30代の平均預金額は? 貯金が必要な理由と、毎月の貯金額を設定する方法

30代の平均預金額は? 貯金が必要な理由と、毎月の貯金額を設定する方法

みなさんは毎月きちんとお金を貯めていますか? Cinqの読者層でもある“アラサー世代”は、よりお金に対する感覚がシビアになるとき。今回は貯金が必要な理由と、毎月の貯金額の設定について伝えていきたいと思います。


30代の平均貯蓄額は?

みなさんは、貯金をしていますか?
お給料が入ったら、欲しいものがいっぱいある。
あのバッグを買いたいし、新しいコスメも気になるし、お友達と遊びに行きたいし……。と、入ってきたお金を全額使い切ってしまう方もいるかもしれません。

「貯金って、欲しいものやしたいことを我慢してまでしなくちゃいけないの?」
「来月も再来月もお給料は毎月入ってくるのに、どうして貯金しなくちゃ貯めておかなくちゃいけないの?」と思う方も、すでに貯金を始めている方も、お金について考えてみませんか。

金融広報中央委員会が発表している「家計の金融行動に関する世論調査(平成30年)」によると、30代の平均貯蓄額は、単身者世帯が250万円となっており、夫婦世帯が500万円であるというデータが発表されています。“アラサー”と呼ばれる年代は、ライフステージの変化や今後のライフプランを考えて、より「お金を貯めること」を意識しているともいえます。

今回は、どうして貯金が必要なのかを分かりやすく説明します。

貯金が必要なワケ

どうして貯金が必要なのか。以下の4つの理由が挙げられます。

貯金が必要なワケ① 自分の夢のため

みなさんの中には、今はお仕事も楽しいし、だんだん任せてもらえるようになってきて、やりがいがあるという方も多いのではないでしょうか。
今よりもっと仕事に生かせるスキルを上げたいと思うことはありませんか? 専門分野の学校に通いたい、など考えている方もいるかもしれませんね。
他にも、
「趣味で通っていたヨガに熱中して、インストラクターになりたい」
「パン作りが好き。小さなパン屋さんを開きたい」
など、目指したいものや夢が見つかったという方もいるでしょう。留学したい、スクールに通いたい。いずれも、お金が必要になります。
夢が見つかったからお金を貯める、となると、実現するのはだいぶ先になりそうですね。自分の可能性を広げる、チャンスをつかむためにも、お金は必要なのです。

貯金が必要なワケ② 病気や怪我のリスク

毎日元気に過ごしていると、急に自分が働くことが出来なくなるなんて想像しにくいかもしれません。
でも、考えてみてください。だれも病気になりたくて病気になった人はいないし、怪我をしたかったわけでもありません。つまりだれもが病気や怪我をすることはあるし、場合によっては長くかかる、手術や入院が必要となることもあるのです。
さらに退院しても、すぐに職場に戻れるような体調なのかわからないし、そもそも職場を離れなくてはいけないかもしれません。

貯金が必要なワケ③ 職を失うリスク

正社員とはいえ、生涯その会社で働き続けるひとは、今後どんどん減っていくでしょう。雇用形態が変わり、日本の企業でも終身雇用といわれていた、古き時代は終わっていこうとしています。
また、会社の倒産リスクもあります。
さらに、単純作業の仕事は、ひとの手からロボットが対応していくことも想像できます。
そうしたときに、今就いている仕事がずっとあるとは言い難いように感じます。

職を失うと、誰でも焦るでしょう。次の仕事を急いで探すことになり、希望とは違うところでも仕方なく決めてしまうことも考えられます。
貯蓄があることで、時間をかけて冷静に考えることができるでしょう。

貯金が必要なワケ④ 老後の資金

老後なんてまだまだ先のことと思っているかもしれませんね。
若いうちは、お金が欲しいなら働いてお金を得ることができていますが、定年したあと、70歳になったら80歳になったら、そのときには体力も落ちてくるし、働き先も潤沢にはないでしょう。老齢になると、稼ぐことが難しくなってくるのです。

どのくらい貯金すればいいの?

一人暮らしの場合

毎月の貯金の目安としては、1人暮らしの方は、自分で家賃や光熱費など生活のベースとなる部分を払っていくので、大変ですが、月収(手取り)の10%をめやすにしましょう。20万円手取りがあるなら2万円を貯金に回します。

家族と住んでいる場合

家族と住んでいる方は、住居費や食費等がかからない分貯めやすいので、手取りの40%を目安に貯金していきましょう。20万の手取りなら8万円を貯蓄します。家に5万円入れたとしても、7万円は自由に使うことができます。

必要な貯金額は?

また、いくら貯めればいいのか、貯金額はどれくらい必要か、というところも気になるところです。
まずは生活予備費を貯めましょう。必要な貯金額として、「1年分の生活費」を一つの目安にしたいです。仕事を辞めて、次の仕事を探すまでの半年分を確保しておくべきだ、と言われていますが、半年はあっという間でとても短いです。不測の事態にも対応できるように1年は無職でも暮らしていけるようにしましょう。
毎月の生活費が20万円だったとしたら、生活予備費として240万円は必要です。

予備費が貯まったら、次は自分の将来の夢に向けて貯めていきましょう。それは例えば結婚資金を貯める、マンションを買う頭金を作る、留学をする、などです。
お金は急に貯まりません。だから、無理のない額を毎月積み重ねていくことが大事です。時間をかけて若いうちから、今から、貯金をしていくことをおすすめします。

お給料は自分の手元に入る前に、貯金分を先取りして確保しておくと良いでしょう。
財形貯蓄制度のある会社にお勤めでしたら、制度を利用したいですね。税制的に優遇されています。

終わりに

いかがでしょうか。
貯金は、自分のためのものです。自分を守るためには、貯金は必要なのです。
誰しも、生きていくためにはお金が必要です。そしてやりたいことを叶えるにもお金がかかるものです。
今の生活を楽しむことも大切ですので、我慢しすぎないようにバランスを取りながら、貯金をしていきましょう。

この記事のライター

ファイナンシャルプランナー(CFP)。女性向け資初心者セミナーや個人相談を開催。カラー診断、スタイリスト。お金とおしゃれで応援。

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