もうダメだ……となる前に!ストレスを感じた時には五感を刺激してみよう



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毎日忙しく働いていると、忙しいという字が表しているように「心を亡くす」、ということになりかねません。
もうダメだ…….と感じてしまう前に、ストレス対策は万全にしておきましょう。

そのストレス対策の一つとして、五感を刺激してあげることで、少しはストレスを緩和できるかもしれません。そこで今回は、五感を刺激する方法をご紹介します。

ストレス発散には五感を刺激する!

視覚

まずは視覚から。
私たち人間は、視覚から得る情報が80%を占めているといわれています。そのため胸が苦しくなるような映像を見るだけで、なんだか疲れてしまいますよね。
お休みの日は、人を癒してくれる効果を期待できるグリーンや、冷静にしてくれるブルーを見るようにしてみましょう。それもただのグリーンではなく、実際に遠くの方に見える、山や森に生息している緑の植物をボーッと見るのがオススメです。ブルーなら空を見上げてみて。

嗅覚

次は嗅覚を意識。
森に入ると木々の香りがしますよね。
実は木々は、フィトンチッドと呼ばれる揮発性の物質を放出しており、リラックス効果を期待できるといわれています。その清々しい香りを深呼吸をして、たっぷりと感じてみて。

花が咲いている時期なら、花の香りを嗅いでみるのもひとつ。
小さな命の営みを感じることができるはず。

味覚

現代では1年中、さまざまな野菜や果物を食べることができますが、季節を感じたり五感を刺激してあげるためには、旬のものを食べるのがベスト。
その時期の旬のものはエネルギーに満ち溢れていますから、しっかり味わって食べてそのエネルギーをいただきましょう!

聴覚

森林浴に行ったら、まずは耳を澄ましてみて。木々を揺らす風の音を聞きながら、風を感じて。
そして海へ行ったら、ビーチへ座って波の音に静かに耳を傾けて。
どちらの場合も「1/fのゆらぎ」と呼ばれる種類の音で、これを聞くことでα波が出るため、リラックス効果を期待できます。自然界から生まれるBGMを聞きながら、ゆっくりと過ごしてみましょう。

触覚

森に入った時、足の裏に感じる、ふわふわとした土や落ち葉を踏みしめる感覚。
海へ行った時、頬に当たるひんやりとした風や、温かいビーチの砂、そして冷たい海水。
これらは全部、自然と自分とが繋がっていることを実際に感じることができる感覚。
自然から得られるパワーを直接、しっかりと補充しましょう!

ストレスが溜まりすぎないように、こまめに行って!

都心から近い場所で、海と森林浴を味わえる場所であれば、神奈川県の鎌倉がいいのかもしれません。
竹林や花々が咲き誇る寺院を回って、癒しの色や香りを堪能した後に、旬の鎌倉野菜を食べる。そして湘南方面に足を運び、海で水や砂の感覚、波の音を体感する……。
そんな休日が週に1回はあっても良いのかもしれません。
とにかく、どうしようもなく耐えられないというような状態にならないように、日々、自分の五感を刺激して、ストレス緩和を意識してみて。