「ビジネスマナー」ってなに? どうして必要なの?

「ビジネスマナー」っていったい何?

社会人になると、ビジネルマナーの基本から教えられることがあります。名刺交換の方法、身だしなみ、立ち振る舞い、電話対応など……。どれもなんとなく知っているかもしれませんが、「これ!」という決まりがあるわけではなく、実際にはなにがビジネスマナーに当たるのかわかっていないという人も多いのではないでしょうか?

今回は新社会人の皆さんに知っておいてほしい「ビジネスマナー」の基本についてお伝えしていきます。

「ビジネスマナー」はどうして覚える必要があるの?

ビジネスマナーとは、仕事をする上での礼儀やルールのことをいいます。細かい習わしがあるものもありますが、基本的にビジネスマナーがある理由は、相手を思いやる気持ちを表すため

関わる人が増える社会人だからこそ、こういった基礎として相手に敬意を表す武器になるのがビジネスマナーなのです。大人になると、好きな人とだけ付き合っていけばいい、というわけにはいきません。だからこそ良識のある人だと、印象をつけて人間関係を築く必要があるのです。

挨拶や敬語がきちんとできていると、社外だけではなく社内にいる先輩や上司とのコミュニケーションも円滑になります。先輩や上司とうまくコミュニケーションが取れていると、何かが会った時のサポートもしてもらいやすくなります。こういった、基本こそがビジネスマナーと呼ばれているもの。ビジネスマナーをしっかりと覚えておくことは、自分の強みや盾にもなるのです。

どういうものが「ビジネスマナー」になるの?

ではどういったものが「ビジネスマナー」に入るのでしょうか?
わかりやすいところでいうと身だしなみ、挨拶・振る舞い、言葉遣い、電話対応、メール対応、名刺交換・来客対応(お茶出し・上座下座などの基礎知識)などがパッと思い浮かぶでしょう。けれど、ビジネスマナーとは、細かく言えば、話の伝え方・聞き方、笑顔や姿勢までもが入ります。もっと言えば、笑顔もそのうちの一つです。

「え? 細かすぎない?」なんて不思議に思う方もいるでしょう。けれど、ルールとマナーは違っています。ルールは守ることが基本ですが、マナーはあくまで人を不快にさせないためのもの。相手を思いやることがベースにあるからです。ビジネスマナーはあくまで、社会人生活を快適に過ごす・相手に過ごしてもらうための作法です。罰則はないので、別に多少ビジネスマナーができていなくても、責められたり、大きな問題になることはないかもしれません。けれど、これができていることによって、自分に「信頼」が溜まっていくのです。

ビジネスマナーができていると、良いことがある

「この人はしっかりしているな」「この人はいつも雰囲気がいいな」というように、ビジネスマナーは小さなところでその思いやりを発します。相手にとって心地が良いこと、不快でないことはコミュニケーションを取るにあたってとても大切なことです。気配りができている人は、仕事を頼んでも大丈夫だな、というキッチリとした印象がつきます。

人は、人からされたことを返したくなるという特性を持っています。これを心理学では「返報性の法則」といいます。
相手に親切にしていると、自分も相手に対して親切に接しようとする心理のことです。相手にとって、心地よいやりとりが続くことは、いつか自分に返ってくるものでもあるのです。相手との関係性をよりよくするためにも、人に気配りや思いやりは忘れてはいけません。

これらは、ビジネスに用いられるマナーであるために「ビジネスマナー」と呼ばれていますが、人間関係を構築する上で大事なことでもあるので、自分に関係する全ての人に共通してもっておきたいものでもあります。たとえ名刺交換やお茶出しなどが必要がなくたって、ベースは、思いやりだから。