「依存」から抜け出して自立した女性になる、たった一つの方法



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満たされることのない孤独を埋めるために

彼氏がいないと自分に自信がなくなって毎日がつまらなく感じる、常に誰かと連絡がとれていないと不安、スケジュール帳が埋まっていないと気が済まない……など。一人になることが怖くて、誰かに依存している女性をよく見かけます。どこかで常に孤独感を感じていて、それを埋めたくて必死になっている人たちです。

「誰かが居ないと不安になる」。
これをずっと続けているのは、自分にとっても苦しいことです。
例えば、愛情がないままに異性と体だけの関係を続けることになったときを想像してみてください。一時的には満たされていると感じて幸福感に包まれるかもしれません。ですが、その関係が長く続けば続くほど「体目的のために一緒にいるの?」「体がないと、自分とは一緒に居てくれないの」と、最初はお互い承知の上で始まったはずの関係にも、自分の存在意義を求めるようになって苦しむようになります。そしてさらには、そこから抜け出せない自分に対しても嫌気が差し、負のループが続くのです。
関係が険悪になってしまったら、次は依存する相手を変えて、また同じことの繰り返し。結局、誰かと連絡を取り合って継続的な関係を保っていても、孤独感は埋められていない証拠。

常に、心が満たされることはないのです。

自分の輪郭を失っていくことに気づく

「本来であれば、人には自分には揺るぎがない“芯”があったはずなのに……。」

恋愛だけに限らず、人との出会いがあればあるほど、比較する対象も増えます。
「あの子は結婚してるのに……」「あんなに素敵な彼氏があの子にはできたのに、どうして自分にはできないの?」と嫉妬をしたり、自分が劣っていると感じてしまったり……。
その負の感情を誤魔化したいからとさらに依存は加速していきます。常に愚痴を吐き出すことのできる友達、上部だけの彼氏。

依存体質の方は常に判断材料が他人軸であることが、根底にあるのです。
本当の自分を失っていることに気づいた人こそ、依存から抜け出して自立した女性になる必要があります。自分の存在意義を他人に求め始めると、自分にあった本来の自信が薄れてしまったり、意志決定ができなくなったりと、さらに芯のない自分が生まれてしまうからです。
芯のない女性に、心からの魅力を感じる異性や友人がいるのでしょうか。

依存から脱却をするために必要なたった一つのこと

依存体質から抜け出し、自立した女性になるためには必要なことはたった一つ。
自己肯定してあげることにあります。
自己肯定とは、自分を受けとめ、認めてあげることです。

自分のことを褒めることが上手な人は、人に依存することが少ないです。それはなぜかというと、自分の“価値”を知っているから。先ほどの例に出した、体だけの関係の人が居た場合にも、自分自信を認めてあげて、肯定ができる人の場合には「こんな人と関係を続けていても、自分がもったいない」とはっきりと見切りをつけることができるのです。もちろん、誰かの判断ではなく、自分の意志として。

自分の評価を他人に求めなくなることで、依存体質から抜け出すことができるようになるのです。自分を認めて、小さなことでもいいから、認めてあげる。それが自己肯定感をあげるポイントです。

自己肯定が上手くなると、自然と変わる

依存型の人の特徴は、評価が他人軸にあること。つまりは「人に認められたい」「誰かに頼られていたい」「信用されていたい」といった欲求も持っているのです。自分の満たされるポイントが、特別、重要な存在であると認識されていることを感じられることなのです。

自己肯定が上手になると、こういった「誰かに頼られていると、安心する」という欲求も自然と満たすことができるようになります。

自分が辛い時に、相手の幸せを願うことができる人は少ないかもしれませんが、自分が幸せな時は、誰かにその幸せを伝えたり、逆に悩んでいる人の手助けになりたいと思える心の余裕が生まれますよね。自己肯定ができるようになると、物事の判断が自分軸になり、今まで満たされていなかった心が、自分で満たせるようになります。
そして、人に対して認めてあげる、肯定してあげることも上手くなるので、他人から感謝をされたり、認められたりすることが自然と増えるのです。これによって、自分の承認欲求も満たされることになります。今まで感じることのできなかった、自分が存在する意味、を頭で考える必要もなくなります。

自分を大切にする

自分を大切にして、他人も大切にする。これによって、嬉しいループが続きます。満たされないことに不満を持ってばかりいるのではなく、自分で自分を幸せにしてあげることで、他人を幸せにしてあげられる強さが身についてくるのです。
自分を見失っていると気づいたときはぜひ、この自己肯定をあげることに力を入れてみてください。いつのまにか、依存してばかりの自分から卒業できているはず。