負担をかけ、乾燥ニキビをつくる原因になることがあるので、注意が必要だそう。また堀内先生は「ファンデーションのパフやブラシなどを清潔に保つこと、メイクは必ず落としてから眠ること、ニキビができたらはつぶさず病院に行くこと」という普段からできそうなことを、キチンと行う大切さを教えてくれました。

ニキビができたから、という理由で病院に行く必要性を感じない人も多いけれど、実は目に見えていないだけで、ニキビの元ともなる面皰(めんぽう)というものがたくさん出来ている可能性もあるので、定期的なクリニックでのチェックを心がけると良いかもしれませんね。

肌荒れゼロで、もっとポジティブにアクティブに

不規則な生活や身体の不調、ホルモンバランスの変化など、肌荒れを起こす原因はさまざま。肌荒れが起こることによって、気分が落ち込み、自信を持てなくなってしまったり、外に出るのが億劫になってしまったり…と負のスパイラルに陥ることがないよう、正しいケアを身につけていきましょう。自分の肌に適切なものを選び、そして悩みを改善するための対処法を正しい知識の元に身に付け、ココロとカラダの調子を整えることが、美肌づくりにとって必要なもの。

華やかな世界の中でだけ存在しているように見える神崎 恵さんですが、そんな彼女も仕事や家事、育児をこなす中で、疲れを感じる瞬間というものはあると堂々と話していました。自分の頑張りや疲れも、素直に認め、許容してあげることが、さらに美しさや魅力を引き出す材料になるのかもしれません。

疲れを感じたな、ストレスが溜まっているな…と自覚したときに、ご褒美の時間をつくることを、私たちは自分に許容してあげましょう。働く女性にとって、全てをうまくこなすということは非常に難しくも思えますが、自分に向き合う時間をつくってあげることも、美の源になるというのですから。
もっと素直に、よくばりに。
魅力を最大限に引き出し、ポジティブにアクティブに活動できる今後を楽しみましょう。