恋愛を軸にしない人生も、ひとつの生きかた
恋をする。結婚をする。幼いころは、それが当然の義務だと思っていました。みんな結婚しているから、自分も結婚するのだと思い込んでいたのではないでしょうか。
ところが時代の変遷とともに人々の価値観も多様化し、今はあえて結婚をしない、恋愛をしない人も増えているようです。
「絶対に恋をしなければいけない」と思い込むのではなく「そのときがもし来たら考える」くらいにおさえておいても、それはそれでひとつの生きかたとして成立します。
恋愛以上に優先すべきものがある人にとっては、それくらい恋愛に対しては距離を置いておかないと、バランスがとれなくなってしまいます。今回は、恋愛を中心軸にしない人生のメリットをご紹介します。
挑戦に制限がかからない
彼氏がいても、パートナーがいても、どこまでも挑戦し続けている人たちがたくさんいます。
でもそれは相手の理解があってこそ。さらに言えば、本当に深い部分まで理解しているからこそ、家事を放って仕事を優先しても何も言わないのでしょう。
けれど、やはり特定の人物とパートナーシップを結んでしまうと、単身でいるよりも「挑戦」に制限がかかってくるはずです。たとえば、本当は海外で働きたい、拠点をもちたいと思っているのに彼を置いてはいけません。また理解のない彼に相談をすれば「俺より仕事?」と言われてしまいます。
シングルでいれば、何をしようと、どこへ行こうと、挑戦することに文句は言われなくなり、その結果、夢も叶いやすくなるのです。
仕事に集中できる
心の底から仕事で結果をだしたいと思うようになったとき、どう考えても時間が足らなくなってきます。たとえば、1つの目標を達成するためには少なく見積もっても3年はかかるとしますね。夢や目標がいくつもあると考えると、シングルで過ごしている意味が出てくるのです。
週末にデートしなければいけない、彼がすねないようにご機嫌を伺わなければいけない、そんな瞬間さえも仕事に対してエネルギーを注がないと、なかなか目標達成とまではいかないのではないでしょうか。
もちろん、仕事とプライベートのバランスを上手に保ちながら、夢を叶えている女性もたくさんいらっしゃますが、その一方で、彼女たちがママとしても活躍、奥様としても活躍なんて姿を見ると「すごく素敵だけれど自分は、こういうタイプではない」(ひとりでいることに意味がある)と感じる人も多いはずなのです。
今は仕事に集中していたいなら、あえて恋愛を中心軸に置く必要はないのかもしれません。
いつでも、自分の好きなタイミングで恋愛を解禁してもいい
恋愛を中心軸に置かない生きかたを続けているうちに、もしかしたら「あなたは十分、頑張ったから、そろそろ恋愛をしましょう」と、恋の神様からギフトをいただける可能性もあります。
もし、そういったチャンスが訪れたら、そのときは「私は絶対に恋愛をしない」と、頑固にならずに、今までひとりで頑張ってきた自分を認め、ギフトをいただきましょう。
「今は恋愛をする時期ではない」ときと「そろそろ恋をしても問題ないかもしれない」ときと、人生にも周期があります。
これからも仕事や趣味を通して輝けるように、恋愛をスタートするタイミングは、あくまでも慎重に!