「女性」「若い」だけでなめられる。仕事でなめられないようにする対処法は



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「あれ?もしかして私、なめられてる……?」

仕事での人間関係の悩みは尽きないもの。
その中でも、働く女性によくある悩みの一つとして、上司や取引先の男性から「なめられる」という声が挙がってきます。政府が、女性の管理職を30%増やそうと動いてる現状から、女性起業家として活躍する人たちも増えてはいますが、世の中には、まだまだこうした女性のキャリア進出を理解しきれていない人がたくさん居るのです。

特に、自分をよく知らない社外の男性、団塊世代と呼ばれるような年上の世代には「女性」という性を理由に上目線で話しかけたり、なめてかかってくる人も多いもの。

自分が知らないような知識をあえて語り「これ知ってる?」と聞き、素直に知らないと答えると「知らないの!? よくそれで仕事ができてるね」と嫌味を言ってくる人もいれば、一生懸命仕事に関する話をしているのに関わらず、「〇〇ちゃんがお店を開いたら行くのに」なんて、セクハラじみた発言をする人も。

もちろん、全ての年上男性がそうだとは言いませんが、これは実際にある話。どうすれば、女性はなめられないようになるのでしょうか? その対策について考えてきます。

強くて余裕がある女性を演出するには

年齢が若い・服装が若い・童顔といった、幼い印象はなめられやすい傾向にあります。
その対策として、よく女性が行うのが、大人っぽく見えるようなメイクや服装にするという方法です。しかし、好きなスタイルを封印したところで、正直「大人っぽさ」を演出するには限界もあります。
逆に大人っぽさを押し出すことによって、女性性が逆の方向に強調されてしまうことも。予想と違う展開に持っていかれないよう、メイク・服装ではない3つの対策法を知っておきましょう。

声を低く、ゆっくりと話す

声は、人に印象づける大きな要素です。声の高い人は、若々しく可愛らしいイメージがあり、声の低い女性はしっかりしていて、気が強い印象に。声は自分の顔と同じように、その人のイメージを形成するもの。高すぎない声の高さで、落ち着いて話すことによって、大人らしい声が作られます。

また、普段とは違う話し方を意識することで、印象を変えることが出来ます。小さい声でごにょごにょと話すのではなく、はっきりとした話し方で会話をしましょう。

コミュニケーション力

ビジネススキルとして身に着けておきたいコミュニケーション力は、高くて損することがありません。
会話がぎこちないと、上手く喋れないことを良いように、どんどん上目線での態度をとってきます。時間はかかるかもしれませんが、コミュニケーション力を向上させ、相手に負けないトーク力を身につけることが一番効果的です。舐められた時にもできる、大人な対処法を身につけておきましょう。

またこれは一つのテクニックでもありますが、説明をする時に“数字”をうまく使うとデキる印象がつきやすいです。「前年比と比べて○%増加」などと、説明に数字を加えておくことで知的な女性に。

背筋を伸ばし、毅然とした態度で接する

低姿勢での対応をし続けると、相手は要望を聞いてもらいやすいと勘違いを起こします。特に、モラハラやセクハラを起こすような年上男性には、何を言われても動じない、毅然とした態度を貫くべきです。その場合に、笑顔と愛嬌は必要ありません。「この人をイジってもつまらない」と思わせることが大切です。

また、美しい姿勢をキープすることも大切です。姿勢が悪いと、弱く頼りないイメージを持たれます。姿勢を良くするだけで、堂々としていて自信のある人物に見せることができます。ビシッとした立ち姿は、同じ女性として格好良い。ぜひ姿勢も意識していきましょう。

たとえなめられたとしても、戦わず割り切る

もしなめられたとしても、気にしないことが一番です。
性や年齢は変えられないもの。一切自分には非がないのです。変えられない性別、変えられない年齢で競おうとすると疲労が進むだけ。世の中には、仕事の出来・容姿・性格など、何でもマウントをとり、自分の価値を高めようとする人が居るものなのです。いくら対策をしても、隙を狙ってくるだけ。

今回紹介した対策は、なめられる回数を減らすための手段として捉えてください。もしまた、なめてくる人がいたとしても、気にしないことが自分を守る武器になります。
「女性」「若い人」という括りだけでなめられる時代は近い将来なくなると信じ、今の仕事に誇りをもって続けてほしいです。