単発的モチベーションで終わらせない。目的・メリットで選ぶ「学び」の収集法

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目的やメリットに合わせて行動することが大事！

「スキルアップのために」とやみくもに行動してはいませんか？

思い立ったらすぐ行動！と図書館に出かけたりワークショップに足を運んでみたり。
実際にアクションを起こしてはみたけれど、結局は「勉強になったけど、実際に活用するところがなかった」と、せっかくのエネルギーをただの肥やしで終わらせてしまっている残念な女性をよく見かけます。（むしろ肥やしになればいいのですが、もしろ肥やしにすらならない場合も……）

意識の高い自分に酔う快感が気持ち良いのはわかりますが、得た情報や学びを活かす場面がなければ、全くもって意味がありません。一時的にモチベーションが上がったとしても、その刺激は数日で終わってしまい、結局はまた別の刺激を求めることになってしまうのです。

本当にスキルアップがしたいと思っている女性には、目的やメリットに合わせて行動に移すことをオススメします。

行動する前にチェックしておきたいのは、自分が求めていること

刺激を求めている自分に出会ったら、まずは本当に得たいものが何か？について考えてみましょう。

たとえば「毎日を退屈する自分に刺激が欲しい」のであれば、それは人と会うことで解消されるのか？趣味を見つけることで解消されるのか？と自分を深掘りすることです。

料理が上手くなりたい、などと具体的な目標が明確になっている方は、料理教室に行く・気になるレシピを本やインターネットで探す、などとどんな手段で学びがあるのか考えてみましょう。自分の目的やメリットを明確にしておくことで、自分が次に取るべき行動を選ぶことができるようになります。

目的・メリットで選ぶアクション

では実際に、目的・メリット別に起こすべき行動について考えていきましょう。

成功者の経験や思考を取り入れるなら「本を読む」

自分が求めているスキルや、ライフスタイルをすでに確立している人が世の中には存在します。そんな人が実際に行ってきた行動や経緯・考え方を学ぶことが気軽にできるのが「本を読む」ことです。

自分の理想や目標にもっとも近い人を見つけておきましょう。インターネットで検索すれば、ブログやインタビュー記事など、それまでの経緯やその人の考えを覗くことはできますが、それはあくまで覗く程度。
一番的確に深い学びや関心を得ることができるのが「本」なのです。理由は、著者が人に見られたい印象や聞かせたいメッセージ以外の文章を読むことができるから。より尖らせたり表現を変えて読者に伝えるための文章を考える編集というプロの仕事が加えられているからです。
すぐに修正ができるインターネット上の何倍もの編集作業に力を入れられた一冊の本には、インターネットの海では見つけきれないくらい有益な情報が隠されています。

尊敬している人に会う・情報を収集することが目的なら「セミナー」

尊敬している先生に実際に会ってみたい、その人の生の声を聞きたい、とリアルなコミュケーションを求めている場合には、セミナーがオススメです。セミナーで行われている議題が自分の欲しい情報に近い回であれば、得られる学びはたくさんあります。もちろんセミナー以外、ワークショップという手もありますが、よりフランクな印象があるワークショップであった場合には、ただ一過性のモチベーションになってしまう場合もあります。もちろん内容によっても変わりますが、情報収集・具体的な知識や考え、そして尊敬している人との出会いを求めるのであれば、セミナーが間違いないはずです。

長期的なコミュニティや出会いを求めるのであれば「ワークショップ」

ワークショップは先ほどど同様、尊敬している人に会いたい場合のほかにも、長期的な仲間に出会うというメリットを得ることができます。よく、モチベーションを上げるために行動を移す人は多いですが、ワークショップが終わったあとも連絡をとることができるコミュニティ形成ができる可能性が高いのが、ワークショップだからです。

ちなみに、遠方で実際に足を運ぶことができない、という人にはインターネット上のコミュニティに参加することをオススメします。例えば「DMMサロン」。自分と目的が近い仲間との出会いが得られるオンラインサロンがいくつもあるので、ぜひ色々なサロンを検索してみてください。継続的なモチベーション・スキルアップ・人脈づくりにも役立ちます。

本気で取り組みたいことがあるなら「スクール」へ入会

本気で取り組みたいものが明確になっているのであれば、スクールへ入会するのがオススメです。やりたい時にやる、というのではなくレッスンが確実に決まっていたりお金が発生しているという使命感から長期的にしっかりとした学びを得ることができます。
例えば「英語を喋れるようになりたい」といった場合も、今はインターネットで動画を見たり、テレビでやっているものと教材を組み合わせて学ぶこともできますが、ある意味それは自分の行動次第になってしまいます。指導者が居て、授業やカリキュラムが設定されているスクールがあれば、怠けたり逃げることが出来なくなるからです。もちろん単発的な学びでもしっかりと取り組める方であれば、問題はありません。ですが意思が弱くてなかなか続けられない……という女性の場合には、半強制的な場を先に設けておくことが効果的です。