誘惑に負ける体制が整っているのかも…? ブレない意思で誘惑に打ち勝つコツ



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誘惑に弱いんです……

「やるって決めても、いつも途中でやめてしまう」、「やる気スイッチが入ってもすぐ誘惑に負けてしまってテレビやYouTubeを見ちゃう……」こんな風に最初はやるって決めていても、ついつい回りの誘惑に負けてしまう人も多いはず。

そんな誘惑に負けやすい人はどんな人なのでしょうか?
そして誘惑に負けずに、強い意思をつらぬくためにはどうすれば良いのでしょうか? 今回はそんな「誘惑」をテーマに、強い意思作りの方法を解説していきます。

部屋が散らかっていると誘惑に負ける

突然ですが、みなさんのお部屋は片付いていますか?
部屋に限らず仕事机の上もそうです。これらが散らかっていると「誘惑に負ける体制」が整っていると言っても過言ではありません。人間が視界から受ける影響は凄まじく、オハイオ州立大学のスロウツキー博士の実験で、パソコンから映し出された写真と聴覚刺激(音声)に人々がどのように反応するかを調べたものがあります。

その結果、視覚的な刺激には100%の人が反応しましたが、聴覚的な刺激に反応した人は0%でした。このように視界から得る情報は強い影響を与えることがわかっています。

例えば皆さんが人と話していて、その人の回りをハエが飛んでいたら、気になって話に集中できないでしょう。
誘惑に負けるということはこのハエの現象と同じ。部屋が散らかっているだけで集中力が無くなり、つい他のことをやりだしたり、やる気が無くなり誘惑に負けてしまうのです。仕事ややるべきことの前に部屋の整理をしていたら、夢中になってしまい本格的に掃除をし始めて、やるべきことに手がつかなかった。こんな経験、一度はあるはずです。常に身の回りをすっきりしておくだけでも、気が散る材料が減り、誘惑に強くなります。

スマホはもっとも身近な誘惑&言い訳に

さらに気を付けたいのが「スマホを机の上に置く」ことです。仕事机の上にスマホを置いていませんか? ダイエットをしようと思ったときにタイマー代わりにスマホを使っていませんか? これだけであなたのやる気が無くなり、誘惑に負けてしまうシステムが出来上がってしまいます。

机の上にスマホがあります。そこでLINEや他のアプリなどから通知が来てランプがチカチカする。これだけで、普段スマホを触っている時間が長い人は、スマホが気になって仕方なくなってしまうでしょう。それを「ちょっと休憩」と言わんばかりに開いたが最後。SNSのチェックやネットサーフィンが始まってしまい、そのままやる気がなくなってしまいます。

便利がゆえに、つい言い訳に使ってしまうのがスマートフォン。このようなサイクルが起きやすいのです。たとえスマホを見ずとも、ランプやバイブだけで集中力は途切れます。集中力が途切れるということは誘惑にかなり負けやすくなっている状態なのです。

余計なものは置かない&使わない

現代最強ツールのスマホ。
今や、SNSだけに止まらず、仕事ができたり、お金が稼げたり、映画を見たりと常に手放せないアイテムとなりました。けれど、誘惑に打ち勝つ自分を作る上では弊害が多いツールでもあります。

ちょっと休憩がてらスマホを見ていたらあっという間に1時間。
「今日はいいや」 とやるべきことをすっぽかしてしまった経験がある人も多いはず。その誘惑に負けないように、仕事机にはスマホや余計なものは置かない。スマホはカバンに入れ、バイブにも気が付かないような環境をつくることが大事です。メモをスマホで取るなどはご法度。きちんと紙のメモ用紙を使いましょう。ちなみにスマホのメモを取っても忘れやすいということも、心理学会では言われています。

ダイエットのように、仕事以外のやるべきことをしているときにもスマホとは距離をとりましょう。タイマー機能もあって便利ですが、運動のときだけは別のアイテムを使うというように、ルールを決めておくだけで、最強の誘惑ツールからあなたを遮断することができます。

誘惑に負けないアイテムがある

これが「誘惑に負けやすい人の特徴」で、「誘惑に強くなる方法」です。
ダメ押しで、もうひとつ強い意思を貫くためのアイテムをこ紹介します。これがあるだけで、さらにあなたは誘惑に負けづらい人間になることができます。誰でも持っていて、手軽に準備できるアイテムです。

それは「鏡」。
仕事机にちょうど自分の顔が映る位置に鏡を置きましょう。集中力が切れてきたときに鏡があることで、今の自分と理想の自分を比べることができるようになります。それによって「これではいけない」 と気を引き締めることも。
このような思いを「自己認識力」といいます。鏡に映る自分をみることは、この自己認識力を高めることが出来るのです。仕事机でなくても、自分の部屋に鏡を置くのも効果的です。食事するテーブルに置いておくというのも良いでしょう。

「鏡に映る自分が情けない。よし、やるぞ!」と気持ちのエンジンをかけてくれるのが鏡。机や部屋に置いて、その威力を実感してみてください。

スマホは手放し、鏡をそばに置く

いかがでしたか?
一度心に決めて動き出しても、やる気が無くなったり誘惑に負けてしまう。ほとんどの方がそうです。

決めたことをやり遂げられるのは、わずかしかいません。つまり、やり遂げる力があることは立派な能力となるのです。あなたが変われば、人生も変えられる。そのための術を教えました。あとは実践するだけ。人生か「頑張る」ことも大事ですが、「いかにコツを掴んで目的を達成するか」も大事です。
意思を固く、やりたいことをやり遂げられる人になってくださいね。