ひとりの人生を、美しく、かっこよく生きる
おひとりさまで過ごしていると、ふと不安になるときはありませんか?恋人がいない今の状況で、もし倒れたら?家族の介護は私一人でみるの?
モヤモヤがたまると、いつの間にかひとりでイライラしていたり。ずっと結婚をしないと決めたわけではない。でも今はひとりの可能性が高い。
今回は、ひとりで生きていくための環境の整え方をご紹介します。
地域のお店を利用し、顔なじみになる
今は家族が側にいても、いつどんなタイミングでひとりになるかは分かりません。ひとりで暮らしていくことを考えると、やはり地域の人たちと顔見知りになっておくことも大切。
マンションやアパートに住んでいるなら、積極的に声をかけ、知り合いになっておく。あるいは、近くに喫茶店や食事処があるなら、定期的に通い、お店の人と仲良くしておくことで、安心感を覚えます。
万が一、災害が起きたとしても、みんなで声をかけ合いながら、乗り越えられます。おひとり様で暮らしているとはいえ、他者との接点を断ち切ったまま、完全にひとりで生きていくのは無理。
地域の人たちとの接点をつくっておけば、困ったときがあっても助けてもらえます。災害のように大きな出来事ではなくても、少し悩んだときに相談相手になってくれる人たちがいると、ひとりで生きていくことにもあまり不安を覚えなくなります。
かかりつけ医をみつける
おひとり様暮らしが長く続きそうなら、信頼できるかかりつけ医をみつけておくのも大事です。
たとえば東京の場合、駅前に住んでいると医者に行くのもかなり便利。エリアによっては内科から眼科、整形外科、歯医者、婦人科まで集まっているから、いざというときも病院に通いやすいのです。
大病ではなくても、調子が悪いときに相談できるお医者さんがいてくれるというのは、ありがたいこと。自分の性格や考え方、メンタルの弱さまですべて理解してくれたうえで、どんな治療法がいいのか、どんな薬が合うのかまで考えてもらえる環境があると安心できます。
たとえ、かかりつけ医で対応できなくても、信頼できる先生へとバトンタッチしてくれますから、自分でわざわざ病院探しをしなくてもいいのです。
一緒に住める、またはサポートをお願いできる友人たちと出会う
ひとりで生きていく、となったとき、安心できる場所は必要です。
もし周りに頼れる友人がいるなら、彼女たちとの繋がりを大切にしましょう。
お互いに独身同士でいるなら、一定の年齢に達したときに一緒に住むという方法もあります。また、どちらかが結婚したとしても、お互いの信頼度が高い場合は友人の方から「ひとりで生きていくなら、困ったときは助けるし、何かあったら引き取るから安心して」と言ってもらえることも……。
恋人との時間も大切ですが、友情という枠を飛び越えてサポートしてくれる親友たちがいるというのは、おひとり様にとって最高の環境。
「お互いに支え合いながら生きていこう」と確認できたら、もう不安がる必要はないのです。
サードプレイスを充実させる
自分の拠点以外にサードプレイスを充実させておくのも大切です。サードプレイスとは、自宅や職場以外の心地よい居場所(第三の居場所)のこと。
カフェや喫茶店のような場所は、サードプレイスに入ります。拠点を多くもっておくと、そのときの気分に合わせて場所を選べて、一日一日が充実します。何度も同じお店に通っていると、店員さんも顔を覚えてくれて、細やかなサービスをしていただける場合も。
何も言わなくても「いつものメニューでいいですか?」と声をかけてくれたり、お気に入りの席に案内してくれたりと、おひとり様が抱えがちな寂しさもどこかへと吹き飛んでしまいます。
外食するときも「いつものあの場所」に行けば、楽しい気分に。街の中がカップルで溢れかえっていても、自分だけの隠れ家で食事ができると思うだけでワクワクしてきます。
環境を整え、私らしく生きる
これから先もずっと一人で生きていく、と覚悟しているのは、おそらく少数派。とはいえ今はひとりで生きていて、すぐに結婚をする予定もないという人が多いはず。
ひとりが好きで一番落ち着くなら、環境を整えればいいだけ。将来の不安を少しでも軽減できるように対策をとれば、問題ありません。
今の自分を応援してくれる人たちとの交流を楽しみながら、ひとりの人生を謳歌しましょう♡