【お悩み別】自意識過剰で疲れる……。ネガティブ感情から抜け出すには?



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自意識過剰で疲れてしまった…

人付き合いをしていると、とくに何かが起こったわけでなくても、悪いことばかり考えてしまい心のバランスが取れなくなってしまうことはありませんか?

もしかしたら、自意識過剰になっているのかも知れません。

自意識過剰というと「ナルシストな人」や「自分が大好き」というイメージを持っているかも知れませんが、実はそれだけではありません。自分が周りから悪く思われていていると勝手に思いこんでしまうように、良くも悪くも自分に対する意識が過剰になってしまう意味合いを持つのです。

では、どうすれば自意識過剰を改善することができるのでしょうか? 今回は、事例別に紹介していきます。

悩み:他人の視線や話題を過剰に気にしてしまう……


@le_son.torimayu

自意識過剰の特徴の1つとして「自分が常に人に見られていると思っている」ということがあげられます。

誰も自分のことをそれほどに気にしていないのに「誰かに見られている気がする。私、何か変なことしたかな……」と不安になってしまうこともあれば「あの人たち、私に関しての話をしていたかも」と、たとえ無関係の話題であっても自分が関わっているかもしれないと過剰に反応をしてしまい、モヤモヤしてしまうことがあります。
誰かが自分に注目をしていると思ってしまい、思うような行動ができなくなってしまうのです。

改善策:相手に焦点をあてる

相手が自分をどう思っているのかを意識するのではなく、自分は相手のことをしっかり考えられているのかをまずは意識してみましょう。自意識過剰になると、自分のことしか考えられなくなってしまいます。ですが、そうではなく「この人の魅力ってなんだろう」「こういうことができるから人気者なんだ」など、自分の振る舞いではなく相手への“興味”を持つことで自分への視線や話題が気にならなくなっていきます。

特徴2:失敗に対して過敏になる

何か失敗をしたことに対して注意をされたりすると、相手から嫌わてしまったのではないかと、不安になることもあります。

例えば、気になっていたカフェがあったから友人を連れて行ったら、思っている雰囲気と違っていてガッカリ……。自分だけではなく友達もテンションが下がってしまい「イマイチだったね」と言ってくることに対して申し訳ないことをしてしまった、と罪悪感を感じてしまうことがあります。それに対して、「次から一緒に行ってくれないかも」と、小さな失敗がこの世の終わりのように、マイナスの感情をもってしまうのです。

そのような失敗を避けるためにと、日頃から自己主張する機会も少なくなり、常に他人の顔を伺って過ごすことになってしまい、結果的にストレスを抱え込むことが多くなってしまいます。

改善策:失敗しても良い。自分に自信をつける

人は誰しも失敗をしますし、失敗することで学ぶことがあります。
だからこそ、小さな失敗が多少目についたからと言って「あの人はダメな人なんだ」とは思いません。むしろ人間らしい一面を見せることが出来ていると前向きに捉えてみましょう。

自分を責めるのではなくて、振り返りをする。
経験は重ねていくことで、自信につながります。周囲の評価を常に気にするという過ごし方が当たり前にならないように、ときには思い切りも大事です。

特徴3:被害妄想をしてしまう

相手はとくに何も思っていないのに「私のことが嫌いなんだ」なんて、急な被害妄想に陥ることもあります。
些細な行動や、ちょっとした言葉の違いなどからすぐに「私のことが嫌いなんだ」と認定してしまい、落ち込んでしまうのです。自意識過剰な人はとても繊細。その上一度認定をしまうと「絶対そうだ」と考えを改めない頑固さも持ち合わせています。他人から「考えすぎだと思う」と言ったとしても、なかなか信じてくれません。

このような考えを持ってしまうと自分で自分を傷つけてしまうので、人との繋がりが増えれば増えるほどに気疲れをしてしまいます。落ち込む日々が続き、うつ病になってしまうことも。このような考え方が根付く前に、早急に改善しなければなりません。

改善策:人は意外と何も思っていない

人は自分が思っている以上にそこまで他人に関心がありません。
道端で転んだしても、「大丈夫かな?」「痛そう」といった感情を持つだけです。もし相手に嫌な印象を与えてしまったとしても、「もう会うこともないだろうし」という割り切りを持っておけば何も問題ないのです。無理して付き合いを深める必要はないのですから。
それを受け入れることで、不安を抱えずに行動ができるようになります。ちょっとした行動や発言が気になったとしても深い意味がないと思い込みましょう。

また、どんなに人気者でも、それを妬む“アンチ”という人は必ず存在します。たとえ自分の被害妄想で確実なものではないアンチだっとしても、割り切ることが大切です。会ったことがない、芸能人に好き・嫌いの感情を持つこともあるでしょう。理由は人それぞれ、それが普通のことなのです。どんな人であれ万人に好かれる才能を持ち合わせている人などいません。それを理解しておきましょう。

まとめ

自意識過剰の人は、周囲からどう思われるかではなく、何をやりたいのかといった自分軸を持ち、自分で自分を認めてあげる「自己肯定力」を上げるが必要があります。ずっと、他人を気にしていれば気疲れしてしまい、結果的に自分の選択肢を狭めてしまいます。

自分を理解し、認める。自分を好きになることも大切です。他人からどういわれようと、自分のことを好きでいれば、毎日を明るくポジティブに過ごせるようになります。ありのままの自分で生きられるよう、少しずつ改善していきましょう。