本当は新しく始めたいことがあるけど、不安
転職を考えているけれど、一歩が踏み出せない……そんな方も多いのではないでしょうか?
私自身も、まだまだ未熟な短い人生ですが、何度か大きな方向転換をしました。そんな中で感じるのは、大きく生活環境を変えるのは「勇気」や「不安」など決断する力も必要だと言うことです。「これに決めた!」と自分の中で白黒はっきりするまでの時間は、まるで揺りかごのように気持ちが落ち着かない。そんな感覚になりますよね。
そこで、私がモヤモヤと決断できない時にいつもしていることをご紹介したいと思います。
【答えは…】業界の先輩・上司を観察すること
それは、たったひとつでOKです。これに尽きます。
もし、お勤めの方であれば、その企業の先輩や上司を観察してみましょう。フリーランスや自営業であれば、同じ業界の同期や先輩を観察します。
するとどうでしょう。
不思議ですが、将来の自分がすでにあるのです。業界や職種では、すべて判断することはできないのでは?と言う意見ももちろん賛成できますが、
・業界自体が衰退していないか?これから伸びていくか?
・業界は伸びているが、個々のポジションによって大きく成果に差が出る
・何年経っても、同じような仕事内容を繰り返しているだけで進歩が見えない
……など、業界全体の景気を少し意識するだけでも決断力が上がると思います。私の例で言えば、ライターは紙よりWebを強化するべきだと感じ、ライティングの知識に加えてWebサイトを扱えるような学びを日々しています。
ペーパーレス、電子書籍、クラウドサービスなど、どんどんデジタル化が加速するこの現代で、同じ「書く仕事」をしていたとしても製本や紙の編集を学ぶより、Web知識を身につけたほうが将来は明るいと見た決断のひとつなのです。
もし、これからまったく新しい職業に挑戦すると言う方は、以下の『#37』で書いた異業種との交流を増やして数年後の自分を想像する時間を作っても良いと思います。自分が経験していなくても、将来の自分の姿が見つけられるかもしれません。
伸びている人の良いところを盗む
業界全体で大きく判断したら、個々の考え方にも注目してみましょう。
どんな業界でも成果を残している人がいます。または、右肩上がりに成長している人を見つけたら、良いところをどんどん盗むのがオススメです。伸びている人には、伸びる理由が必ずあります。
ある程度自分が軌道に乗るまでは、こうした「目標になる人」を設定しておくと気持ちに踏ん切りがつくと思いますよ。
——自分の人生を保証してくれる人は、この世に誰もいません。転換期を迎えたならば、ぜひ新しいチャンスを掴みに行きましょう!