ふっと気が抜けた瞬間に、涙が流れる
朝・昼と順調に過ごしていたはずなのに、日が暮れて、夜になった瞬間に、理由もなく悲しくなってしまう……。あれもこれも不安になり、今の自分の生きかたにも自信がなくなる。
どうしても、つらいときは我慢せずに、おうちで涙を流すのが一番。大切なのは、涙をしっかり流したあとに、きちんと自分自身を回復させること。涙を流したあとのアフターケアが大事なんです♩
鏡を見ながら、目がパンパンな私を褒めてあげる
大声で泣いてしまった後、鏡を見ると、そこには目がパンパンの自分の顔。メイクも崩れてしまい、マスカラも自動的にオフされ、目がパンダの状態に。とても人様に見せられる顔ではありませんが、泣いたあともあるのでしょうか。心の汚れがとれて、そんな顔でさえも、自分のことながら愛おしく思えるものです。
「よく頑張ったね」「ひとりで、いつも頑張っているよね」という想いがこみ上げてきたら、鏡に向かって、声をかけてあげましょう。目の腫れがひく頃には、心も少し軽くなっています。
悩みに対する「仮の結論」を探す
涙が流れはじめたのは、きっとストレスフルだったから。もし、悩みがあるなら涙を流したあとに「仮の結論」をつくっておくといいかもしれません。
あくまでも最終的な結論ではなく仮でいいんです。感情が高ぶっている状態ですから、今は冷静な判断ができません。「こうしてみようかな」という結論がでないと、翌日から活動できないはずです。
たとえば、仕事を転職するかどうか分からなくなって泣いてしまったら「とりあえず明日は頑張ってみよう」「〇か月は様子を見てみよう」というのが仮の結論です。辞めるかどうかの最終的な結論ではなく、明日を乗り越えるための(あるいは、その週を乗り越えるための)結論をだしておきましょう。
友人から連絡がきても、返信は浮上したあとに
つらい、苦しい……。涙を流しているときに、友人から連絡がきても、返信しないほうが自分のためかも。友人はもちろん、メッセージを受け取った人が泣いているとは気づいていません。
いつものテンションで送っている分、受け取った側は、どうしても複雑な気持ちに。友人・知人への返信は、いつもの私に戻ってからでも十分遅くはないでしょう。
どうしても、既読スルーや未読スルーに対して抵抗があるなら「今、ちょっと仕事が忙しくて。落ち着いたら返すね」と、ひと言だけ送っておけば問題ありません。相手が良き理解者であれば、そっとしておいてくれます。
涙を流したあとは、少しずつ、いつもの私に戻していく
涙を流せば、心は確実に軽くなります。ストレスも外へと押し出され、身体の中もリセットされます。ふっとした瞬間に泣きたくなるのは、きっといつも、気が張ったままだから。たまには、意図的に糸を切って、ありのままの自分に戻ることも大切なのです。
涙を流しきったら、少しずついつもの調子に切り替えられるように、自分なりのルーティンを用意しておきましょう♩