在宅勤務のストレス太りに注意!食べ過ぎ防止を叶える3つの薬膳食材とは



[記事内に広告が含まれています]

ストレスを食で解消するのは頑張り屋さんの証拠?!

筆者は仕事柄、日々様々な女性のカウンセリングをしておりますが、ストレスを食で発散させてしまうという方はいつも何事にも一生懸命で、周りにも気を遣える頑張り屋さんに多い印象を持っています。このタイプの人は、筆者の専門分野である薬膳では、“気の巡りが悪くなっている状態”だと考えます。

気とは何かといいますと、身体を動かしたり体を温めたりする生命エネルギーのこと。聞き慣れない言葉かもしれませんが、車に例えるとガソリンのようなイメージです。ガソリンがないと車は走りませんよね?私たちの体も一緒でエネルギーである気がないと元気に動くことができないのです。

この気はスムーズに巡っているのが理想ですが、ストレスが原因で巡りが滞ります。スムーズに巡れない気は苦しくなる為何かしらの方法で発散させなければならないのですが、そのストレスをお酒や食で紛らわせる方が多いように思います。
食べ過ぎ飲み過ぎることで胃に熱がこもってしまういわゆる“火に油を注ぐ”状態になりますので、食べても食べても満腹感を得られなく食欲が止まらないというメカニズム。

つまり、食べ過ぎ防止を叶えるキーワードは“気の巡りをよくすること”と“胃にこもった熱をクールダウンさせる”この2点になります。

どんな食材を食べるといい?

#トマト
特にイライラが強い時におすすめしたいのがトマト。イライラした気を静め、胃にこもった熱をクールダウンしてくれるので食べ過ぎ防止を叶えるお助け食材です。

#大根
大根は興奮した気分を下げる働きが期待できます。また食べた物をスムーズに流してくれる働きが期待できますので食べ過ぎて胃の調子が悪くなった時のケアにも◎

#セロリ
食べるアロマテラピーといわれているセロリ。気の巡りをスムーズにしてくれるのでイライラした気持ちを静め、気持ちを落ち着かせる働きも期待できます。利尿作用もありますので、むくみケアにも◎。

ストレスの原因はなんだろう?

食事を見直すことも大切ですが、そもそもあなたがストレスに感じていることとはなんでしょうか?在宅勤務でのストレスもそうですが、私たちの日常には色々なことが起きます。自分が「これはストレスに感じる」というものがはっきりしていないと、いつまでもストレスを何かで発散する日々が続いてしまうので自分と向き合う時間をつくってほしいと強く思います。

こうお伝えするのは他でもない、私自身が食でストレスを発散して心身ともに不調な時期が長かったから。会社員として働いていた当時、本当にストレスだらけで毎晩ビールでストレスを発散していました。その結果、いつもどこか体調が悪く、気持ちも不安定。

そんな自分から卒業したくて、食の選択を変えるとともにストレスの原因と向き合う時間をつくりました。向き合う時間はしんどいものですが、その結果自分のストレスとなるものに気付き、食で発散することが減り心身の不調も少しずつ改善されていきました。

食と向き合うことは、ココロと向き合うこと

きれいごと?と思われるかもしれませんが、食と向き合うことは自分のココロと向き合うことだと思います。その証拠にストレスが溜まってくると食生活が適当になってしまい、食や暮らしを大事にしている時は気持ちに余裕ができませんか?

自分のストレスと向き合うって本当に大変な作業です。しかし、ココロと体は繋がっていることは皆さん自身感じていることではないでしょうか。この部分を見ないふりをしてしまうといつまでたってもストレスを食で解消する日々が続いてしまうように思います。

ご紹介した食材を摂り入れるとともに、せっかくできたお家時間を利用して自分のストレスと向き合う時間をぜひつくってみてくださいね。