【大木光さん考案】かきあげ前髪は血色チークで女っぷりを上げて #ヘアとメイクの方程式



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垢抜けた“大人かわいい”を作るためには、ヘアとメイクのバランスが重要。
どれだけヘアに力を入れてもメイクが微妙だとアンバランスに、逆にメイクに力を入れてヘアが雑に見えてしまうと痛々しい印象になってしまいます。アンバランスな組み合わせで、野暮ったく見えてしまう「惜しさ」はなんとしてでも回避したいところ。

そこで、インスタグラムで20万人ものフォロワーを束ねる人気スタイリスト、大木光さんが計算し尽くした“大人かわいい”の作り方をご紹介。ヘアスタイルとメイクをかけあわせて、失敗知らずのワタシをつくりましょう。

伸ばした前髪をかきあげてハンサム印象をつくる時は、肌に女っぽさをプラスするのがキモ。そうすることで、バリキャリのような「強い」イメージでなく、女性らしいヘルシーさを演出することができます。髪にはオイル、顔には骨格チークを意識して立体的なツヤをまとって。

【ヘア】前髪を立ち上げにはピンを使うとラク!

かきあげバングを作りたい時は、分け目にピンを使うのがおすすめ。軽く髪を濡らして分け目を決めたら、髪の根元にピンを差し込み前髪がふんわり持ち上がるようにクセをつけておきましょう。軽くドライヤーをあてるとキープ力も増して、顔周りに自然なカーブができます。

顔周りやサイドを軽く外巻きにしたら、オイルをつかって髪にツヤをプラスしていきます。毛先に動きをつけるようになじませていきましょう。

ポイントは、髪の内側から少しずつオイルをつけること。オイルの量が多すぎたり、なでつけるように塗ってしまうと髪がべタッとして不潔な印象になってしまう可能性も。前髪はバランスを見ながら指で少しずつつまむようにしておくと自然な束感がでて◎。

【使用アイテム】
ReAn HAIR&SKIN OIL ヘア&スキン オイル 50ml

髪が多少痛んでいても、オイルのツヤでカバーできちゃうのが嬉しいポイント。

【メイク】目元と口元は引き算を意識して

エトヴォス ミネラルマルチパウダー リネンベージュ
アディクション ザ アイシャドウ 30 リゴレット/73 ドルチェヴィータ
ローラ メルシエ キャビアスティック アイカラー 32 METALLIC TAUPE
セルヴォーグ ディグニファイド リップス 04 ピンクブラウン

アイメイクを中心としたメイクが好きな方も、かきあげバングの場合は引き算を意識して。ギャルのような強い目元は古っぽい印象になってしまいがち。アイホールに肌なじみの良いエトヴォスのミネラルマルチパウダー リネンベージュ、そして二重幅にアディクション ザ アイシャドウのドルチェヴィータ(濃いブラウン)を重ねます。立体感を足す程度にアイホールの真ん中に30番、リゴレットのラメをプラスして仕上げて。

涙袋の目頭側にローラ メルシエのキャビアスティック アイカラーでちょこんとラメを足しておくと、瞳の白さが際立ちます。

リップも同様に、肌なじみの良いセルヴォーグのピンクブラウンを。目元と口元のカラーを統一することで、チークが主役のメイクを楽しむことができます。

チークが主役! 高めの位置に入れて可愛らしい印象に

このメイクの主役であるチークは、RMKのカラーユアルックブラッシュに決定。しっかり塗っても厚塗り感が出ないので、しっかりと筆にとって肌に乗せていきましょう。03 グラウンドはオレンジとベージュが混ざったような上品カラー。内側からじゅわっとにじむような血色感を演出してくれます。

RMK カラーユアルックブラッシュ 03 グラウンド

かきあげた前髪は男性的な印象に見えてしまうので、チークは高い位置に入れてかわいらしさを持たせて。アイメイクとリップをつなぐように、頬骨の高い位置からふんわりと丸い三角をつくるように筆先で丸を描くイメージです。骨格のカーブに沿わせることで、チーク本来の役割である「立体感」が出ます。

顔のつくりがわかりやすいかきあげバングはとにかく肌が本来持つ女っぽさを全面に出すのが大切です。たっぷりと化粧水を染み込ませて保湿した肌で、モチッとしたハリ・ツヤを押し出して。派手なカラーをたくさん使わずとも、これだけ女性らしさが出せるのは自分の骨格を理解し、それを活かす術を知っているからこそ。自分の表情や顔の形を生かしたメイクを楽しんで。

ヘアメイク:大木光

外部活動が多い中、サロンワークを中心としヘア、メイクと年間2000人以上の女性のお客様を担当。トレンドだけに左右されず、骨格や顔型、ライフスタイルに合わせたスタイルやパーソナルなカラーをご提案。
instagram:https://www.instagram.com/hikaru027/?hl=ja