貯金10万円以下、カード返済に追われる…隠れ貧困を抜け出すには?



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隠れ貧困さんって?

他人から見ると、いつも予定いっぱいで楽しそうに友達と出かけ、新作アイテムも抜け目なくチェックするキラキラ女子は輝いてみえるかもしれません。ですが、そのキラキラ女子の裏側はなんと「隠れ貧困」だった……?! なんてこともあるかも。隠れ貧困さんの特徴・陥りやすい人の特徴をチェックしていきましょう。

【隠れ貧困さんと隠れ貧困に陥りやすい人の特徴】

・貯金残高が10万円以下
・毎月のマイナスはボーナスで返済
・ローンや支払いがあるのに、また買い物をしてしまう
・クレジットカードを何枚も使っている
・リボ払いを利用している
・お得なものに弱い
・ストレスは買い物で発散する
・大きな出費も「自己投資」などの理由をつけて許可してしまう
・毎月使うお金の変動が激しい
・使った金額を把握できていない

皆さんはどうでしょうか? 自分が持っている入出金をしっかりと把握し、その範囲内でお金を使うことができているでしょうか。このように貯金がない状態なのに、リボ払いやボーナスをアテにお金を使い続けてしまう人のことを隠れ貧困と呼びます。自分が持っているお金以上のものを、何かと理由をつけて買ってしまう……そんなひとは隠れ貧困になる確率も高め。自分に合った金銭感覚を取り戻す必要があります。

もしこのような隠れ貧困状態に陥ってしまったら…? 隠れ貧困を抜け出せるよう、計画的な行動することが大切です。

隠れ貧困を抜け出す4つのステップ

お金の出入りを把握すること

隠れ貧困から抜け出すにはとにかくまず、自分のお金の流れを把握することです。
まずは自分に入ってくるお金がいくらなのか? そして、月々使っているお金がどれくらいなのかをそれぞれ把握しましょう。そのあと、毎月払う必要があるローンやリボ払いの残高を確認します。
このような請求は「借金」だと捉えて、まずこれらを返済することからスタートさせて。

【精算期間】ローン・リボ払いなどを返済する期間に

まずは、クレジットカードの枚数を1〜2枚にまで減らしましょう。この期間はとにかく使うことを抑えて、請求を返済する期間として捉えて。とくにリボ払いは金利が高いのでなるべく早めに返済
するように。少額の返金では終わりが見えないどころか、金利で恐ろしい金額を払うことになってしまいます。
この時期は今まで自分がやってきた散財を自覚する期間として、とにかく返す意識を持つことです。収入から、生活費を引いた金額を金額を導きだし、それを元に返済金額を設定して。

【やりくり見直し期間】お金の出入りを把握し、やりくりするトレーニング期間

返済が終わったら、次は今の生活を見直すタイミングです。自分に入ってくるお金以上にお金を使ってしまう人はやりくりができていない可能性大。この期間にできることとしては固定費の見直し(スマートフォンのプラン変更・電気代やガス代などの見直し)、持ち物の整理と見直し、そして銀行口座の整理など。
エアコンの掃除や、トイレの大小など小さなことでもいいのでコツコツと、高くなった生活レベルを身の丈にあったレベルまで引き下げていきましょう。

【積立・投資期】毎月の貯金額を設定、投資などを始める期間

収入の中でやりくりができるようになったら、次は毎月の貯金額を設定しましょう。「収入の10%を目標にする」など目標を決めて貯蓄をできるように工夫してみましょう。先取り貯金の他にも、イベント(友人の結婚式や旅行)などシーズンによって必要になる特別費なども計算に入れておくと良いでしょう。積立貯金や投資など、お金を貯める・運用するところまで計画ができるようになれば、完全なる脱・貧困!

一気に貯金に踏み込むのではなく、ステップを大切に

やりくり上手でない方が、一気に貯金を始めるのは至難の技。
ステップに合わせてそれぞれのアクションを決めていきましょう。最初のうちは自由に使えるお金が少なくストレスだと感じることもあるかもしれませんが、一度耐えることができると自分の生活レベルを把握して予算内でのやりくりができるようになりますよ。脱・隠れ貧困を目指して! 安心感のある生活を送りましょう。