自己嫌悪するクセをやめたい人に。自分を肯定するマインドづくり



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「自分のことが嫌い」と思う回数を増やさない

小さなミスもあれば大きな失敗もある。それが誰かに指摘されることもあれば、もちろんされないことも。反省しなければいけない場面に出くわすことは誰にでもあることですが、自分が何か失敗をしたときに、反省以上に罪悪感や劣等感が勝り、自分のこと否定的に捉えてしまう「自己嫌悪」に陥ってしまったことがありませんか?

“罪悪感を感じることは仕方ない”
“反省は次に生かすこと”

こう前向きに捉えることができれば特に問題はありませんが、自分のことを嫌いになってしまうと、明確な理由がなくても自分に嫌悪感を抱いてしまい、毎日を生きづらく感じるようになってしまいます。自分に制限をかけて殻に閉じこもるように仕組んでいるのは自分かもしれない。自己嫌悪を感じることが癖になってしまっているマイナス思考は、自分のためにも無くしてあげるべきなのです。毎日をもっと、素直に自由に過ごせるよう、改善していきましょう。

自分嫌いを直し、自己肯定感を高めるためには

自己嫌悪に陥る材料は「不安」や「罪悪感」、そして「劣等感」などです。
自分自身に過度な期待をしていたり、高いハードルを持っていることが原因にあるかもしれません。今回は、自分嫌いを直すために意識したいことを紹介していきます。

完璧主義をやめる

人にも自分にも厳しい人は、完璧主義者と呼ばれます。自分自身が「こうありたい」と高い理想を持っているために、何かに失敗した時は反省より先に、自己嫌悪が勝ってしまうのです。
しかし、何か失敗をしたときに求められるのは、改善。次回に同じ過ちを繰り返さないことです。

つまり、行うべきは自己嫌悪することではなく、反省と改善点を見つけること。間違いは、修正して繰り返し行うことが大切です。完璧を求めるのではなく、トライ&エラーの心を忘れないように変えていきましょう。

人と比べる癖をなくす

周囲に居る人と、自分をつい比べてしまい、自分が劣っていることを感じて落ち込んでしまうタイプの人もいます。自分が相手の人と同じように行動できないことや、相手に先を越されてしまうことに対して、つい自分はダメだと自己否定を行ってしまうのです。
けれど「隣の芝は青い」という言葉のように、他人だからこそ良く見えることがあるということを知っておきましょう。よそはよそ、うちはうち。誰にでも、人から見える面と実情は違っていることが多いのです。相手が秀でた部分はあれども、自分の強みはもっと別のところにある。割り切って接していくことが大切です。

夢中になれることを見つける

ミスや過ちが発覚した時には、自己嫌悪をするのではなく、気分転換がうまくなることも大切です。気分の切り替えがうまい人は、仕事はもちろん人間関係でも良い関係を作りやすいです。あったことをいつまで経っても悔やんでいては仕方がない。自分が夢中になれるものを見つけて、心の切り替えを上手にできるようになりましょう。

ミスや失敗を、大ごとだと受け取りすぎてしまうと、自分の心に負担がかかるだけになってしまいます。

複数の「居場所」をつくる

夢中になれるものを探すのと同じように、気分転換をする方法が他にもあります。
それは、仕事などで接している人とは別の、プライベートで関わる人たちを増やすことです。出会いや居場所、ネットワークを広げてみましょう。様々な人に出会うことで、新しい発見があるかもしれません。両親と友達、それぞれに話す内容が違うのと同じで、出会う人たちの幅を広げると、会話の幅も同様に広がります。自分にとって居心地が良いと思う居場所を複数作っておくことです。
仕事は仕事、プライベートはプライベート、というように自然と気分を変えることがうまくなりますよ。

小さな成功体験をつくる

自分のミスや失敗を引きずってしまうのは、過去のトラウマがあるかもしれません。「自分ができるわけない」という呪いを自分自身にかけている可能性があります。そんな人は、自分に自信がつくような小さな成功体験を増やすことが効果的です。
まずは「朝7時に起きる」というように、身近なところからはじめてみましょう。自分が当たり前だと思ってこなしてきたことも、実はとても素敵なことだったりするものです。自分の良さをわかってあげること、自分を認めてあげることからまず意識してみて。

人と自分は違うから

「自分はなんでこうなんだ」と、自分を否定したくなるような出来事はたくさんありますが、どんなことが起こった時も、起こってしまったことを変えることはできないのです。そうなると、次の行動をどう出るか、がもっとも大切になります。
自己嫌悪をして負の感情のループに囚われていては、前に進むことができません。大丈夫、人はみんな失敗と成功を繰り返して成長するものです。自己嫌悪をしたくなるような出来事は誰にだってあるのですから。

自分の失敗も、自分自身のことも認めて、肯定して上げた後に次のアクションを考えましょう。真面目すぎなくてもいい、完璧じゃなくてもいい、もっと素直に自分を受け入れてあげることから始めてみてください。