「知る」ことが大前提。気持ちよく仕事に向かうための心づもり



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皆さんは普段、気持ちよく仕事に向かえていますか?
嫌なことでも「頑張らないと……」と無理をしていないでしょうか。毎日仕事をしていると、つい「もう働きたくない」と感じてしまうこともあると思います。けれど、気持ちよく仕事をこなせることが出来たら、「嫌」だという気持ちを「やりがい」に変えられることができるのです。仕事に対して、マイナスな先入観を植え付ける前に、まずは”知る”ことから始めていきましょう。

「知る」から夢中になれる

例えばあなたの仕事が「広報」という仕事だったら。

自社の製品を、たくさんの人に広めることをしなければなりません。その時に自社の製品について「知らない」状態ではいられません。製品のことを誰よりも詳しくなり、知ることで説明もできるようになり、人に魅力を伝えることができるようになるのです。そして人に魅力を伝えることができるようになれば、他者からの理解も得られるようになります。これによって自分の欲求が徐々に満たされ「もっと知ってほしい、もっと伝えたい」と変化していきます。

よい仕事を行うためには、こういったメカニズムを自分の中で生み出すことが大切なのです。

「知る」を重ねると「楽しくなる」

私たちは、みんな「認められたい」という承認欲求というものを持っています。
社会的に認められたい、自分がやっていることが意義のあることだと認めてほしい、そして自分が存在している意味について認めてほしい。
これらの承認欲求が満たされることで、モチベーションが生まれ、主体性に繋がります。

上では、わかりやすく「広報」という例を出しましたが、これはどんな仕事でもおなじこと。自分の仕事を”知る”ことが気持ちよく仕事をこなすために最も必要な要素なのです。

自分があまりやりたくなかった仕事や役職についてしまったときにも、このことを知っていると、仕事に対してやりがいや誇りを持てるようになります。”知る”ことができると、仕事に愛着や情が生まれ、目標を決めることや、目標に向かってのアクションがとれるようになります。

自分の仕事を誰よりも詳しくなれると、今までやってきた取り組みにも「意味」が生まれるのです。それを重ねていくことで仕事が楽しく感じられるようになるはずです。

イヤなことは続かない、なら好きになる努力を

自分の仕事を「イヤなもの」だと思い込んで取り組んでいると、「やりたくない仕事」がどんどん増えていきます。これでは毎日を楽しく過ごすことができません。まずは自分の取り組むべき業務について、深く知り、誰よりも詳しくなりましょう。

誰しもが、嫌なことを続けるのは難しいです。
であれば、まず好きになる努力をする。そのために、”知る”は不可欠なのです。これまで嫌だと思っていた自分の仕事についても、ぜひ見つめてみてください。表面上な”知る”になっていませんか。本質的な仕事に対して理解ができているでしょうか? 仕事について深く興味を働かせてみましょう。

”知る”は最強の武器になりますよ。