ハッピーログとは?
怒りをコントロールする“アンガーマネジメント”は今注目を集めている自己マネジメントひとつで、関連する本が書店で多く並んでおり、後を絶たないパワハラやDVの防止にも役立つ非常に大事な考え方だと言われています。
その怒りを抑えるための方法の一つに「ハッピーログ」というものがあるのはご存知ですか?
ハッピーログとは「良かったこと」「嬉しかったこと」といったハッピーなことを記録していく方法です。文字として書きだすことで、それまで見逃していた小さな幸せに気づけるようになり、モチベーションが上向きになり、その結果ストレスの総量も減っていく効果があります。
ハッピーログの書き方
【ハッピーログの記入の仕方】
①嬉しいことがあった日時
②場所
③起こった出来事
④その時の感情
⑤嬉しさを10段階や点数で表す
ハッピーログは、いつ、どこで、どんな出来事があり、それに対してどう感じたのかを日記の要領でノートやスマホに記録していきます。またその嬉しさを10段階で分かりやすく数値化します。
嬉しい内容については「天気が良かった」や「今日、朝の目覚めが良かった」など、些細なことで構いません。少しだけが笑顔になったり、ウキウキした瞬間のセンサーの感度を高めて記入していきましょう。
心が沈んでいるときは無理に書こうとしない
ハッピーログを継続的に続けるためには、無理に嬉しいことを見つけようとしないことです。
ハッピーログは、小さな喜びや楽しみがいくつもあることを確認し、日々の生活は腹の立つことばかりではないことを認識し、続けていくことでだんだんとポジティブなことに意識が向いてくるようになりますが、時には気分が沈んでしまうこともあります。楽しいことを考えることすら辛いときがありますので、その場合は無理をして書く必要はありません。
心が沈んでしまったときは回復まで待ち、落ち着いたタイミングで過去に書いたハッピーログを見返すと「あ、自分はこんなことで嬉しくなったのか、可愛いな自分」と元気になっていくので、見返すことも忘れないようにしましょう。
アプリの活用は便利!
ハッピーログを書き込むものは、手帳でもスマホのメモ帳でもなんでも構いませんが、アプリの活用はおすすめです。
Happie-Diary(ハッピーダイアリー) では嬉しさの数値をグラフに出せるので、最近グラフが落ちてきているのであれば「好きなものを食べる」など、あえて自分が好きなことを積極的に取り入れてみましょう。アプリを活用すればモチベーションを高める時期がわかりやすいのでおすすめです。
小さな幸せは見逃しがち
嫌な出来事で頭のなかを埋め尽くすよりも、ハッピーなことを考えるほうが、気持ちも明るくなります。そうすることで、周りにも良い影響を与えることができるようになります。小さな幸せは、見過ごしがちなります。
日々の小さな幸せをしっかり意識して、イライラや怒りに負けないマインドになれるように今日からはじめてみてはいかがでしょうか?