「Everybody deserves true love」ウーマンダイアローグ #30

「Everybody deserves true love」ウーマンダイアローグ #30

こんにちは、ライターの渡辺彩季です。 この連載では「多様な女性の働き方」をテーマに私とゲストで対談をさせていただきます。 今回のゲストは、ライターの永合弘乃さん。執筆された恋愛記事の数は1,000本以上!今回は恋愛というジャンルにこだわった理由や『バチェラー・ジャパン』参加を通して得たものについて語ってくださいました。


今回のゲスト♡ 永合弘乃さん

永合弘乃(なごうひろの)
愛媛県出身。
大学在学中から、女性向けの恋愛・スポーツを中心とした記事執筆を始める。
ペンネームは『毒島サチコ』。
2017年、小学館の運営する『Menjoy!』をはじめ『DRESS』等の媒体で恋愛コラムを中心とした記事執筆・取材を担当。執筆した恋愛コラムは1,000本を超える。
2019年、婚活サバイバル番組Amazonプライム・ビデオ『バチェラー・ジャパン』シーズン3に参加。

インタビューする人♡ 渡辺彩季

渡辺彩季(わたなべさき)
京都府出身、東京在住のフリーライター。
女性をターゲットにしたメディアを中心に美容、ファッション、ライフスタイルなどの幅広い記事を執筆中。
美容が大好きで、コスメコンシェルジュ、全米ヨガアライアンス、アロマテラピー検定1級、温泉ソムリエなどの資格を取得。

ウーマンダイアローグ#30 【ライター/永合弘乃さん】

渡辺:本日はよろしくお願いいたします。

永合:よろしくお願いいたします。

渡辺:早速ですが、永合さんの現在の仕事の内容を教えてください。

永合:WEBメディアで恋愛を中心としたコラム記事の執筆をしています。大学卒業後、ずっとライターをしています。私は文章を書くことが本当に大好きなので、これからも執筆の仕事はずっと続けていきたいです。

渡辺:恋愛ライターさん! 私も恋愛記事を執筆することもありますが、書いていると恥ずかしくなってしまって、なかなか筆が進まないんですよね。なので、専門的にされてていらっしゃる方に興味津々です。今日は恋愛記事を書くにあたって努力されていることなどいろいろ教えていただきたいです。

大学卒業後は就職せずにフリーランスという道を選択

渡辺:永合さんがライターの仕事を始めたきっかけを教えてください。

永合:大学院に通っていた頃から、20代の女性の恋愛事情を赤裸々に綴ったブログを執筆していました。小学館の『Menjoy!』というメディアに自分からアプローチをかけ、自分の恋愛ブログを編集部の方に読んでいただいたところ、「おもしろいね!」と興味を持っていただき、恋愛コラムを執筆させていただけるようになりました。

渡辺:将来的にライターになることを想定して、ブログを書かれていたのですか?

永合:最初は趣味で書いていただけでした。普通に就職活動をして内定もいただいていたのですが、文章を執筆することに夢中になってしまったので「ライターになる!」と決めました。そして、就職はせずにフリーランスという道を選びました。

渡辺:スキルありきのお仕事ですし、大学を卒業してフリーライターを始めるなんて尚更苦労されたと思います。最初から執筆の仕事1本で生計を立てることができましたか?

永合:ライターの仕事を始めた当時、東京で一人暮らしをしていたのですが、普通のOLさんくらいは稼ぐことができたので生活には困らなかったです。始めた頃から月に6~70本はコラム記事を執筆していましたね。

渡辺:最初から6~70本も? たくさん発注をいただけたのですね。

女性の悩みに寄り添いたくて恋愛記事を書くことに

渡辺:世の中にはいろんなライターがいるじゃないですか? 情報を端的にまとめた記事を執筆する人や専門的な分野について書く人、自分の経験をシェアする人もいますよね。永合さんが“恋愛”というジャンルを選んだ理由について聞かせていただきたいです。

永合:どんな人も悩みを抱えていますが、その中でも“恋愛”は大きな存在だと思うんですよ。例えば、一見バリバリ仕事をしている女性でも実は人には話せないような、恋愛の悩みを抱えています。人生でいっぱい悩む“恋愛”というジャンルを文章にして伝えるということは、難しいことでもありますが、きっと楽しいんだろうなと。女性の悩みに寄り添いたいと考えたときに、“恋愛”がもっとも深く、広いのではないかなとピンときました。

渡辺:たしかにどれだけ美人であっても、頭が良くても、恋愛には関係なく悩みますよね。周りの人に相談できない人は、ネットに恋の相談をすることも多そう。

永合:そうなんですよね。だから私は読者の女友達になった気分で、親しみやすい記事を作るようにしています。検索をかけたときにひっかかるようにキーワードを記事を選んで。

渡辺:女性向けメディアの中でも恋愛記事は特に需要が高くて、以前某メディアの編集部の方が読者が読む記事の8割以上が恋愛記事だとおっしゃられていました。ファッションや美容、ライフスタイルなどいろんな分野がある中でも恋愛に関しての情報を求めている方が多いようですね。

過去に執筆した恋愛記事は1,000本以上

渡辺:永合さんはこれまでにどれくらいの恋愛記事を執筆されてきましたか?

永合:少し前に過去記事の本数を数えたのですが、1,000本を超えていて自分でも驚きました。

渡辺:1,000本…! 自身の過去の経験だけでは限界がありますよね。取材などもされているのでしょうか?

永合:取材ももちろんあります。大体は自分の知り合いに取材させてもらっていますが、全く面識のない方にアポをとって伺うこともあります。自分が「会いたいな」と思った方には積極的にアプローチをかけますね。ホステスやタレント活動をされている、いわゆる恋愛のプロフェッショナルに話を聞くこともありますし、女子会で同世代の女性から赤裸々なトークから学ぶこともあります。ありがたいことに突然連絡をしても意外と受け入れてくださるんですよね。実は自分の経験自体はそんなに多くなくて、ペンネームの『毒島サチコ』は、みんなのリアルな恋愛経験を寄せ集めてできたイメージです。読者のみなさんにとって親近感のある存在になったらいいなと。

渡辺:よく「ミュージシャンと付き合ったら歌詞にされるし、お笑い芸人と付き合ったらネタにされるし、ライターと付き合ったら記事にされる」みたいなのがありますよね。実際に友達とプライベートで会うときに気をつけていることはありますか?

永合:私がライターの仕事をしていることは周りも知っているので「これを記事にして欲しい」と話を持ってきてくれますね。「こんな恋愛をして私は辛くなった」ということをシェアしたいけど、発信する手段がない方もたくさんいるじゃないですか。だから私に託してくださるんですよ。

 もちろん、本人に許可を取らずに勝手に書くことはしません。絶対に記事にしたい場合は事前確認を取っていますね。相手のプライバシーを無視して信頼が崩れたら悲しいので、記事を作るときは取材対象者の気持ちに寄り添うことを心掛けています。

渡辺:取材方法ひとつで変わりますものね。私もインタビューや対談のお仕事をさせていただいていますが、「お互いがHAPPYになるように」ということを頭に入れていて、取材対象者と編集部にとってベストな状態で記事をアップできるように更新日ギリギリまで修正を重ねています。

トレンドでない記事作りに最適な“Twitterの裏アカ”

渡辺:ファッションや美容の記事案であればネットや雑誌から情報をトレンドをキャッチすることができますし、読者の需要が高まりそうなものを編集部に提案することもできます。トレンドのない、恋愛記事の場合はどのようにアイデアを出していますか?

永合:Twitterをチェックしています。知り合いにも自分と気付かせないよう本名を使わない、いわゆる裏アカウントで恋愛や婚活についてリアルにアップしている女性をフォローしています。表ではバリバリ働いているキャリアウーマンでも、普段は言えない恋愛の悩みを赤裸々に裏アカでは呟いているんですよ。

 ライターの仕事を始めた頃は自分の予想で「こういう内容を記事に取り上げたら需要があるんだろうな」と記事を書いていたのですが、それじゃ全然PV数が取れなくて。一般の女性がSNSに投稿している内容から、実際求められている情報を把握することでPV数が取れる記事を執筆できるようになりました。

渡辺:WEBメディアの記事はPV数が命ですものね。どれだけ良い内容が書かれていても読んでもらえないことには始まらない。読者のニーズに応えるために、SNSを使って女性のリアルをリサーチされているからこそ、読み応えがある記事になるのかもしれません。

婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン3に参加

渡辺:永合さんは現在Amazonプライム・ビデオで放送されている『バチェラー・ジャパン』シーズン3に参加されていらっしゃいますよね。全国で配信される婚活サバイバル番組に出るというのは、生半可な覚悟ではできないとう思います。オーディションに挑戦した経緯を教えてください。

永合:『バチェラー・ジャパン』は日本版ができたのこそ最近ですが、海外でも人気の有名な婚活サバイバル番組です。私は恋愛記事を執筆するライターなので、参加をすることで得るものがたくさんあると思いました。「結婚をしたい!」という目的を持って、本気で婚活をしようと! 実際に『バチェラー・ジャパン』に参加することで、恋愛に没頭する時間を得ることができました。そこで芽生えた気持ちもありますし、今まで以上に読者の方に伝えられることが増えたと思います。

渡辺:『バチェラー・ジャパン』は、1人の男性が複数の女性に一気にアプローチをされて最終的に1人を選ぶというルールじゃないですか。大人になってから、仕事も一旦ストップして恋愛だけに集中できる期間なんてありませんし、ましては同じ空間で20人のライバルと争うなんてない状況ですよね。

永合:同じように出演した女性は、みなさんとても個性が強かったです! きっと普段はたくさんの男性からアプローチされていて、バチェラーのようにパートナーを選ぶ側の人たちだと思うのですが、そういった素敵な女性が必死に自分をアピールします。撮影期間中は外部との接触を制限されるので、本気で恋愛に向き合うんですよ。特殊な環境で恋愛しかできなくなった時に人はどうなるのだろう、と参加する前からドキドキしていましたね。

渡辺:普通に生活をしていても恋愛に一喜一憂したり、情緒不安定になったりする人もいる中で、生活の全てが恋愛だけになるなんて想像がつかないです。

永合:実をいうと、恋愛ライターとして今まで恋をしている女性をたくさん取材してきたからこそ、様々な切り口でアプローチができると確信していたんですよ。でも、実際に撮影現場に行くと他の参加者の各々の個性が強すぎて圧倒されました。本当にサバイバルでしたね。

『バチェラー・ジャパン』に参加して固定観念を壊すことができました

渡辺:永合さんが『バチェラー・ジャパン』の参加を通して、一番大きく得たものは?

永合:『バチェラー・ジャパン』に参加できたのは自分の人生のなかでの大きな出来事です。良くも悪くも「女性は選ばれる側」という固定観念を捨てることができました。そして、同時に「好きな人ができたら、自分から行動すればいい」と思えるようになりました。日本人の女性は「待っている側」になりがちですが、それだけじゃなくて「欲しいものは自分でつかみにいく」と積極的に動くのも悪くないなって。結果はどうあれ、まずは行動できるということが大切だとあらためて気付かされましたね。

渡辺:『バチェラー・ジャパン』は参加者の20人の女性が、1人の男性を好きであるという前提から始まるじゃないですか。そういった特殊な環境で生活をしたら、価値観が大きく変わりそうです。恋愛というキーワードが永合さんのお仕事にも繋がり、プラスになっているような気がします。

永合:たしかにそうかもしれないです。人の恋愛話を聞く、想像する、とは全く違う経験でした。実際にバチェラーに選ばれる女性は1人だけですが、選ばれなかった側の目線や感情があるので、全てが今後の自分の人生に活かせると思います。もちろん、恋愛ライターとしても記事を通して表現していきます。

生涯現役! 死ぬまで執筆を続けたいです

渡辺:永合さんの今後の目標を教えてください。

永合:死ぬまでライターという仕事を続けたいです。自分の年齢と共に視野の広さや見解も変わってくるので、記事の内容も自分と同じように書けるようになっていったらおもしろいな、と。きっと40代には40代の恋愛、60代には60代の恋愛があるはずなんですよ。

渡辺:たしかに。私たちのようにスマホが当たり前になった世代が年を重ねていくと、その年齢に合わせたWEB恋愛記事にも需要が増えそうです。

永合:現在は若い世代に向けたメディアの数が圧倒的に多いですが、今後は事情が変わってくると思うんですよね。今後は、読者の悩みに合わせて記事を書くだけでなく、自分の経験を綴ったエッセイも書いてみたいです。

渡辺:1,000本以上の恋愛記事を執筆されてきた永合さんのエッセイ、とても興味があります♡

永合:実は、『シンデレラになれなかった私たち』という連載を担当させていただけることになりました。タイトルだけ聞くとネガティブな印象を受け取る人もいらっしゃるかもしれませんが、内容自体は全く暗くないんですよ! 『シンデレラ』の童話って、シンデレラが舞踏会で王子様と出会って、パートナーに選ばれるじゃないですか。でも、フォーカスが当たっていないところでは気合いを入れておしゃれをして舞踏会に参加した女性がいっぱい存在します。そう考えると、大多数の女性が好きな人に選ばれない……という経験をしていることになりますよね。自分が本当に好きな人と、なんの隔たりもなく結ばれる人って、ほんの一部だと思います。だとしたら、シンデレラストーリーを発信するのではなく、選ばれなかった人が見つけた幸せについて書いてみるのはどうかなと!

渡辺:視点を変えた発想ですね。誰もがきっと経験したこのある失恋から、次の恋のタネを探す。親近感を持つ読者の方も多いのではないでしょうか?

インタビューを終えて…

ライターの永合弘乃さんと対談をさせていただきました。ライターという仕事は言葉選びが全てだからこそ、自分の主張に寄ってしまうこともありますが、永合さんの場合は自分のカラーを出すことよりも、読者目線に立つことを優先して記事案や内容を模索されています。

さらに特殊な環境で恋愛に挑む『バチェラー・ジャパン』では自らが唯一無二の経験をされ、改めて恋愛に向き合いました。自分が得たもの、そして誰かが経験したもの。全てを糧にして、仕事も恋愛も自分から貪欲に掴みにいく姿勢には目を見張るものがあります。

「Everybody deserves true love(誰だって真の愛に出会う資格はある)」

ディズニー映画『シンデレラ』に出てくる名言です。

王子様に選ばれた人もそうでない人も、いつかはきっと真実の愛を手にすることができる。恋愛は十人十色です。恋する女性の手助けをしたいと熱心に仕事に取り組んでいる人の存在を、ぜひ知っていただけたら嬉しいです♪

この記事のライター

京都出身、東京在住。
ファッションや美容が大好きなおしゃれミーハーです♡

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