金額以上に活かすことができる?
資格取得をする際に、決して安くはない費用を支払い教材やテストを購入すると思いますが、支払った金額以上の“何か”を得ることができるかできないかで、資格を取った意味が大きく左右されると感じます。
私が取得した資格は、合計8個。教材費や更新費、ディプロマ発行代、セミナー代などすべてを合わせると100万近くはかかっている気がします。一番安くても、数万円。もっとも高額なもので、20万近くかかった協会も。
では、すべて取得してみて、出費に対して後悔しているか?と聞かれたら答えはNO。安くはない費用ですが、人生を変える転機になったのと同時に、知識がスキルとして身になっていることは金額以上の価値があったと思います。
費やしたのは費用だけじゃない
上記のことにも関連してきますが、自分が資格取得に費やしたのは、決してお金だけではありません。
「費用対効果」というと、“費やしたお金に得られる効果”と表面上は解釈できますが、他にも、勉強のために作った時間や、費やしたエネルギー、情報収集のためにあちこち回った能力、そして仕事を整える上で必要だと感じて購入したものもすべて合わせると、あらゆるモノを費やしていると考えられます。
当時、古いパソコンを使っていた私は、まず新しいパソコンに買い換えるところからスタートしたり、資格の教本以外の予備知識を広げるために本を買いあさったり。将来へつなげるために費やしたすべての行動を、回収する必要があるのではないでしょうか。
複数取得をしたから分かること
そして、複数取得をしたから分かる私の視点での気づきは、「一つではなく、複数だから発揮できたこともある」ということです。
初めてお話しする方に、8個取りましたと言うと、なぜ同じジャンルの資格をそんなに取ったのですか?と驚かれることが度々ありますが、いつも私の回答は「同じ業界だからこそ、色々な視点で見てみたかったから」。
重複していることが一見、無駄に感じるかもしれませんが、あらゆる角度から同じジャンルを見ることで、より資格取得後に活かせる活動場所が広がったと自負しています。
バラバラのジャンルをたくさん取得するのではなく、同じジャンルの勉強を深掘りする方がより専門性が高まるのではないでしょうか。
投資と回収にプラスαを見出そう
何か自分でスタートする時に、投資と回収をすると言う概念がありますが、1つの資格に費やした教材金額の回収だけではもったいないと言うことが伝わりましたでしょうか?
私の場合は、美容資格から美容ライターとして、原稿料をいただく立場に変わり、そして資格を取得したことから学んだことをこうして連載するように。
または、美容資格の肩書きから商品のLP出演の依頼や、コメント出しなどをさせていただくなど、“費用に対しての効果”は取得した後も継続するものと考えてよいでしょう。
ぜひ、無限に広がる可能性を取得後の「効果」として捉えてみてくださいね!