男性からお誘いがあると安心する…。自己肯定感が低い女性が意識したいこと



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男性からのお誘いがあると、安心するの……。

異性からの好意を感じとったとき、大抵の人は嬉しいと感じることでしょう。よほど嫌な相手ではない限り、嫌悪感を持つことはありませんよね。けれど、好意を寄せられることをゴール(目的)にしている人も居ます。例えば、「彼氏は居るけど、他の異性からもお誘いがないと不安」という人だったり、「女子力が下がっているときに、街を歩いてナンパされたら安心する」というような女性です。あなたの周りには、居ませんか?

これは決して自分のパートナーとなる人を探しているのではなく、自分が異性から好意を寄せられてる(=モテる)実感を得ることで、自己肯定感を高めているだけ。
けれど、男性からの「お誘い」が、本当に全て純粋なものであるとは限りません。純粋な好意か、はたまたただの下心か……。

好意の裏にある「下心」

女性という“性”を授かって生まれてきた以上、男性からのわかりやすい「下心」を感知したことは、誰しもがきっとあることでしょう。例えば、飲みに行った相手の視線がチラチラと胸元に寄せられていたり、一杯だけ付き合うつもりが2軒目、3軒目……と長く付き合わさせられて、たくさんのお酒を勧められたり。もっとわかりやすくなると、激しいボディタッチやホテルのお誘い……付き合いの多い大人になると、そんな「下心」は日常茶飯事。

「好意」を寄せられることで安心感を得ようとする、自己肯定感の低い女性は、まずこの“純粋な好意”と“下心”を見極める必要があります。自分がモテている、と実感することの指標を見直してみましょう。

自己肯定感を得たい女性が、好意(モテ)の指標としやすいもの

食事を奢ってもらえる=好意(モテ)だと思っている

男性からの、定期的な食事のお誘いが安心するという女性は多いもの。例え、なんとも思っていない相手であったとしても、美味しい食事に連れていってもらったり、エスコートや送り迎えなどの女性扱いをされることで気晴らしになることもあります。けれどこれを好意の証だとは思わないことです。食事のあとの、ホテルが目的なんて男性も少なくはないからです。

ナンパされた人数が多いことで自信を持つ

街中を歩いていて、声をかけられること。
少し前までは「ウザい」と感じていたはずなのに、完全なるスルーとなるとそれはそれで寂しい……。自分の外見レベルを測るためにナンパ件数をカウントしてはいませんか?
けれどナンパは、あくまで雰囲気で選ぶことが多く、「数打ちゃ当たる」と考えている男性も多いもの。ナンパで自分の外見レベルを判断するのはアテになりません。

いいね!の数が人気の証だと思っている

SNSでのいいね!数やコメントの数が多くなると、つい人気者になったかのような気分で、嬉しくなります。SNS上でのやり取りも増えて、まるで友人の輪が広がったかのような感覚にもなりますよね。けれど、これはフィルター越しの世界であるということを理解しておきましょう。素直に自分のことをなんでも話せるわけでもなければ、文字、写真の印象でしか相手には残っていないのです。自己肯定感を、画面の中だけで得ることは非常に難しく、逆にSNS上とリアルでのギャップに悩んでしまうこともあります。

ハイスペックな男性から、夜のお誘いを受けた回数をモテの指標にしている

立派な地位、そして幅広い人脈を持っていて、見た目的にも魅力的な男性(=ハイスペ男子)と食事に行った際に「もっと綺麗な知り合いがたくさんいるはずなのに自分を選んでもらえた」と自信を持つのは悪いことではありません。女性の扱いにも慣れていて、非日常を感じられるような演出づくりも上手。つい心も弾んでしまいます。まるで相手のレベルに引き上げられるように、自分の経験値が上がったように感じられるでしょう。けれど、夜のお誘いはあくまで夜のお誘い。それを忘れてはいけません。

他人から「自己肯定感」を得ることは、ときに自分にとってリスクになる

他人からの好意を自己肯定の材料にしている女性にはリスクが伴います。それが、「自分が本当に恋に落ちてしまったとき」です。
自己肯定感を他人軸で測るため、自分が失恋してしまったとき、落ち込むことがあったときに、苦しみをより強く実感してしまうのです。本来であれば、自己肯定感は、自分自身で生み出すもの。

失恋している時に、「私は人に誘われるから魅力的なんだ」なんて前向きな気持ちにはそうそうなれるはずもありません。落ち込んでいる時には、いつもの自己肯定感の作り方が、逆に自信を失わせてしまうきっかけになってしまうこともあるのです。

そうならないためにも、上記に書いたようなことを好意(モテ)の指標と捉えないように気を付けて。身体だけの関係に悩んだり、他人の評価で落ち込むなんて、もったいないことだから。自己肯定感を自分で高められるよう、考え方を変えていきましょう。