「これって本当に私の仕事?」働く女子への役割になっている不思議な習慣



これっておかしくない?

男女ともにやれる仕事なのに、なぜか女性だけがやるべきルールになっているのか? 疑問に思う仕事内容はたくさんあります。
「仕事は男女均等に与えられるべき世の中」なんていいつつ、まだまだみんなでやる文化が薄いものが社会には多いのです。職場でも、女性がやるのが当たり前! になっているこんな習慣、ありませんか?

お茶出し

来客がきた時や長時間に渡るミーティングなど。まわりに手が空いた男性社員がいたとしても、絶対に女性にお茶だしを頼む男性がいます。秘書や事務員など、お茶だしをするのがこの人というように役割が完全に決まっている場合は仕方もありませんが、女性であるというだけで声をかける人もまだまだ多いものです。
もちろん、お茶をだすということは、来客者が帰った時の片付けも必要になります。片付けもお茶だしをした人がやるという暗黙のルールが設置されている場合も多く、なんだか釈然としないものがあります。

書類のコピー

会議の資料のコピーを任されるも定番。まだそんな会社あるのかと思う人もいるかもしれませんが、未だに女性がやるものという考えがあるのも事実です。「たかがコピーで」と思う方もいるかもしれませんが、資料は枚数が増えるほど実は気配りポイントも多く、時間と手間がかかります。ホチキスで止めた方が良いのか悪いのか、部数とサイズはどれくらいか、など考えることも色々あります。

料理のとりわけ

また、忘年会などをはじめとする飲み会の場でも、まだ女性が料理を取り分けたり、お酒を注ぐものだと思われがちです。サラダの取り分けをしただけで「女子力!」という人もまだまだ多いですよね。
日本では料理の取り分け=女性がするという考えがまだ多いですが、海外ではドリンクのサーブや食事の取り分けは基本的に男性がしてくれるもの。なぜ日本では、女性が動くのが当たり前なのでしょうか? 職場の飲み会でこのような暗黙のルールがある場合も、対策を練りたいものです。

掃除

始業30分前にトイレなどの共有部や机回りなどの掃除、ゴミの出しなどをお願いされる。なぜか掃除も女性がやるべき風習だと捉えられていることがあります。男性が外で働き、女性が家庭を守る。それが当たり前だった時代は家事=女性の仕事という捉え方をされていましたが、職場は家庭とは別もの。なのに、いまだに女性がそのような家事にまつわる仕事を職場で任せられることが多いのです。
職場は家庭のルールとは別物。男女関係なく当番制などを取り入れるのがベストではないでしょうか。

女性も押し付けている? 逆パターンには要注意

逆ですが、女性も男性に押し付けがちなことがあります。
例えば、重いものを持たなければならなかった時。「男性がやるべき」だと思って、お願いをするケースがあります。これも、もちろん体格差があることが理由にはありますが、価値観の押し付けをしていないか? は注意しておきましょう。「〜べき」は価値観を押し付ける考え方です。
「これをお願いしてもいいですか?」というようにあくまで協力を仰ぐような伝え方をしましょう。これは男性がやるべきでしょう! と都合のいいときだけ「女性」を利用しないことです。

声を出さなきゃ動いて行かない

女性の社会進出を推進している企業が増えてきていますが、社長にその想いがあっても、管理職の層が動いて行かなければ、組織はあまり変わりません。「当たり前」の文化があると管理職の立場の人にもなかなか気が付いてもらえないので、リアルな女性の声を上げていくことが今後必要になります。

例えば、お茶出しや掃除はまだ仕事に慣れていない新人さんがやるべき仕事にしてみよう、と提案してみるなど。男女によってわけるのではなく、役割の分担の仕方を考えるべきです。
本来であれば「女性だから」「若いから」というように、誰だからお願いしても良いだろうと優劣をつけるのではなく、みんなで率先して動く、という文化を作っていきたいものですね。